アテナ、原作やTVアニメの世界を忠実再現
PS2「勝負師伝説 哲也」

6月21日 発売

価格:5,800円



 株式会社アテナは、プレイステーション 2用ソフト「勝負師伝説 哲也(ギャンブラーでんせつ てつや)」を6月21日から発売する。価格は5,800円。

 「勝負師伝説 哲也」は、週刊少年マガジン連載中の原作「哲也 ~雀聖と呼ばれた男」およびTVアニメ「勝負師伝説 哲也」を麻雀ゲーム化したもの。
 終戦後、昭和21年の新宿を舞台に、後に雀聖と呼ばれる主人公“坊や哲”こと「哲也」を中心に、玄人(バイニン)と呼ばれる凄腕の雀士たちが繰り広げる息詰まる対局を軸にストーリーが展開する。

 ゲームモードは、主人公「哲也」が、原作ストーリー同様に個性的な玄人雀士たちと対局する「シナリオモード」、シナリオモードに登場する玄人から面子を選んで対局する「勝負師バトルモード」、イカサマ技を使用しない一般的な麻雀が行なえる「フリー対局モード」の3つ。

 シナリオモードおよび勝負師バトルモードでは、他の雀士たちに勝利することで“技ポイント”を入手していく「スキルアップシステム」を採用。「勝負師伝説 哲也」の世界では、登場する玄人雀士たちは皆「玄人(バイニン)技」と呼ばれるイカサマを得意としており、プレーヤーは技ポイントを、それぞれの技に割り振ることで「玄人技」が使えるようになる。

 「玄人技」は、「積み込み系」、「牌操作系」、「コンビ技系」に大別され、下位の技を覚えていくことで徐々に上位の技も使えるようになる。「玄人技」は対局を有利に進める上で重要なポイントとなるが、使えば必ず有利になるものではなく、対戦相手が警戒していたり山が少ないなどの不利な状況では成功率が下がり、技を使おうとすると警告が出されてしまう。
 技の成否は哲也の“技レベル”と“玄人レベル”によって決まり、メニュー画面に表示される技の成功率を見ながら状況に応じてレベルの高い技を繰り出せば、例え強い玄人相手でも技が成功するようになるという。
 また、「ラックコントロールシステム」と呼ばれる機能で、打牌や和了りなどの駆け引きによる「運の流れ」を表現。「運」は画面上に数値で表示されており、良い打牌や和了をすれば運は上昇するが、意味のない打牌や振込みをすれば下がってしまうことから、対局を有利に進めるためには運の流れを絶たないような打ち回しが要求される

 このほか、シナリオモード中はTVアニメーション版ムービーが、対局中はカットインアニメーションが、それぞれ随所に挿入される。声優陣は、すべてTVアニメーション版と同じ配役となっている。「玄人技」は「ツバメ返し」、「左手芸」などの動作を3D視点で閲覧することが可能。竹牌や木製卓は3Dモデルで質感を表現したことで、対局の舞台となる戦後の雀荘が持つ雰囲気を楽しめるとしている。

【スクリーンショット】

(C)さいふうめい・星野泰視/講談社/「哲也」製作委員会 (C)Athena 2001

□アテナのホームページ
http://www.athena-game.co.jp/

(2001年4月20日)

[Reported by 北村孝和]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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