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網膜に映像を直接投影できる! レーザアイウェア「RETISSA Display II」5月21日よりビックカメラ通販での取扱開始

眼鏡やコンタクトレンズを使用せずAR体験可能

5月21日 発売予定

価格:298,000円 (税込)

 QDレーザは、ビックカメラのコンタクト事業部と連携し、網膜走査型ディスプレイ「RETISSA Display II」を、ビックカメラ 有楽町店およびインターネット通販サイト「ビックカメラ・ドットコム」にて5月21日より販売する。価格は298,000円(税込)。本製品の家電小売業界による実店舗での取り扱いは初となる。

 「RETISSA Display II」は、三原色レーザ光源からの微弱な光と高速振動する微小な鏡(MEMSミラー)を組み合わせ、網膜上に映像を描き出すレーザ網膜走査技術「VISIRIUMテクノロジ」を採用したヘッドマウントディスプレイ。超小型プロジェクタユニットから、片眼の視野中心部(水平視野角約26度、アスペクト比16:9)に、HDMI端子で接続できる機器からのデジタル映像を網膜に直接投影することができる。

 原理上、装着者のピント調節機能の影響を受けにくく、近視や遠視、乱視、老眼などがあっても眼鏡やコンタクトレンズなどの矯正手段を用いずに投影画像を見ることが可能だ。また、ピント位置の影響なく視野に映像が重なるため、背景と投影映像のピントずれがないAR(拡張現実)体験が可能となる。

 ビックカメラ有楽町店2階及び6階では実機が常設展示されるため、誰でも「RETISSA Display II」を体験することができる。

製品のポイント

・網膜上でのビーム品質をチューニングすることで解像感の向上を実現し、より小さな文字(汎用のAR製品や、同社前モデルと比較しておよそ半分の大きさ)まで判読が可能。ただし、同社検証によるものとなり、見え方には個人差がある。

・市販のモバイルバッテリ(別売り)などを利用してさらに長時間駆動が可能。ただし、すべての機器での動作は保証されていない。

・オリジナルフレームは約24g(プロジェクタ、レンズホルダ除く)と非常に軽量で、プロジェクタ固定位置の調整も簡単に行なうことができる。取り外し可能なレンズホルダは、レンズの交換にも対応する。

・投影の左右が切り替え可能:スイッチで簡単に画像が反転でき、フレームへの固定位置を変えることで左右の切り替えが可能。

・音声出力用端子を搭載:ステレオミニジャックを搭載し、HDMI信号に含まれる音声をイヤホンやヘッドホン(別売り)で聞くことができる。ただし、すべての機器での動作は保証されていない。

・電源供給用USB端子を搭載:映像ソースとなる機器への電源供給のため、USBポート(5V、500mA)を搭載。無線キャストアダプタ(別売り/すべての機器での動作は保証されていない)などを接続することにより、映像視聴を楽しめる。なお、外部機器への電源供給時は、バッテリ駆動時間が短くなる。

【主な機器仕様】

項目RETISSA Display II
投影方式レーザ網膜投影(第二世代)
光源RGBレーザ
視野角/アスペクト比水平26度/16:9
色再現性256階調
投影解像度720P(1,280×720)相当@60Hz
明るさ光出力0.39μW未満
映像入力HDMI Type A
対応入力解像度1,920×1,080 60p/1,280×720 60p/720×480 60p/640×480 60p
音声出力φ3.5mmステレオミニジャック
電源入力DC5V(USB micro-B端子)
電源出力DC5V(USB Type-A端子)
バッテリ容量(公称)3,880mAh
駆動時間約200分(外部負荷なし)/約130分(電源供給時)
外形寸法(幅×高さ×奥行)プロジェクタ部:65×20×83.5mm(最大突起部含まず)/コントローラ部:74×29.25×150mm(最大突起部含まず)
重量プロジェクタ部:約40g/コントローラ部:約260g

※仕様は予告なく変更される可能性がある。