【特別企画】
1人1台の時代到来! Switch版「Apex Legends」&ASTROシリーズでゲーミングヘッドセットの重要性を息子と検証してみた
2021年4月5日 00:00
まずはここから。廉価ながら性能は十分なエントリーモデル「ASTRO A10」
「A10」は、ASTRO Gamingのゲーミングヘッドセットの中ではエントリーモデルとして位置づけられる有線タイプのモデルであり、直販サイトでの価格も7,150円(税込)と低価格だ。ドライバーは直径40mmで、ネオジウムマグネットを採用。本体のみの重量も346gとゲーミングヘッドセットとしては軽い。周波数特性は20Hz~20kHzであり、人間の可聴域をすべてカバー。マイクはフリップ式で、上に持ち上げると自動的にミュートになるので便利だ。ボディカラーは、グレー/レッド、グレー/ブルー、ホワイト/ブルーの3色のほか、「コール オブ デューティ ブラックオプス:コールドウォー」コラボモデルがある。今回試用したのはグレー/ブルーモデルだ。
本体以外にインライン音量コントロールケーブルとパソコンスプリッタが付属している。インライン音量コントロールケーブルは、A10本体とゲーム機などを接続するためのケーブルで、長さは約2mである。A10側に接続するプラグの近くに音量コントロールつまみが用意されており、ゲーム機本体を触らずに音量を調整できる。
左右のイヤーパッドは耳をしっかり覆うタイプだが、完全な密閉型というわけではなく、周りの音も十分聞こえる。ヘッドバンドとイヤーパッドを繋ぐスライダーの調整幅は左右それぞれ3cm程度である。
ケーブルに煩わされたくない! ワイヤレスタイプ「A20 WIRELESS」
「A20 WIRELESS」は、その名の通り、ワイヤレスタイプのゲーミングヘッドセットである。ワイヤレスタイプの最大のメリットはケーブルに煩わされず、自由な場所でゲームを楽しめることだ。特にゲームコンソールをリビングで遊ぶ場合など、ワイヤレスヘッドセットはとても便利だ。「A20 WIRELESS」では、無線方式として2.4GHz帯の独自方式を採用しており、到達距離は15mと室内で使う分には十分だ。周波数特性などのヘッドセットとしての基本機能は「A10」とほぼ同じで、ドライバーは直径40mmで、ネオジウムマグネットを採用。本体のみの重量は318gであり、A10よりもさらに軽い。A10と同様に、マイクはフリップ式で、上に持ち上げるとミュートになる。良いこと尽くめの「A20」だが、お値段は15,180円(税込)とそれなりになる。
本体以外にUSBトランスミッター、充電用のUSB-A-USB-Cケーブルが付属している。USBトランスミッターの対応機種はPCとPS4/PS5であり、Switchは公式には対応外なのだが、実際に試したところPCモードで問題なく動作した。バッテリーとしてリチウムポリマー電池が内蔵されており、同梱のUSBケーブルによって充電が可能だ。3.5時間の充電で15時間以上は動作するので、バッテリーの持ちについても合格点をつけられるだろう。
また、音量バランス調整つまみとEQボタンが用意されていることも特徴だ。音量バランス調整つまみは、PCと接続した際には、ボイスとゲーム音のバランスを調整できるのだが、PS4やSwitchなどのゲームコンソールに接続した場合は、単なる音量調節つまみとなる。
イコライザーについては、ゲーミング用で低音重視の「ASTRO」、ゲーム配信やプロ用で中高音を重視した「PRO」、映画・音楽鑑賞用の「STUDIO」という3種類のプリセットが用意されており、EQボタンで切り替えが可能。これはSwitchでも利用できるので便利だ。
A20 WIRELESSも、スライダーをスライドさせて長さを調整することができる。調整範囲はA10とほぼ同じだ。