ソニー、PS2ソフト開発用3Dサウンドミドルウェアを開発

3月22日 発表

 株式会社ソニーは、プレーステーション 2専用ゲームソフトに組み込むための3Dサウンドミドルウェア「S-FORCE 3Dサウンドライブラリ」を開発し、4月から株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントとライセンス契約を結んでいるゲームソフトメーカーに提供を開始すると発表した。

 「S-FORCE 3Dサウンドライブラリ(S-FORCE 3D)」は、同社のオーディオ技術「バーチャルサラウンド技術」を応用したもので、PS2のゲームソフトプログラムに組み込むことで左右2チャンネルのスピーカーから立体感のある音声再生が行なえる。
 このミドルウェアが組み込まれたゲームソフトをPS2でプレイすれば、左右2チャンネルのスピーカーでも、キャラクタの動きに合わせた立体的な音像移動やプレーヤーの真横や後ろにスピーカーがあるかのような音像定位など、グラフィックとサウンドが一体となったリアルで臨場感のある演出が可能になるとしている。

 なお、コナミ株式会社が秋に発売を予定しているPS2用ソフト「サイレントヒル2」には既に「S-FORCE 3D」が組み込まれており、3月30日~4月1日に幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2001春」コナミブースに出展が予定されている。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース(ソニー)
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200103/01-015/
□ニュースリリース(コナミ:サイレントヒル2)
http://www.konami.co.jp/press/2001/03/045/r.13.03.22.html

(2001年3月22日)

[Reported by 北村孝和]

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