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ソニー・インタラクティブエンタテインメント、台湾と香港に初の外国人プレジデントが誕生

4月2日発表

 ソニー・インタラクティブエンタテインメントの台湾法人Sony Interactive Entertainment Taiwan(SIET)および、香港法人Sony Interactive Entertainment HongKong(SIEH)は、4月1日付けの人事を発表し、SIETは蘇永生氏、SIEHはMustafa Yiğit氏が新たなプレジデントに就任することを明らかにした。同地域において日本人以外がプレジデントを務めるのは初めて。

【蘇永生氏】

 SIEHやSIETは、ソニー・コンピュータエンタテインメントの時代から、SCEJから派生したSCE Asiaが管轄し、代々日本人がプレジデントを務めてきた。2016年にSIEに社名が代わり、SCEJとSCE Asiaが統合してSIEJA(ジャパンアジア)となってからもそのスタイルは継続されていたが、2018年4月の組織変更で、日本と中国以外のアジア法人は、日本、北米、欧州以外の第四極となるオポチュニティマーケットに移管され、レポートラインも日本からロンドンとなり、日本の影響が小さくなっていた。

 今回の人事異動で、初の生え抜きプレジデントが誕生し、それぞれ担当していた日本人プレジデントは別部署に異動となる。3月31日までSIEHプレジデントだった所鉄朗氏はSIEJAの日本ビジネスオペレーション担当VP専属となり、SIETプレジデントだった江口達雄氏の新たな人事は未発表で、SIET副会長の職のみ明らかになっている。

【江口達雄氏】