マイピック、ジャパニメアクションゲーム
「Oni」を日本語版で発売

今夏 発売予定

価格:未定



 株式会社マイピックは、昨年Gathering of Developers(God)が発売した3Dアクションゲーム「Oni」を今夏に発売する。対応OSの詳細は未確定ながら、Windows版、Macintosh版の2種類の発売を予定。価格はいまのところ未定となっている。

 「Oni」は、“ジャパニメーション”という言葉なしでは内容を説明するのが困難なぐらい、日本のアニメに激しく影響を受けた様子がうかがえる3Dアクションゲーム。開発はXbox向けのアクションゲーム「HALO」の開発で知られるBungie Studios(「Oni」開発当時の社名はBungie Software)で、傘下に粒ぞろいのゲームメーカーを抱えるGODより発売されている。

 海外では、Windows版、Macintosh版のほかにプレイステーション 2でも発売されており、ゲーム内容もコンシューマ市場を強く意識したゲームパッドでのプレイを前提としたものになっている(PC版はマウス、キーボードにより操作)。「Oni」の最大の特徴は、パンチ、キック操作に、前後/左右移動やジャンプ、屈み操作を交えることにより繰り出せる数々の必殺技にある。しかも、ひとつの技を次の技へと連続的に繋げることが可能で、自分だけの必殺技(日本で言えばスペシャルコンボ)を編み出すこともできる。

 上記の特徴だけでも海外市場では十分目新しいゲーム内容といえるが、さらに「Oni」は、主人公にアニメ顔をした女性キャラを採用し、彼女が繰り出す必殺技も回し蹴りや巴投げ、前転宙返りで敵の背後に回るなど、「ピストル持った相手にそう攻めるか」と思わず突っ込みを入れたくなるような要素が満載されている。要するに日本のヒロインアニメをそのままゲーム化したような内容になっているわけだが、彼女の基本技であるパンチとキックをヒットさせると、かなり大げさなエフェクトが見られるほか、連続技を決めると、突然ゲームがポーズされ、いきなりリプレイ再生が始まるなど、遊び心いっぱいの作品に仕上がっている。海外では異様なほどの人気を集めているタイトルだけに、日本語版での発売が楽しみだ。

【スクリーンショット】
ゲームは常に3人称視点で展開していく。本文中でゲームパッド前提と書いたが、PC版はマウス+キーボードで操作する。マウスによる素早い視点変更が魅力

(C)2001 GodGames

□マイピックのホームページ
http://www.mediaquest.co.jp/
□「Oni」のホームページ(英文)
http://oni.godgames.com/main.htm

(2001年4月9日)

[Reported by 中村聖司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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