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総務省後援のAMD Award発表 |
前回までこの賞は郵政省が後援を務め、「SUPER MARIO64」や「Dの食卓」、「信長の野望 Internet」など数多くのゲームソフトが受賞してきた。今回、ゲーム関連での受賞は、ストーリーや構成において優れた作品に贈られる“Best Writer賞”でコーエーのオンラインゲーム「アプサラス」が受賞。優れたプログラムに贈られる“Best Programmer賞”にDreamcast用オンラインゲーム「ファンタシースターオンライン」が受賞。海外作品賞としてBLIZZARD ENTERTAINMENTが「Diablo II」で、審査員特別賞としてソニー・コンピュータエンタテインメントのプレイステーション 2がそれぞれ受賞している。ちなみに大賞はボイジャーが制作した出版物の宣伝PRに利用できるインターネットシステム「ドットブック」。
主な受賞理由としては、「ファンタシースターオンライン」では言葉を選択するだけで会話が成立し、一部外国語にも自動翻訳される“ワードセレクト機能”が高く評価された。また、「プレイステーション 2」は、DVDを採用しDVDを普及させたことについて評価が集まったようだ。
審査委員長を務めた東京大学大学院新領域創成科学研究科助教授の浜野保樹氏は「受賞作品は2000年を代表する作品。今回の受賞作品はネットワークを取り扱った作品が多く、そういった意味では2000年はコミュニケーションの年だったといえる」とコメント。また、総務大臣の片山氏を前に、デジタルコンテンツや通信インフラに関して政府の努力を促すコメントをするプレゼンテーターが多かった。
(2001年2月1日)
[Reported by 船津稔]
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