任天堂株式会社は、特に低年齢層で絶大な人気を誇るゲームボーイのRPG「ポケットモンスター」シリーズの最新作「ポケットモンスタークリスタルバージョン」と、ゲームボーイの「ポケットモンスター」で育てたモンスターをニンテンドウ64で戦わせる「ポケモンスタジアム金銀」を、12月14日に発売した。価格は「ポケットモンスタークリスタルバージョン」が3,800円、「ポケモンスタジアム金銀」が6,800円。

■　「モバイルシステムGB」に対応の「ポケットモンスタークリスタルバージョン」

　「ポケットモンスタークリスタルバージョン」は、'96年に初登場した「ポケットモンスター赤・緑」から数えて第7作目にあたる。本作品は、これまでのポケモンシリーズと同様、モンスターをつかまえて育成しながら冒険を進めていくモンスター育成型のRPG。ゲームの内容は、昨年11月に発売された「ポケットモンスター金銀」と基本的には同じだが、ポケモンシリーズでは初となる女の子の主人公でプレイできたり、前作で語られなかった伝説のポケモンであるスイクンのエピソードや謎の青年ミナキの登場、そしてモンスターがレベルアップして覚えられるわざが変更されるなど、随所に新要素を導入している。

　また、従来のシリーズと同様、自分で育てたモンスターを友達のモンスターと対戦させることも可能だが、「ポケットモンスタークリスタルバージョン」では、来年1月27日から開始予定の通信サービス「モバイルシステムGB」にも対応。このサービスを利用することにより不特定多数のプレイヤーとゲームデータを共有できたり、自宅にいながら仲間と遊ぶことができるなど、ポケモンを完全にネットワーク化させたものとなっている。

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■　シリーズ全作品に対応「ポケモンスタジアム金銀」

　「ポケモンスタジアム金銀」は、「ポケットモンスター」で育てたモンスターをニンテンドウ64で戦わせる「ポケモンスタジアム」シリーズの最新作。
　これまでの「ポケモンスタジアム」では、「ポケットモンスター」のシリーズによって対応できないモンスターもいたが、今回の「ポケモンスタジアム金銀」は、いままでに発売された「ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウ・金・銀」と、最新作の「ポケットモンスタークリスタルバージョン」を加えた251種類のモンスターを「ポケモンスタジアム」にエントリーできるようになった。また、豊富なルール設定や12種類に増加されたミニゲーム、そして初心者のためのチュートリアルなども充実しており、「ポケモンスタジアム」の集大成といえる作品となっている。

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(C) 1995-2000 Nintendo/Creatures inc./GAME FREAK inc.

□任天堂のホームページ
http://www.nintendo.co.jp/
□製品情報(ポケットモンスタークリスタルバージョン）
http://www.nintendo.co.jp/n02/dmg/bxpj/index.html
□製品情報(ポケモンスタジアム金銀）
http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_np3j/index.html

(2000年12月14日)

[Reported by 小津智幸]