エルゴ、PS2用日本語入力システムミドルウェア発表
斬新な円形の文字入力パレットを採用

文字入力パレット。画面は開発中のものです
4月 ライセンシへの提供開始

 株式会社エルゴソフトは4月から、プレイステーション 2用日本語入力システムのミドルウェア「EGCONVERT for "PlayStation 2"」のライセンシ各社への提供を開始する。

 「EGCONVERT for "PlayStation 2"」はプレイステーション 2のアナログコントローラで日本語の入力を行なうことを前提に設計されたいわば専用設計で、小型円形の特殊なインターフェイスとなっている。外周で“あかさたな”を選択し、内周に表示される文字を最終的に選択する2タッチ入力を採用しており、同社ではソフトキーボードに比べ約10倍の早さで入力できるとしている。また、画面占有率が低いことも特徴の一つに挙げている。日本語変換エンジンはパソコンでも発売されている「EGBRIDGE」のエンジンを採用。

 同社では「多くのタイトルで日本語の入力を行なう場面が増えることから、より簡単かつ高速な日本語入力が必要」と開発経緯を説明している。4月からプレイステーション 2ライセンシ各社への提供が開始されるため、今後このシステムを使ったゲームソフトやブラウザソフトなどが登場してきそうだ。

□エルゴソフトのホームページ
http://www.ergo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.ergo.co.jp/news/egconvert.html

(2001年4月5日)

[Reported by 船津稔]

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