会場：JAVITS CONVENTION CENTER (NEW YORK)

　世界でも有数の規模を誇るおもちゃの展示会「The American International TOY FAIR 2001」が現地時間の2月11日にNEW YORKのJAVITS CONVENTION CENTERにおいて開幕する。

　「TOY FAIR」は今回が98回目というかなり歴史のある展示会で、おもちゃ全般を取り扱うため、ぬいぐるみなどの人形から最新のロボットなどを含む電子系のおもちゃまでかなり広範な展示が予想される。2000年に開催された展示会では、SONYのAIBOに影響を受けたと思われる犬型のロボット玩具が数多く出品され話題を呼んだ。今年は昨年末に日本で数多く発表された“二足歩行ロボット”の発表がどのような影響を与えるのか興味深い。展示会場のマップによれば“TechnoPLAY@TOY FAIR”と題されたコーナーが設置されていることから、期待が高まっている。

　また、毎年この展示会において「Intel」が電子顕微鏡やカメラといった子供向けの電子玩具を「Mattel」と共同で出品している。今年もIntelは出展しているので、その出展内容にも注目したい。このほかにもブロック玩具の老舗「LEGO」が発売しているパソコンとの連動玩具「MINDSTORMS」などの新作も期待される。

　なお、開幕前日のプレスルームにおいてNintendo of Americaの「POKEMON」に関する資料が配布された。この資料内のMarketing Calendarによれば、米国でのゲームボーイアドバンスの発売は6月 (これまでは夏)、 ニンテンドー ゲームキューブの発売は11月と表記されている (従来は10月)。

オープン前日と言うことで多くの関連業者がレジストレーションに詰めかけていた	まだまだ設営中の会場。前日なのに相変わらずこの調子	大手メーカーが出展するフロア。中をうかがい知ることはできない

□The American International TOY FAIR 2001のホームページ
http://www.toy-tma.org/AITF/

(2001年2月11日)

[Reported by 船津稔]