米Conexant Systems、PS2でネットワーク機能を実現 日本ゲームメーカーが対応ソフトの開発も
1月5日 発表
米Conexant Systemsは、現地時間の1月5日、プレイステーション2(PS2)でモデムによるネットワーク接続機能を実現するチップセット「SmartSCM・USB V.90」(SmartSCM)を開発、販売することを発表した。
同社が開発した「制御用ミドルウェア」を組み込んだソフトであれば、「SmartSCM」チップセット搭載モデムとPS2本体をUSBケーブルで接続し、モデムと電話回線を繋ぐことでオンラインゲームやインターネットなどのネットワーク機能が利用可能になる。
「SmartSCM」チップセットを利用したPS2専用ネットワーク対応ゲームの開発に着手しているのは、「アスキー」、「カプコン」、「ハドソン」、「コーエー」、「コナミ」、「ナムコ」、「スクウェア」、「タイトー」の8社。インターネット閲覧用のブラウザーソフトは、「アクセス」、「Planetweb(エルゴソフト)」の2社が開発を行なっている。
モデムメーカーでは、「アイワ」、「アスキー」、「米Cardmus Micro」、「台Billionton Systems」、「アイ・オー・データ機器」、「メルコ」、「TDK」の7社が、それぞれ「SmartSCM」チップセット搭載モデムの製品化を行なうとしている。
□米Conexant Systemsのホームページ
http://www.conexant.com
□ニュースリリース(英文)
http://ebiz4.conexant.com/default.sph/Conexant.class/news_events/news_files/01052001-1.htm
(2001年1月10日)
[Reported by 北村孝和]
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