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ワンダースワンカラー発売 |
ワンダースワンカラーを手にしたユーザーの記念撮影 |
スクウェアのファイナルファンタジーを遊べることでも話題となっていたバンダイの携帯ゲーム機「ワンダースワンカラー」が9日に発売された。8日の新型プレイステーション2の発売に続き、連日の新型ハードの発売となった秋葉原のLaOXゲーム館では、通常よりも1時間早く開店し対応した。
当初予定されていた生産量を下回ったため若干不足気味といわれるワンダースワンカラーだが、本体に関して言えば、東京都内ではわりと潤沢に出回っているようだ。ただ、最も人気があるのは同時発売ソフトのファイナルファンタジーが同梱されている限定生産版で、予約開始と同時にほぼ完売状態となっていた。今回、秋葉原のLaOXゲーム館では当日販売のみとしたため、予約していなかったユーザーが、前夜から徹夜で並ぶ姿が見受けられた。
午前2時の時点では20人程度だった行列だが、開店直前の8時40分には130人程度の行列となっていた。発売を待つユーザーの中には子供もいたが、比較的年齢層が高く、ファイナルファンタジーに熱中したユーザーが、再度楽しむために購入するといった雰囲気だ。
午前9時の開店と同時に8人づつ2階にある販売コーナーに誘導され、それぞれ希望の商品を購入していった。開店後もユーザーは増え続け、9時25分頃には整理券の番号が170番台にまで達したが、行列は順調に解消されていき、午前10時18分に「ファイナルファンタジー ワンダースワンカラー本体同梱版」は完売してしまった。
視察に来ていたバンダイ・コンシューマ事業部の大下聡氏は「ファイナルファンタジーはファミコンからただ移植されているだけでなく、色々と変更されている部分があるので、これまで遊んできたユーザーにも楽しんでもらえると思う」とコメントした。
開店を前にかなりのにぎわいを見せるソフマップ、アミューズメント館前 | 店頭には「メーカーの生産がおいつかなくなり急遽一般分が間に合わなくなりました」と書かれた張り紙がいたるところに貼られていた |
(2000年12月9日)
[Reported by 船津稔]
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