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任天堂、本格的かつ手軽に遊べるシミュレーション |
軍ごとに異なるユニットのグラフィックなどビジュアル面を強化。各モードの充実も図られている |
「ゲームボーイウォーズGBA」は、'88年にファミリーコンピュータで発売されたシミュレーションウォーゲーム「ファミコンウォーズ」シリーズの最新作。判りやすいシンプルなルールと操作性を旨とするシリーズの特徴はそのままに、戦闘画面などのビジュアル面や、中級以上のプレーヤーも楽しめるよう各モードの充実が図られている。
シリーズ初登場となるモードは、「サクセンルーム」、「キャンペーン」、「ウォーズショップ」、「マップデザイン」の4つ。
「サクセンルーム」では、あらかじめマニュアルを読まなくてもすぐプレイできるよう、遊びながらルールや操作などが覚えられる。「キャンペーンモード」では、プレーヤーは“ショーグン”に指示を与えながら、シナリオに沿って各マップを攻略していく。同じマップでも選んだショーグンによって内容が違ったり、分岐や隠し面が出現する。「ウォーズショップ」では、「キャンペーン」および「トライアル」各モードでもらえる“ウォーズコイン”で新マップなどを購入することができる。「マップデザイン」では、マップのエディットやユニット配置などが自由に行なえる。エディットしたマップは通信ケーブルで他プレーヤーと交換することも可能となっている。
このほか、各マップを効率よくクリアして、その評価点を競う「トライアルモード」や、1人~4人で対戦が可能な「タイセンモード」、トライアルモードの点数やプレイするごとに上がる“経験の証”など、プレーヤーランクを確認できる「レコードモード」などを搭載している。
■ショーグン
プレーヤーから指令を受けて軍の指揮を担当する。一定の条件を満たすと、必殺技「ショーグンブレイク」が使用可能。雪を降らせる「スノーホワイト」や敵全軍にダメージを与える「ジャイアントウェーブ」など、ショーグンごとに内容が異なる |
地形ウィンドウを開いて地形パーツを配置。あとはマップに両軍ユニットを並べれば出来上がり。マップは3つまで保存可能。「ツーシンモード」の「マップトレード」を使えば、他プレーヤーにエディットしたマップを渡すこともできる |
視界の範囲しか敵が見えないモード。ユニットごとに視界の範囲が異なることから、上画面写真のように通信対戦ではお互いに表示される画面内容に差が出てくる |
索敵モードでは移動経路も重要なポイント。同じ場所に移動しても経路によっては相手に見つからずに済む |
□任天堂のホームページ
(4月11日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.nintendo.co.jp/
(2001年4月12日)
[Reported by 北村孝和]
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