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Java対応携帯で操縦も可能なヒューマノイド型多機能ロボット! |
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かなりの自由度で動き、独立して各間接が可動するので、操縦には慣れが必要かも |
価格:48,000円(ラジオコントロールタイプ)
78,000円(携帯電話[Java]タイプ)
98,000円(DREAM FORCE 01 Pro)
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向かって右より、タカラ・佐藤社長、大陽工業・須藤社長、インデックス・落合社長 |
今回発表された「DREAM FORCE 01」は、「ロボットを自由に操る楽しさ」をコンセプトとして開発されたもので、外観に関してはまだリファインされる予定ということだが、骨格、駆動メカニズムに関してはほぼ完成している。「DREAM FORCE 01 Pro」に関しては、「東京おもちゃショー」で正式発表される。
■ 多数のオプションを装備できる「DREAM FORCE 01」
「DREAM FORCE 01」は、全高350mm、重量1.4kgのヒューマノイド型ロボット。このサイズは、可動部分であり、ウェイトバランスの要である腕の大きさから本体のサイズを決定したという。両腕は連動するようになっており、歩行時に腕を前後に振る仕掛けになっている。材質はABS。
歩行システムである2足保持歩行とは、足底に設けられたタイヤで滑るように歩行する方式を指す。両足は常に接地した状態で、軸足は車輪を格納し、残る片足を上げつつ、車輪を駆動させることで歩行の動きを作り出すメカニズムになっており、前後進はもちろん、戦車のように片足を軸にした旋回、両側のタイヤを同時に前・後進させることによる戦車顔負けの「超信地旋回」を可能にしている。歩行速度は最高1.6km/hを予定。
他にも、腕、肩、腰などの動きをコントロールでき、各部にモーターを内蔵し、サーボを利用した独立連動システムになっている。走るだけでなくおじぎなど、多彩なアクションを可能にしており、右手は開閉し、手首の回転、開閉は微妙な調整が可能。ワインのミニボトルぐらいの重量の物体をつかむこともできる。
また、オプションパーツの発売も計画されており、頭部にはCCDカメラを取りつけ、コントローラにセットされているモニタで、ロボット視点の映像もリアルタイムで確認可能。ヘッドマウントディスプレイの使用も検討中(ラジコン制御モデルでは今回のデモ機体での映像も実現)。左腕にはステレオピンジャックをジョイントに使用したオプションアームがマウントできる。他にも、スピーカー、LEDを利用した警告灯や、ELセンサーを使ったショックレベルセンサーなども予定されているという。また、外装のオプションも数種類が公開されていた。
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肩のパーツはオプション。カラーバリエーションあり | 「DREAM FORCE 01」同士のデモンストレーションバトル | CCDカメラ+HMDでロボット視点での操縦も可能 |
■ 2タイプのコントロール方式!Java対応携帯、PHSを使った遠隔コントロールも可能
このロボットの最大の特徴は、5chのリニア制御が可能なラジオコントロールに加え、Java対応の携帯電話、PHSを利用したコントロールが可能という点。
ワイヤレスコントロール、モーター・サーボの制御に関しては、無線玩具メーカーである大陽工業によるサポートを受け、コントローラも液晶画面のついた完成度の高いものがすでに出来上がっていた。
携帯電話およびPHSコントロールユニットは、「DREAM FORCE 01」に携帯電話やPHSのシステムを利用したもの。このユニットを名刺大に小型化し搭載、サーバーと通信することで、本体の制御、および端末への画像表示を行なおうというもの。通信は常時回線に接続する形になるかは現状で未定。
遠隔地にある「DREAM FORCE 01」に、Java対応携帯電話から命令を入力することでオプションのカメラを利用して、部屋の様子を確認したり、パーティに代理出席してワインを注ぐ(会場でもイメージ的デモが行なわれた)など、通常のラジコンとは異なった使い方が考えられている。このユニットには動きをプリセットしておけるので、「50cm移動してスイッチを押す」など、携帯のボタンひとつでコントロールが可能。
制御システムは「Mobile Accessible Remote-control System=MARS」と呼ばれるもので、開発を「iアプリ」など、携帯コンテンツにおいて実績のあるインデックスが担当。Javaアプリケーションによるユーザーインターフェイス、「DREAM FORCE 01」各部の制御、同じ指示が再び出された場合、よりスムーズになるユーザーの過去の指示と結果を保存する機能、CCDカメラをセットした際の端末への画像表示、ユニットのコントロールなどを行なっている。
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2本のレバーで足を、コントローラーのダイアルで腕を制御 | 液晶が装備されたラジコンモデルのコントローラ | Java携帯を利用したイメージデモンストレーション |
■ ロボットによる競技、バトルを想定した「DREAM FORCE 01 Pro」のプロトタイプもデモ
「DREAM FORCE 01」の開発は、タカラがジェネイド・プロトデザイン(タカラから発売中の「アクアロイド」の開発パートナー)と協力し、'95年から行なわれていた。
今回、会場の隅に小さなブースが設けられ、ジェネイド・プロトデザインによる「DREAM FORCE」のベースとなった「FiGHBOT」、「DREAM FORCE 01 Pro」のプロトタイプである「MEGA ARM」の2体が展示されていた。外装はほとんど装備されておらず、金属むき出しのフレーム構造。「DREAM FORCE 01」同様の駆動システムを持ち、実際に稼動していた。
「FiGHBOT」、「MEGA ARM」はロボットによる競技、バトルを想定した「DREAM FORCE 01 Pro」のプロトタイプということで、ELセンサーを使ったショックレベルセンサープレートを装着。「MEGA ARM」の左肩に設けられたミサイルマウントには、8発のミサイルランチャーを装備でき、回転しながら1発づつ弾を発射するデモも実演。
また、左腕の先には、磁力を使ったキャプチャーシステムが装備され、金属プレートを張りつけたボールをキャッチし、飛ばすことも可能。この2体は、過去に50台ほどが、150,000円の価格で市販されたという。
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「FiGHBOT」はやや無骨なデザイン | 腕や肩にオプションが装着できる「MEGA ARM」 | 「MEGA ARM」の左肩にはミサイルランチャーが |
■ ユーザーの声を反映し、シリーズ化を目指す
「DREAM FORCE 01」は完成品、「DREAM FORCE 01 Pro」はキットの形で販売される。タカラの佐藤社長によると、「DREAM FORCE 01」は、初年度国内5万台の売り上げを目指しているという。オプションパーツについても「DREAM FORCE」シリーズ共通のものを開発し、ユーザーからの意見をフィードバックしつつ、「02」以降のシリーズ化を目指しているという。海外からもすでにオファーが来ており、OEM生産による提供も計画中。
本体のバッテリは90分充電で15~30分の稼働時間なので、遠隔コントロールの実際の利用には課題を残しているといえそうだが、メーカーのサポート次第ではブレイクする可能性はも大きいと思われる。
□タカラのホームページ
http://www.takaratoys.co.jp/
□大陽工業のホームページ
http://www.taiyo-toy.co.jp/index2.html
□インデックスのホームページ
http://www.indexweb.co.jp/
(2001年1月30日)
[Reported by 佐伯憲司]
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