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CRI、DC版とのインターネット対戦を実現した |
価格:7,800円
シングルミッションのエアアタックを遂行しているところ。 |
「エアロダンシングi」は、シリーズ3作目にあたる新作で、副題の「i」が示すとおり、コンシューマ向けとしては初めてのインターネット対戦を可能にしたフライトシミュレータ。といっても、マイクロソフトの「Flight Simulator」シリーズのような厳密な操作は要求されず、機銃や対地ミサイルを含む、豊富な兵装が自慢のUSAF(米国空軍)の現役機をたくみに操り、ドッグファイトの雰囲気を楽しむアクションシューティング、といった印象のほうが近いゲームだ。
同社が6月に発売を予定しているPC版では、最大4人までの対PC戦はもちろんのこと、PC対ドリームキャストによるマルチプレイにも対応する。さらに、Windows版のみの新機能として、使用機体をレシプロ機のみに限定し、第2次世界大戦の雰囲気でネットワーク対戦が楽しめる「WWII on the INTERNET」モードも搭載される。このモードのために、「Bf 109 E-4 メッサーシュミット」を新たに追加。対戦用のゲームサーバは、DC版と同じ、isao.netが利用できるほか、TCP/IPによる対戦も可能となっている。
また、シングルプレイ用のミッションにも、「HARRIER CHALLENGE」「EAGLE SURVIVOR」モードが追加される。計20ミッションからなるこのふたつのモードは、前者がVTOL機「AV-8 ハリアー」に、後者が制空戦闘機「F-15 イーグル」にそれぞれ搭乗して、数々のミッションに挑戦していくという内容。こうしてみてみると、PC版は、DC版に比べ大幅な機能強化が図られている印象が強い。購入時点で、すでに大量の対戦相手がネット上にいるのも心強い。フライトシムファンにとっては発売が楽しみなタイトルだ。
【スクリーンショット】 | ||
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「HARRIER CHALLENGE」より。これはハリアーが空母側の海面すれすれで停止しているところか | 「EAGLE SURVIVOR」より。こちらは全12ミッションでたっぷり遊べる | 「WWII on the INTERNET」で使用できるメッサーシュミット。カラー違いの2タイプが用意されるようだ |
エアロダンシングの魅力は圧倒的な迫力で描かれた美しい機体データにもある。左からSu-27、F-15、Mig-29。視点の取り方にセンスの良さが感じられる |
□CSK総合研究所のホームページ
http://www.cric.co.jp/
□製品情報
http://www.cric.co.jp/release/2001/r0321_1.htm
(2001年3月21日)
[Reported by 中村聖司]
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