一見しただけで「ファイプロ」と判る、ゲーム画面から醸し出される独特のテイスト

　「ファイヤープロレスリング」はシリーズ累計販売本数が340万本を数える人気タイトルで、'89年にPCエンジンで発売された「ファイヤープロレスリング コンビネーションタッグ」以来、「スーパーファミコン」、「メガドライブ」、「セガサターン」、「プレイステーション」と、様々なハードでシリーズを展開。 　作を重ねるごとに「空手」、「柔術」、「キックボクシング」、「シュートレスリング」、「アメリカン・プロレス」、「ルタ・リブレ」など、様々なプロレスや格闘技のジャンル、団体、種目を網羅。多くのプロレスゲームファンから根強い支持を受けている。

■DCのネットワーク機能に対応した「ファイヤープロレスリングD」

3月1日 発売

価格：6,800円

　Dreamcastで発売される「ファイヤープロレスリングD」は、シリーズ初のネットワークに対応。新たに追加された「ネットワークモード」では、エディット機能で自作したレスラーデータをメールで送信したり、専用サーバーからダウンロードしたレスラーデータを使ったロジック対戦が行なえるほか、月例のネットワークコロシアム主催大会への参加、追加技のダウンロードなども予定されている。また、プレーヤー4人が同時に遊べる「8人バトルロイヤル」、「時間差バトルロイヤル」など、ネットワーク以外にも新たなゲームモードが追加されている。

　シリーズ恒例のエディット機能は「選手エディット」、「団体エディット」のほか、新たに「レフェリーエディット」、「ベルトエディット」が追加された。これら4つのエディット機能を使えば、プレーヤー独自のオリジナル団体を設立することも可能だ。
　登場レスラーは総勢220人。女子選手も正式に使えるようになったことから、インディー系プロレス団体では珍しくなくなった男女混合の「ミックスドマッチ」をプレイすることもできる。使える技の総数は、新たに追加されたタックルや馬乗り状態（通称マウント）からの派生を含めて約2,000となっている。

【スクリーンショット】
シリーズ初のネットワークモード。月例ネットワーク大会の開催も予定されている	敵味方が入り乱れる多人数バトル。4人までの同時プレイが可能	団体権威の象徴ともいうべきチャンピオンベルトまでエディットできてしまう！

■ゲームボーイアドバンスと同時発売「ファイヤープロレスリングA（エース）」

3月21日 発売

価格：5,800円

　「ゲームボーイアドバンス(GBA）」本体と同時発売される「ファイヤープロレスリングA（エース）」は、携帯ゲーム機専用ゲームながら、登場レスラー数200人にGBA版独自の新ゲームモードを搭載している。

　新ゲームモード「オーディエンスマッチ」は、「ストロング」、「王道」、「ショーマン」など、特徴の異なるファイトスタイル7種類から1つを選択し、そのスタイルに沿った試合を行ないレスラーとしての評価を高めていくというもの。
　コアなプロレスファンであれば、ファイトスタイルの名称から効果的な試合運びをイメージすることができるだろう。また、選択したファイトスタイルには不向きなレスラーでチャレンジしてみるのも面白そうだ。
　エディット機能は「新規レスラー作成」、「新規団体作成」、「デフォルトレスラー・団体リネーム」、「レスラー移籍」のほか、通信ケーブルを利用した「レスラー交換」が可能となっている。

【スクリーンショット】
選んだファイトスタイルに基づいて試合を組み立てていく「オーディエンスマッチ」	レスラーにはモデルが存在する。全員が一目で判別できるようになれば一人前だ	レスラーエディットは「ファイプロ」の華。収録されていない実在レスラーを作るのもまた良し

(C) 2001 Spike

□株式会社スパイクのホームページ
http://www.spike-online.net/
□ファイヤープロレスリング公式サイト
http://www.spike-online.net/firepro/index.html
□製品情報（ファイヤープロレスリングA）
http://www.spike-online.net/firepro/fphp_files/fire-proA/fire-proA-top.html

(2001年1月13日)

[Reported by 北村孝和]