ビクターインタラクティブソフトウェア株式会社は、プレイステーション2用フライトシミュレータ「パイロットになろう!2」を2001年3月に発売する。価格は6,800円。ゲームの内容は、パイロットを目指して数々の訓練を行なう「訓練教習」と、実際にパイロットとしての職務をこなす「職業パイロット」の2部構成となっており、前作では飛行訓練学校1期生として1人前のパイロットになることが目標だった内容が、今作はパイロットになった後の展開も用意されている。「職業パイロット」に関しては、戦闘機で危険なミッションをこなす「ドッグファイト系」と、ジャンボジェットで悠然と大空を飛ぶ「エアライン系」へと更に分岐する。

　厳しい指導が好評だった鬼教官については、今回新たに「女性教官」が登場。プレーヤーの好みに応じて選択することが可能になった。また、職業パイロット編についても、男女2人の副操縦士がプレーヤーをサポートしてくれる。もちろん男女の選択はプレーヤーのお好み次第。

　操縦できる機体は、最新鋭ジェット戦闘機からレシプロ、ジャンボジェットまで全26機種。対応ハードが前作のプレイステーションから「プレイステーション2」に変わったことにより、グラフィック面のクオリティが飛躍的に向上。翼端やキャノピー（風防）の細部まで、しっかりと表現されている。さらには昼夜の違いや気象条件までもこと細かに再現されている。空や地上の風景も大変美しく、パイロットとしての職務を忘れ、ただ漠然と大空を飛んでいるだけでも十二分に楽しめそうだ。

【スクリーンショット】

(C)BELUGA COMPUTER./Victor Interactive Software Inc.

□株式会社ビクターインタラクティブソフトウェアのホームページ
(12月15日現在、ホームページ上に製品情報は掲載されていない）
http://www.vis.co.jp/

(2000年12月15日)

[Reported by 北村孝和]