株式会社インデックスは、株式会社タカラのオリジナルキャラクタ「チョロQ」を使ったiモード公式サイト「iチョロQ」の有料配信サービスを4月2日より月額300円で開始する。なお、有料配信に先立ち“無料お試し版コンテンツ”を3月5日から開設する。

　「iチョロQ」は、ボディの形をディフォルメした手のひらサイズのゼンマイ式ミニカー「チョロQ」をテーマにしたiモードコンテンツ。サービス内容は、タクシーの運転手に扮するシミュレーションゲーム「チョロQタクシー」、「グリーティングカード」、「待ち受け画面」、「チョロQ製品情報」の掲載などが予定されている。

　「チョロQタクシー」は、ユーザーが「iチョロQ」登録後に1台の営業車を支給され、「東京」、「大阪」などの営業地区を選択してお客を探しに行くゲーム。
　この時点でiモードからは一旦切断され、しばらくすると「iチョロQ」サイトからURLが記載されたメールが届く。リンク先にはイベント画面が用意されており、大抵は待っているお客を乗せて指定された地区まで運び、運賃を貰うことになる。
　ただし、イベントによっては“酔っ払い”が登場して運賃を払ってもらえなかったり、交通事故や検問、泥棒に遭うなどのトラブルが発生することもある。運賃を貯めたお金で、タイヤやパーツ交換、車体を洗うなどのケアを施しておけば、有名人や政治家が乗客になる確率が高まり、降車時のチップをはずんでくれるなど収入アップのチャンスもある。

　イベント画面は、システム側から送られるメールが1日で最大3回、ユーザー自らが「iチョロQ」にアクセスすることで、さらに2回分が送られてくる。イベントは全部で300種類以上。通常発生する「0-400（ゼロヨン）レース」イベントのiアプリ版も用意されており、503iユーザーはBGM付きで動くチョロQのチキンレースがプレイできる。
　また、iアプリ版「0-400（ゼロヨン）レース」の結果や、乗客獲得数、高額収入などを全国のユーザーと競う「ランキング」機能も用意されている。

　ゲームの最終目標は個人タクシーとして独立することだが、同社によれば独立＝ゲーム終了ではなく、営業地区を移動することでさらに変化に富んだシチュエーションが楽しめるとしている。

【スクリーンショット】

(C)タカラ/インデックス

□インデックスのホームページ
http://www.indexweb.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.indexweb.co.jp/release/010301.html

(2001年3月1日)

[Reported by 北村孝和]