株式会社アンバランスは、漫画家水木しげる氏が48種類すべての札のデザインを手がけた花札ゲーム「妖怪花あそび」を8月9日に発売する。対応OSはWindows 95/98/Me/2000、価格は3,980円。

　「妖怪花あそび」は、やのまんが水木しげる作画活動50周年を記念して製作した同名の花札製品をデジタル世界に再現したもので、ゲームプログラムそのものはアンバランスの「お父さんのための花札てんこもり」を流用している。

　遊べる花札ゲームは「こいこい」「花合わせ」「はちはち」に加えて、「妖怪花あわせ」「エロイムエッサイム」という2つのオリジナルゲームを収録。ゲームモードは、コンピュータとの対戦のほか、同社のゲームサーバー「Balance Online」を使った2～3人までのマルチプレイにも対応している。

　水木しげるデザインの花札には、鬼太郎や一反もめん、座敷わらしなど、同氏の作品に登場するお馴染みの妖怪たちが1体ずつ描かれ、独特の雰囲気を醸している。あまりの変わりように、元の札が何かもわからないものすらあるぐらいだ。ともあれ発売が楽しみな1本である。

【スクリーンショット】
場にたまった妖怪どもの威圧感が凄い。夕日をバックにカラスの群にぶら下がって飛んでいる鬼太郎のイラストがいい感じだ

【オリジナルゲーム】
オリジナルゲーム。「妖怪花あわせ」「エロイムエッサイム」とも詳しいルールは不明だが、いずれもひと癖ありげな雰囲気だ

(C)水木プロ/やのまん (C)2001 UNBALANCE Corporation.

□アンバランスのホームページ
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(2001年5月8日)

[Reported by 中村聖司]