株式会社ドワンゴは、26日からサービスが開始されるJava対応iモード（iアプリ）のコンテンツとして、戦国時代を舞台にしたオンラインRPG「サムライロマネスク」と、ネットワーク対戦型ボードゲーム集「対戦!がんこ盤」を同社のiモード向けゲームサイト「ドワンゴかもね」から配信する。

■「サムライロマネスク」

　「サムライロマネスク」は、戦国時代の武士となってゲーム世界で生活するオンラインRPG。ドワンゴは、これまで培ってきたネットワーク通信ゲームシステムの技術を生かし、合戦などで最大50万人までのプレーヤーが同時に1つのサーバーにアクセスできるシステムを構築するなど、「iアプリ」の性能を最大限に引き出した作品となっている。

　ゲームの内容は、プレーヤーが1日のプレイで1歳づつ歳を重ねていきながら戦国時代を生き抜くことになっているが、明確な目的は設定されていない。結婚して子孫を残したり、天下統一を目指して戦いに明け暮れるなど、プレーヤーの思いのままに楽しめるようになっている。

　プレーヤーは、町や街道、城などを歩き、宿屋でお酒を飲みながらチャットを楽しんだり、街道で他のプレーヤーと戦うことができる。戦闘はリアルタイムで行なわれ、キーを連打して戦う。また、同じ国の仲間と共に他のプレーヤーの国に合戦を仕掛けることも可能。合戦は、前日にメールで家臣たちへ場所と時間が告知され、ここで勝つと昇進したり報酬を貰えたりする。ゲーム開始当初プレーヤーは足軽だが、昇進することで総大将に登りつめることができる。
　さらにゲーム内で嫁を貰い、子孫を残すことも可能。ここで生まれた子供は両親の顔などが遺伝され、プレーヤー死亡後にゲーム内で操作できるようになる。

　「サムライロマネスク」は、ただ闇雲に戦うだけではなくプレーヤーの趣向によって様々な楽しみ方ができる自由度の高いゲームといえるだろう。

【スクリーンショット】
町中のシーン	他のプレーヤーとの戦闘画面	女性にうまく接すると、将来的に結婚できるかも

町の画面。この中を歩いて仲間を探したりする

■「対戦!がんこ盤」

　「対戦!がんこ盤」は、大富豪、リバーシ、はさみ将棋、五目ならべ、チェス、軍人将棋を楽しむことができるボードゲーム集。自分の指し手の時に登録してあるセリフを表示しながら対戦できるので、コミュニケーションツールとして楽しむこともできる。

　また本作品は、専用サーバープログラムで処理しているので高速レスポンスでストレスを感じることなくゲームを楽しむことができたり、プレーヤーの過去の対戦成績を保存し、このデータを元に次回の対戦で同レベルの相手を自動的に探すなど、便利な機能を備えている。

【スクリーンショット】
チェス	大富豪	五目ならべ

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□ドワンゴのホームページ
http://www.dwango.co.jp/
□公式ホームページ（対戦!がんこ盤）
http://www.dwango.co.jp/kamone/ganko/
□公式ホームページ（サムライロマネスク）
http://www.dwango.co.jp/kamone/samurai/

(2001年1月18日)

[Reported by 小津智幸]