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全ゲーマーの夢を叶えるバウヒュッテの「デスク秘密基地化計画」
ゲーマーなら東京ゲームショウは真っ先にバウヒュッテブースを目指せ!
2018年9月22日 00:00
幕張メッセのメインホール(1-8ホール)から少し離れた場所にある9-11ホールでひときわ異様な存在感を放っているのがバウヒュッテブースだ。バウヒュッテといえば、元はオフィスデスク/チェアメーカー、現在はゲーミングデスク/チェアメーカーとして、ゲーマーに愛されているゲーミングデスクメーカーだ。同社は今年も東京ゲームショウに出展し、さらにパワーアップしたゲーミングデスクシリーズを披露していた。筆者は今年初めて取材する機会を得たが、ゲーマーのひとりとして取材そっちのけで楽しんでしまった。その成果をお届けしたい。
バウヒュッテがゲーミングデバイスメーカーとしてユニークなのは、ゲーミングデスクとチェア、アクセサリーを組み合わせて、特定のテーマに特化した“レイアウト”を提案し、販売しているところだ。ブースにはその8種類のレイアウトが展示され、すべて実際に座って、ゲームをプレイしながら、その使い心地を確かめることができる。
TGSには常連のバウヒュッテだが、今年の出展で進化しているのは、パートナーに、ゲーミングブランドの雄であるASUS「R.O.G.」と組んで、各レイアウトに、R.O.G.ブランドのゲーミングPCを組み合わせて配置しているところだ。理想形に近い秘密基地が構成され、ゲーマーならついつい座って、その使い心地を確かめて見たくなる。実際、筆者は全部座って確かめてしまった。
そのレイアウトテーマもユニークだ。「寝ながらゲームシステム」は文字通り、ゲーマーの夢である“寝ながらゲームプレイ”を実現するためにバウヒュッテのノウハウが注ぎ込まれたゲーミングデスクで、背もたれを最大限に倒した状態で座り、両足をゲーミングオットマン(足乗せ用ソファー)に投げだして、寝るような形で座る。モニター2枚が覆い被さるように配置され、キーボードとマウス、あるいはゲームパッドでプレイする。ああ、これはダメ人間になるな、という感じにさせられてしまう。
「ネオクラシック」は、1980年代、90年代の地べた座りスタイルを現代に蘇らせたらどうなるかというもので、足を投げ出して座れるゲーミング座椅子に、テレビを目の高さに合わせて使用できる昇降式テレビ台、複数のゲームコンソールを収納できるゲーム機収納ラックなどで構成されている。「そうそう、こうやって遊んでいたよなあ、いいなあ」と座椅子をなでなでしながら感慨にふけってしまた。
「ゲーミングキャンプ」はかなりキている。昇降式のPCデスク、L字デスク、ゲーミングチェアというゲーミングデスク標準3点セットに、それを立方体テントで丸ごと覆ってしまい、家の中に秘密基地を作ってしまおうというもの。この立方体テント「ぼっちてんと」は、本来は遮光環境を必要とするユーザー向けに設計されたものだが、ゲームに適用することで、“フルダイブ系のゲーマー”が求める無限の没入感を実現する。家族が居る環境で使っても、1人で使ってもだいぶ危ない感じだが、本当はちょっと使ってみたいという気持ちを隠しきれない。
そして個人的にもっとも欲しいと思ったのが「ゲーミングラック(仮)」だ。ゲーマー歴が長くなると、ゲーミングデバイスを複数ずつ持つようになり、その管理運用が大変になってくる。今回バウヒュッテが単体で参考出展していた「ゲーミングラック(仮)」は、ゲーミングマウス、キーボード、ヘッドセットを、オシャレに陳列できるプロダクトだ。
展示では、さりげなく無線LANルーターなども配置されていたが、アイデア次第でどのようにでも使えそうな感じで、とりわけギアが増えがちなPCゲーマーには待望のアイテムとなりそうだ。
このほかにもレース特化型の「レーサーズコクピット」、収納能力を最大化した「ゲーミングキャッスル」、高さを最大化した「ゲーマーズビッグヒル」などのレイアウトが展示され、その気になれば注文することもできるという。TGS限定サイトからなら割引も受けられるということで、ゲーミングデスクに興味のある方は、ぜひ足を運んでみては如何だろうか?