東京ゲームショウ2001春レポート[携帯ゲーム編]




 今回、出展タイトルの中で特に勢いを感じたのは携帯ゲーム機用ソフト。発売直後のゲームボーイアドバンス、そしてワンダースワン用の新作がこれでもかと言わんばかりに各ブースに展示されており、実機で遊べるものもかなりの数であった。今までの未発表タイトルを中心に、GAME Watch的注目タイトルを紹介する。


ワンダースワン

 主にバンダイブースに集中していたワンダースワン用ソフト。実際に触れて遊ぶことができるものが多く、スクウェア作品を始め、かなり注目を集めていた。

  • ファイナルファンタジーII(スクウェア)

     ファミコンで発売されてあまりにも有名な同タイトルのリメイク版。グラフィックはとても見ばえがよかった。操作感覚はオリジナルに近い。5月3日発売、価格は5,200円。

  • Blue Wing Blitz(スクウェア)(映像出展)

     スクウェアブースで映像出展。「フロントミッション」の主要スタッフが制作中のシミュレーションRPG。飛行機を題材にした「空戦ファンタジックロマン」。キャラクターイラストレーションは池田信行氏。6月5日発売予定。

  • STAR HEARTS(バンダイ)

     ビジュアル総監督にイラストレーター横山 宏氏を起用したアクションRPG。氏はキャラクタ、モンスター、アイテムデザイン、イメージビジュアルを担当。男女いずれかの主人公を選び、共に冒険するペットを選択してゲームスタート。ハイパーボイス機能により、別売のヘッドフォンアダプタを使用すると通常のBGM、効果音に加えて環境音などが挿入されるという。また、ワンダーゲートにも対応。「仮想流通」の世界に参加でき、ネット内で価格や品揃えが変化する。各種の記念日イベントやカードの発行が行なわれ、レアアイテムやネット内ショップの利用が可能。見た目にもきびきび動いており、快適なプレイが楽しめた。

  • ポケットの中のDraemon(バンダイ)

     「ミニドラ」を育てる育成コミュニケーションゲーム。のび太、しずか、スネ夫、ジャイアンの性格をしている4タイプのミニドラがいる。ドラえもんと会話をし、仲良くなってミニドラを育てる。ミニドラを育てる過程で、ドラえもんとの会話が影響を及ぼす。ミニゲームもあり。5月発売予定。

  • MOBILE SUIT GUNDAM MSPLATOOON.COM(映像出展)

     「機動戦士ガンダム」の「一年戦争」をテーマとしたオンラインを利用したシミュレーションゲーム。プレーヤーは小隊長となって、4つの戦場に参戦する。連邦軍とジオン軍のどちらかを選択可能。作戦行動を決定し、2時間ごとに戦況に合わせて更新していく。戦う相手は同じくネットワークにアクセスしているプレーヤー。同社がブラウザを利用して展開しているオンラインゲーム「トレジャー オブ ゲノム」のシステムを思い起こさせるシステム。ワンダーゲート対応で、秋に発売を予定。HMDによる出展で、多くのプレイ待ちの列ができていた。



「STAR HEARTS」(バンダイ) 「MOBILE SUIT GUNDAM MSPLATOOON.COM」(バンダイ)


ゲームボーイアドバンス

 3月21日に本体と同時に25本のソフトが発売されて話題を呼んだが、今回のゲームショウにも多数の作品が公開になっていた。今最もアツいハードのひとつであることは間違いない。

  • ポケットミュージック(任天堂)

     GBAの各ボタンをフルに使う(スタートボタンやセレクトボタンまで!)ギター、ドラム、ベースなどの多彩な楽器を演奏するゲーム。通信ケーブルを使用することで、4人までのセッションプレイが可能。コンパニオンによると、ゲームではなくむしろGBAを使った楽器だとアピールしていた。画面に表示される音符の長さ(ボタンで指示されている)だけ、ボタンを押し続ける必要があるぶん、楽器を弾いている感覚に近かった。

  • ゲームボーイウォーズ FOR GAMEBOY ADVANCE(任天堂)

     「ファミコンウォーズ」、「ゲームボーイウォーズ」と続いたウォーシミュレーションシリーズの最新作。GBA版はシリーズ共通の遊びやすさを残しつつ、戦闘がパワーアップ。軍を指揮するキャラ「ショーグン」が登場。特定条件で敵方の天候を変化させたり、全部隊に補給ができたりなど、キャラによって特殊な能力があるなどの変化があり。また、キャンペーンモードが追加され、このモードのマップをクリアすることで部隊のユニットの種類が増えていくという。5月発売予定。
     ほかにも「マリオカートアドバンス」、「黄金の太陽」も出展され、携帯型ゲームコーナーの中でももっとも人を集めていた。

  • 風のクロノア ~夢見る帝国~(ナムコ)

     既報の「風のクロノア」シリーズ最新作。ナムコブースと携帯ゲームゾーン両方でプレイアブルで展示中。直感的に遊べるパズル要素の強い作品。謎解きの達成感も高い。グラフィックもかなりきれいという印象を受けた。

  • ボンバーマンストーリー(ハドソン)

     1カートリッジ対戦に対応した「ボンバーマン」。「爆風に触れるとミス」というどこかしら懐かしさを感じるおなじみのシステムに、やられた後で場外から爆弾だけ投げられる「はみぼん」システムも採用されている。4月27日発売予定。

  • ハテナサテナ(ハドソン)

     イラストロジックパズルゲーム。完成後のグラフィックがかわいらしい。これは田中秀幸氏(フレイムグラフィックス)によるもの。今夏発売予定。

  • スーパーストリートファイターIIX リバイバル(カプコン)

     「スーパーストリートファイターIIX」をベースにした対戦格闘(既報。タイトルは決定)。プレイアブルで出展され、キャラクタは16人登場。グラフィックレベルはオリジナルにひけをとらない。A、Bボタンでパンチ、キックの通常技を出す方式で、ボタンを押している時間によって弱、中攻撃が切り替わる。強攻撃はLとRボタン。スーパーコンボもキャラごとにちゃんと用意されている。7月発売予定。
     また、「ファイナルファイト(仮)」は「ファイナルファイトONE」と名前が決定した。こちらも高画質ながら、オリジナルのプレイ感覚をバッチリ表現。キャラクタも大きい。5月25日発売予定。
     既報の「優駿ラプソディ~♪」、「ブレス オブ ファイア~竜の戦士~」を含め、携帯型ゲームゾーンと合わせて、カプコンはかなりの数のゲームを出展。

  • メダロット・アドバンスド カブトバージョン/クワガタバージョン(イマジニア)

     GBでシリーズ化している「メダロット」のアドバンス版。グラフィックがよりキレイになった。今回出展されたものは戦闘シーン+α程度の完成度ということだ。発売日未定。



「ポケットミュージック」(任天堂) 「ハテナサテナ」(ハドソン) 「メダロット・アドバンスド カブトバージョン/クワガタバージョン」(イマジニア)


ゲームボーイ

 さすがに数は減ったが、こなれたハードということもあって、手堅い作品が目立った。

  • ガイアマスターDUEL カードアタッカーズ(カプコン)

     カードバトルゲーム「ガイアマスター」シリーズ最新作。ドリームキャスト版「ガイアマスター 決戦! 世紀王伝説」とともに出展されていた。また、ロックマンシリーズ最新作「ロックマン×2 ソウルイレイザー」もプレイアブルで出展。スーパーファミコン版「ロックマンX」「X2」「X3」がアレンジされ、ミックスされているお得なバージョンといえよう。今夏発売予定。

  • ZOIDS ~白銀の獣機神ライガーゼロ~(トミー)

     現在放映中のアニメ「ZOIDS」に登場するライガーゼロが活躍するRPG。プレイステーション版「ZOIDS ゾイドバトルカードゲーム」も合わせて出展されていた。6月発売予定。



(2001年3月30日)

[Reported by 佐伯憲司]

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ウォッチ編集部内GAME Watch担当 game-watch@impress.co.jp

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