Electronic Arts Xbox向けゲームをハード発売後6カ月で10タイトル投入
12月13日 米国発表
米Microsoftは、2001年秋に発売予定のコンシューマゲーム機“Xbox”用のソフトを米Electronic Arts (以下EA) が制作すると発表した。EAは複数年にわたってXbox用ソフトを制作する契約を結んでおり、Xbox発売後6カ月間で10タイトルのソフトを投入する。
具体的なソフトのタイトルは発表されていないが、リリースによればフットボールゲーム“Madden Football”、米国で人気のカーレース“NASCAR”、サッカーゲーム“FIFA”といった同社のEA Sports部門が得意とするスポーツ部門のゲーム名が挙がっている。米国ではスポーツゲームの売れ行きがハードウェアの売れ行きを左右すると言っても過言ではないため、Microsoftにとっては心強い味方となるだろう。
EAのDon Mattrick社長は「ハードウェア仕様を見てXboxチームと対話をした結果、私達はXboxが初心者からハードコア ユーザーまでの幅広い層で楽しめるものだと確信しています。Madden Footballやエクストリーム・レーシング SSX、Knockout Kingボクシングなどのタイトルは、Xbox上でその真価を発揮するでしょう」とコメントしているため、PS2で人気のあったエクストリーム・レーシング SSXが移植される可能性も出てきた。
なお、気になる日本市場についてエレクトロニック・アーツ・スクウェアによれば、「日本市場については現状では未定」としているが、数多くの大作ソフトを持つ同社の参入に期待したい。
□米Microsoftのホームページ
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース
http://www.microsoft.com/presspass/press/2000/Dec00/ElectronicArtsPR.asp
(2000年12月14日)
[Reported by 船津稔]
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