レビュー
「バイオハザード ヴィレッジ」レビュー
2021年5月6日 00:00
プレイステーション 5で味わえる新時代のゲーム体験!
本レビューではプレイステーション 5版をプレイしたが、最新ハードならではの高いクオリティを様々な面で体感することができた。
まずは快適さを左右するロード時間は、さすがのSSDを搭載しているだけあり驚くほどの爆速。ゲーム中のイベントシーンの読み込みは暗転からわずか5秒程度。そしてゲームオーバー後のリトライ時のロード時間は約1秒。リトライをすることも多い難易度なのでこのサクサク感は非常にありがたい。
言わずもがなだが、グラフィックスはシリーズ史上最高。ホラーゲームへの賛辞としては適切ではないのかもしれないが、村で流れている川の表現や、哀愁すら感じさせる朽ちかけた建物の表現は美しいの一言である。
表現の細かさも目を見張るものがある。たとえば、回復薬を使うと液体を手にかけるのだが、かかった部分は水気のある質感に変化する。さらに、銃で敵を撃った際には“返り血が銃にこびり付く”という細か過ぎる演出も。注意深く見ていなければ気が付かないようなポイントまで作り込むという狂気の仕上がりだ。
PCと最新ハード版に備わっている注目のレイトレーシング機能も試してみた。光の広がり方や水溜まりの映り込みがリアルに描写され、ゲームへの没入感が格段に上がるのを感じられた。レイトレーシング機能をオンにしてもフレームレートは45fpsとのことで重さは特に無く、ヌルヌル感のある軽快な動きで遊べるのも嬉しいポイント。
映像力もさることながら、プレイステーション 5コントローラー「DualSense」に搭載された「アダプティブトリガー」と「ハプティックフィードバック」にも驚かされた。
R2ボタンが銃を発射する引き金になっているのだが、銃の種類によってトリガーの重さが異なるのだ。ハンドガンなどの小さな銃は軽く、逆にグレネードランチャーなどの重火器はトリガーがズッシリと重い。まるで自分が本物の銃を手にしているかのような感覚を味わえる。
引き金の重さだけでも驚きだったがナイフを使ったときの臨場感もすごかった。空振りをしたときは全くボタンに手応えは無いのだが、敵を斬った際は指先に確かな反発力があり、“肉を斬っている”という感覚がダイレクトに伝わってくるのは鳥肌ものだ。
ゲーム内と見事に連動したハプティックフィードバックによる振動も未知の体験だった。銃を撃ったときの反動はもちろん、武器の持ち替えや銃に弾を込めるなどの細かな動きであっても、ゲーム内のアクションと連動した大小異なる振動が手に伝わってくる。先ほどのアダプティブトリガーの効果も相まって否応なくゲームの世界に入り込んでしまう。
アダプティブトリガーやハプティックフィードバックなど、プレイステーション 5ならではの全く新しいゲーム体験を味わうことができた。ゲーマーならばこの感動にぜひ触れてもらいたい。
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