「AOU2001 アミューズメント・エキスポ」開幕

会期:2月23日~24日

会場:幕張メッセ(日本コンベンションセンター)

AOUの今井会長のあいさつからスタート「不況で厳しいが、出展社の奮起に期待する」とコメント
 社団法人全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU)が開催する「AOU2001アミューズメント・エキスポ(以下AOUショー)」が幕張メッセで開幕した。会期は2月23日~24日。国内外のメーカー51社の最新アミューズメントマシン約1,800台が展示されており、一般公開日は2月24日、午前10時~午後5時まで。入場料は大人1,500円、小・中・高校生が1,000円。

 今回で20回目となるAOUショーは、大手メーカーの株式会社カプコンが不参加のため、総タイトル数は前回「AOU2000アミューズメント・エキスポ」の約80を下回っている。また、ビデオゲームの出展数も減少し、基盤より筐体込みの製品を出展するメーカーが目立っている。

 実際、会場で目立つのは大手のコナミ、セガ、ナムコのブース。いずれも筐体ものをブース全面に配置しているのが大きい。注目の「バーチャファイター4」は映像出展なので、情報は追ってお知らせする。

 今回目立ったのは写真を題材にしたゲーム。ナムコの「フォトバトール」、コナミの「プライベートショット」の2作があり、ナムコの「フォトバトール」はミノルタと連携した、ワイアーを接続したフリーポジションのカメラを使ったゲーム要素を追求したカメラを使ったゲーム。
 対してコナミの「プライベートショット」は筐体中央に固定したズーム機能付きカメラで、ベストショットを狙うという趣向。こちらは映像に「モーニング娘。」や「DA PUMP」などの映像を使用し、撮影した映像をプリントアウトできる点がポイント。

 一方、プライズ物やメダルゲーム機は堅調といえる。中でも注目はコナミの「モンスターゲート」。これは専用のエントリーカードにデータを保存するダンジョンRPGで、はやくも人垣ができるほどの人気。セガの「ダービーオーナーズクラブ」のような人気を期待してのことだろう。

早速公開されたセガの「バーチャファイター4」。ステージ上で鈴木裕氏によって説明があった

□AOU2001のホームページ
http://www.aou.or.jp/
□ニュースリリース
http://www.aou.or.jp/ekisupo.htm

(2001年2月23日)

[Reported by 佐伯憲司]

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