PS2専用ソフト「機動戦士ガンダム」 4日間で初回出荷分35万本ほぼ完売
12月25日 発表
株式会社バンダイは、12月21日に発売したPS2専用ソフト「機動戦士ガンダム」の初回出荷35万本が発売から4日間でほぼ完売したと発表した。
「機動戦士ガンダム」は、地球連邦軍とジオン公国による「一年戦争」を描いたTVアニメ。後に続くガンダムシリーズの第1作目にあたり、'79年から'80年1月まで全43話放映され人気を得た。'98年からは、「機動戦士ガンダム 生誕20周年」と題したキャンペーンが展開されており、全国各地でガンダムの歴史を振り返るイベントが開催されるなど、一大キャンペーンとなった。
もちろん、ゲーム業界でもガンダム関連ソフトが発売され、中でも「機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜」や「SDガンダム GジェネレーションF」などの大作が発売。そして、今年最大の目玉として市場に投入されたのが、PS2専用ソフト「機動戦士ガンダム」である。
プレーヤーは、主人公の「アムロ・レイ」となって地球連邦軍のモビルスーツ「RX-78 ガンダム」を操り、ジオン公国との一年戦争を戦うアクションシューティングだ。PS2の描画処理能力を活かした3Dグラフィックや、随所に挿入されるアニメーションなどが発売前から話題となっていた。
そして、ガンダムファンと一般のゲーム購買層の注目を集めた結果、初回出荷分35万本がほぼ完売となった。さらにバンダイでは、年内に累計で40万本、来年3月末までに50万本の出荷を見込んでいるという。
今では説明不要の単語となった「ガンダム」は、ゲーム業界でも大作を生み出すジャンルにまで成長した。今後、ソフト不足に悩まされるPS2を牽引する存在になるか興味深い。
□バンダイのホームページ
http://www.bandai.co.jp/
□製品情報
http://www.gundam.channel.or.jp/ps2g/
(2000年12月25日)
[Reported by 小津智幸]
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