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コーエー、Windows版「三國志VIII」など話題作を続々と発売株式会社コーエーは今冬から来春にかけ、Windowsプラットフォームでシミュレーションゲームを3タイトル発売する。「三國志」、「太閤立志伝」など、いずれも人気シリーズの続編だが、なかでも5年ぶりの復活となる「提督の決断」は、ファンにとって嬉しい知らせだろう。3作品とも対応OSはWindows 95/98/Me/2000で、価格はいずれも未定。 ■ マルチプレイに対応しながら、人間関係もきちんと描いた「三國志VIII」
「三國志VIII」で注目されるシステムの1つが“戦法”。プレーヤーは内政時に“突撃”や“烈火”などの戦法を習得、訓練する。武将によっては得手、不得手があるため、特徴にあった戦法を習得することが、より強力な武将を育て上げることに繋がるという。ここで習得した戦法を使うことで戦闘時に成果をあげることができる。 これまで以上に人間関係もより複雑に描かれており、仕事を助けてくれる“義兄弟”、出世上のライバルとなる“好敵手”、命をつけねらう“仇敵”などが登場する一方、結婚すれば妻が登場し、自宅に戻れば妻が出迎えてくれる。ゲーム上で、歴史を忠実に体現することが可能なほか、歴史にはない人間関係のドラマを体験することもできる。
シナリオは黄巾の乱 (184年) から孔明が没した (234年) までの51年間の中で、好きな年からスタートすることができる。前作「三國志VII」ではシングルプレイのみの対応だったが、ユーザーの要望もありマルチプレイに対応。このことにより、知人同士で主従関係を組んだり、義兄弟の関係を結びながらゲームを進めることが可能となった。
□「三國志VIII」のページ
■ いろんな人生を楽しめる「太閤立志伝IV」
新しいシステムとしては「キャラクター・コレクション・システム」を採用。プレーヤーは、ゲーム中で知り合ったキャラクタを心服させると「主人公カード」を手に入れることができ、次回のゲーム開始からそのキャラクタでプレイすることができるようになる。今回は、宮本武蔵、服部半蔵なども含め600人でプレイすることが可能。これらのキャラは簡単に心服させられる者から、剣の試合などで打ち負かさなければならない者まで難易度も設定されている。
このほかにも「技能カード」や「称号カード」、日本各地で登場する「名所カード」といったカードまで用意されており、カードコレクションの要素も併せ持っている。このほかにも全国各地で発生する歴史的なイベントが数多く用意されているほか、ミニゲームも織り交ぜられており、ボリューム満点の作りとなっている。
□「太閤立志伝IV」のページ
■ 遂に復活した海戦シミュレーション「提督の決断IV」
艦隊戦はリアルタイム制を採用。敵味方あわせ96隻の船舶と300個以上の航空隊が参戦することが可能となっている。これらの船舶の動きは“フリートエージェントシステム (艦隊が一定の法則に従い、独自の判断で自由に動く) ”を採用。提督の階級により乗艦できる旗艦が変わるほか、「操船が得意」、「航空が得意」といった能力が設定されており、この能力が戦闘にも影響を及ぼしてくる。登場する航空機、艦船は300以上にもおよび、新たな兵器の開発も可能となっている。これらの兵器は3Dで描き起こされており、リアルリティ溢れる出来となっている。
プレーヤーは戦闘に勝利し、一つの海域の制海権を得た段階で、次の海域にすすむことが可能。シナリオは日・米・英・独のいずれかの提督となり世界の制海権を獲得する“キャンペーンシナリオ (1939年、英独でスタートさせるモードと、1941年の日米開戦の2種類が用意されている) ”と特定の海域だけをプレイできる“ショートシナリオ”が楽しめる。
□「提督の決断IV」のページ
□コーエー (GAMECITY) のホームページ (2000年12月22日)
[Reported by 船津稔] |
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