「AC04」のシンボルマーク

「コモナ諸島上空に飛来した、総勢5機からなる敵戦闘機編隊のうちの1機『Su-37/フランカー』を、迎撃に出た『F-14/トムキャット』の副操縦士が撮影した」とされるイメージショット。今の時点では何を表しているのかは不明だが、続報に期待しよう

　株式会社ナムコは、今夏発売予定のプレイステーション 2用フライトシューティグゲーム「ACECOMBAT04 shattered skies(以下AC04)」の最新プレイアブル版を東京ゲームショウで一般公開する。

　「AC04」は、プレイステーションで3作を数える同社のフライトシューティングシリーズ「エースコンバット(以下AC)」の最新作。“地球ではないどこか”だが“同じ現代”を過ごす大陸「ユージア」が舞台。無数の国々の中、1つの大国とその他の国々との間で「武装平和」とも呼ばれる一触即発の状態があった。そんな時、太陽の重力に引き寄せられた小惑星がロシェ限界を突破、1,000以上に砕けた岩石が礫と塵を地表へ、そしてユージア大陸へとまきちらした。この衝突が大地にクレーターという傷痕を残し、人々の生活をなぎ倒し、そして「武装平和」の均衡に影響を与えていく……というストーリー。

　HUD映像を模したインジケーターに表示されるマーカーを敵機に重ねロックオンし、誘導式ミサイルで敵機を攻撃するというシンプルなゲームシステムはシリーズ共通。「AC3」のストーリー性と、「AC2」の現実味ある現用戦闘機、遠景に見える地表や空気感を感じさせるグラフィックを融合した、新たな「AC」。今回はプロモーションムービーと、登場する多数の戦闘機のスクリーンショットをお届けする。

三角形の大きな主翼が特徴の「ミラージュ2000」。発射シーンは分離してから推進を開始するあたりも再現してある	ロービジカラーを細かく再現してある「F-14/トムキャット」。背後にうつる地形の描写も非常に細かい	推力の方向を変更可能な“ベクタードノズル”と、最新のステルス技術を備えた「F-22/ラプター」。機体下のミサイル発射口が開閉する様もきちんと作り込まれている
「F-22/ラプター」の別アングル。地表の作り込み、空気感がよくわかるショット	「F-117」をロックオンし、ミサイルで攻撃する「F-14/トムキャット」。ミサイルの航跡も美しく描かれる	「ラファール」。アナログスティックにより、カメラアングルはリニアに変更が可能となっているのは「AC3」譲り
「ラファール」の別ショット。コクピットの中のパイロットまでも再現してあるのがわかるほど細かくモデリングされている	「F-22/ラプター」を機体上面からのカメラで捉えたショット。雲、海など、地形の様子がよくわかる	可変翼を持つ「トーネード」。各所のマーキング、パネルごとの色の違いや細かいミサイルの造形など、非常に力が入っている

■「AC04」の情報発信を行なう新Webサイト「AC04Web」を3月31日より開設

　東京ゲームショウの出展とタイミングを合わせるように、ナムコは「AC04」の情報提供を行なう新サイト「AC04Web」を3月31日に開設予定で現在準備を進めている。

URLはhttp://www.acecombat04.com/となっている。
　予定されているコンテンツは以下の通り。

• 作品世界紹介
  「AC04」の舞台となる“ユージア大陸”およびそれにまつわる世界観などを紹介。
• 開発近況
  「AC04」開発スタッフ自らがユーザーに向けてメッセージを発信。

まだ明らかにされていない情報は「AC04Web」で紹介される予定

【「ACECOMBAT04 shattered skies」プロモーションムービー】 [1分48秒]
	Windows Mediaフォーマットによる2種類のストリーミングデータを用意しました。接続環境に合わせてお楽しみ下さい。 注：編集部では再生環境についての個別のご質問にはお答えいたしかねますのでご了承下さい。
ストリーミングはこちら【モデム/ISDNユーザー向け】 ストリーミングはこちら【CATV/ADSLユーザー向け】 再生用のプレーヤはこちら

□ナムコのホームページ
http://www.namco.co.jp/
□「AC04Web」のホームページ
(3月31日に開設予定:現在は工事中)
http://www.acecombat04.com/
□製品情報
http://www.namco.co.jp/home/cs/ps2/acecombat4/index.html

(2001年3月26日)

[Reported by 佐伯憲司]