株式会社サイバーフロントは、6、7月の発売予定タイトルを発表した。今回発売が明らかになったのは、デジタルアクセサリー集「アイドル雀士スーチーパイ デスクトップで遊んじゃおう」、名作3Dアクションシューティングの新作拡張キット「ハーフライフ：ブルーシフト」、ポリスコンバットアクションの名作「SWAT3」の拡張版「スワット3：エリートエディション」の3タイトル。

　「アイドル雀士スーチーパイ デスクトップで遊んじゃおう」は、アーケードを始め、コンシューマ市場を賑わせた麻雀ゲーム「スーチーパイ I」「スーチーパイ II」「スーチーパイ III」の人気キャラを完全網羅したデスクトップアクセサリー集。

　壁紙、スクリーンセーバー、各キャラクタのデータベース、主題歌(MP3形式)、サウンド集（Wave形式)などが収録されているほか、スーチーパイが麻雀のルールを優しく教えてくれるモードも用意されている。案内役を務めるスーチーパイの声は、シリーズを通して彼女のCVを担当した、かないみかさんが担当。そのほか、こおろぎさとみさん、西原久美子さんなどが出演する。収録音声はいずれも新規録音。
　発売日は6月22日、対応OSはWindows 95/98/Me、価格は5,800円。

ちょっとエッチな壁紙やスクリーンセーバーや壁紙がたっぷり収録されている

　「ハーフライフ：ブルーシフト」は、海外でロングヒットを飛ばしているファーストパーソンシューティングの最新作。拡張キット「オポージングフォース」に次ぐ、拡張キット第2弾だが、本編も同梱しているため、これ単体で遊ぶことができる。日本語マニュアル付き英語版タイトルながら、欧米とほぼ同時発売という同社の意欲作だ。

　今回のゲーム内容は、とある研究所の警備員のひとりとなり、科学者の警護を行なうことになる。といっても、単純に科学者の保護とセキュリティガードだけ勤めればいいわけではなく、施設内の制限区域に侵入して、研究所の秘密を暴くという目的もあるようだ。最大32人までのマルチプレイに対応。
　なお、本タイトルには先ほど紹介した「オポージングフォース」も同梱される。発売日は6月29日、対応OSはWindows 95/98/Me/2000、価格は7,800円。

「ハーフライフ：ブルーシフト」。グラフィックエンジンは、ざらみのある独特の風合いが特徴的な「Half-Lifeエンジン」を採用している

　最後の「スワット3：エリートエディション」は、完全日本語版で7月29日の発売を予定。「SWAT3 完全日本語版」ユーザーを対象にした廉価でのアップグレードサービスを同社のホームページ上で行なう予定とのこと。
　グラフィックエンジンは「SWAT3」から変化はないが、ネットワークを介したマルチプレイに対応したことで、楽しみがグッと広がっている。加えて、ファン有志が独自開発してネット上で公開しているMOD(マップ/アイテム/キャラのテクスチャなどを追加するデータ集)を手軽にインストールするための「MODセレクター」を同梱。同シリーズのファンならぜひ押さえておきたい注目作だ。対応OSはWindows 95/98/2000、価格は9,800円。

「スワット3：エリートエディション」。エリートエディションでは新たに5つのミッションが追加される

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□サイバーフロントのホームページ
(5月10日現在、この件に関するニュースは掲載されていない)
http://www.cyberfront.co.jp/

(2001年5月10日)

[Reported by 中村聖司]