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網膜に直接映像を照射するARスマートグラス「RETISSA DisplayII」発売決定!
2020年3月13日 20:04
- 3月16日 発売
- 価格:272,800円(直販価格、税込)
QDレーザとシードは、シードがQDレーザの販売代理店となることに合意し、3月16日よりQDレーザが製造する網膜走査型ディスプレイ「RETISSA Display II」の販売を開始する。価格はオープンで、通販価格は272,800円(税込)。
本製品は、超小型プロジェクタによって網膜に直接映像を照射することで、目で“見る”のではなく、見たいものが目に“映る”ヘッドマウントディスプレイ。従来の透過型スマートグラス※は、仮想スクリーンに投影された映像を視認するため、視力やピントに依存する。また、実視界と映像の間にピントずれが生じやすく、眼の疲れの原因となるピント調節が頻繁に起こる等の問題点があった。
この課題を解決するため、本製品にはQDレーザ社による新技術“VISIRIUM(ビジリウム)テクノロジー”を搭載。この技術は、映像を網膜に直接投射することにより、映像と背景の両方を同時に見ることができる。そのため、実視界とピントの齟齬がなく、ピント移動の必要がなくなる。全く新しい“AR 体験”によって日常生活の利便性を向上させ、新しい楽しみを生み出すことが可能となる。
VISIRIUM テクノロジー
VISIRIUM テクノロジーによる網膜投影は、原理的に近視・遠視・乱視・老眼などがあっても矯正をすることなく画像を見ることが可能になる。この特長は「見える」をサポートする企業としてのシードの理念に叶うものであり、眼科領域との融合、連携も期待できる。
新たなAR体験が可能に
“AR 体験”とは、Augmented reality(拡張現実)体験のことです。VR の様な全く異なる仮想現実に飛び込む(没入する)ものと異なり、現実に対してデジタル情報を付加するもの。視野にマニュアルを表示する“作業支援”、キャラクター等を現実世界に描く“エンタメ”といったさまざまなシーンで、新しいビジョンを見ることができる。
【製品概要】
特長
■視力やピント位置に依存せず、常に映像がクリア。
■近視・遠視・老眼など、視力に課題があっても、矯正を必要としない。
■PC・タブレット・スマートフォンを HDMI 接続し映像を投影することができる。
仕様
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | RETISSA Display II |
価格 | オープン価格 |
投影方式 | 網膜走査型 |
光源 | RGB レーザ |
外形寸法 | アイウエア:TBD |
コントロールボックス | 約 84×29×150 ㎜ |
重さ(アイウエア) | 約 40g(プロジェクタ部のみ) |
重さ(コントロールボックス) | 約 80×29×150mm |
映像入力 | HDMI |
電源出力 | USB Type –A DC+5V(接続機器用) |
音声出力 | Φ3.5㎜ ミニジャック |
視野角 | 約26度(水平) |
解像度 | 720P 相当 |
更新レート | 60Hz |
駆動時間 | 180分程度(バッテリ駆動) |