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アクアシステム、全てにおいてリアルさを追求した |
価格:8,800円
株式会社アクアシステムは、リアルさを追求したエアライン・フライトシミュレータ「銀翼 (ぎんよく) 」を6月8日から8,800円で発売する。対応OSはWindows 98/Me/2000だが、現状ではWindows 2000で動作させた場合極度の処理落ちが発生する場合もあるとしている。
同社はこれまで旅客機フライトシミュレータ「Jet Stream」や軽飛行機シミュレータ「エアロスバルFA-200」などを開発してきたが、従来シリーズのバージョンアップでは機能的に限界があるとして、2年間をかけ新しいシミュレーション・エンジンの制作を行なってきた。今回発表された「銀翼」はそのシリーズ第一弾であり、ボーイング777-200を再現した旅客機シミュレータ。
「銀翼」では、徹底的にリアルさにこだわったという。ジェットエンジンや各動翼、ランディングギアなど全て独立してシミュレートし、各パーツのグラフィックと連動させている。各部位を独立させたことで、エンジン1基破損時の緊急着陸や、着陸姿勢による接地時の機体バランスの違いといった細かいところまで再現されるという。
コクピット内部に関しては、パイロット席とコパイロット席とを視点変更できる。また、スイッチやレバーに関してはマウスで操作することができ、もちろんその結果は飛行にも反映される。
地上の景観は、高度数値地図から生成した3D地形図に対し衛星写真をテクスチャとして貼り込んでいる。また収録された39の飛行場の中で羽田空港、関西国際空港、福岡空港の3空港に関しては、航空写真をベースに実見取材まで行ない再現したという。収録された39の飛行場以外に関しては、アドオン・シーナリーとして今後追加販売していくという。
このほかにも、有視界飛行を行なう際に乱気流の揺れを防ぐため雲の分布情報を知らなければならないことから、日本の地域別の雲と風の分布パターンをデータベースとして持っているという。高度別に3階層のシミュレートを行ないさらにランダム要素も加味した上でリアリティ溢れる飛行が楽しめるという。
「Jet Stream5」に関してはビギナー向けのフライトシミュレータとして「銀翼」と併売されていく。
□アクアシステムのホームページ
http://game.watch.impress.co.jp/
□「銀翼」のページ
http://www.aquasystem.co.jp/www/ginyoku/ginyoku.html
(2001年4月12日)
[Reported by 船津稔]
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