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【東京おもちゃショー2019】ダーツ感覚で楽しめる手裏剣ゲーム「ニンジャトレーナー」をダーツライブが発売。アーケード筐体も2020年リリース予定

6月13日~16日開催(一般公開日は15日、16日)

会場:東京ビッグサイト 西1~4ホール

入場料:無料

 子供の頃、誰もがあこがれた忍者体験をゲーム化した製品が、現在開催中の東京おもちゃショー2019のダーツライブのブースに出展されている。この「ニンジャトレーナー」は、樹脂製の手裏剣を専用のマトに投げてプレイする、ダーツボード感覚の手裏剣投げゲームだ。

東京おもちゃショー2019のダーツライブのブース

 開発・販売をするのは、国内トップシェアを誇るダーツメーカーのダーツライブ。国内の自治体などで構成された世界唯一の忍者の公認組織「日本忍者協議会」とのコラボレーションにより製品化されたもので、忍者の武器である手裏剣をゲームとして楽しめるというものだ。

 製品はゲームのマトとなる横約27cm×縦約31cmのチェッカー柄のボードと、樹脂製の手裏剣3枚のセットとなる。マトには樹脂製の柔らかいトゲが生け花に使う剣山のように無数に設置され、投げた手裏剣がこの間に突き刺さるという仕組み。ダーツと同様に公式のルールも設定されていて、マトの中央を50点、周りは30点、外れると0点で1ラウンド3投の4ラウンドで合計点を競う「集中芯打」と、ラウンドごとに場所と点数が変わるエリアに手裏剣を投げて、刺さったエリアを「撃破」(1度だけ得点可能。2度目は無得点となる)して得点を加算していく「目標撃破」があり、感覚もダーツゲームに近いものだ。

剣山のようになったボード。この間に手裏剣が刺さるのだ
樹脂製の手裏剣は柔らかく、危険が少ない。製品には3枚が同梱される
実際には表示されないが、このようなイメージで点数エリアを設定してゲームを楽しむ

 実際に遊んでみると、感覚はダーツとはまた違っていて、投げる手裏剣は手首のスナップを効かせてしっかり回転させないと、ボードに命中しても刺さらずに落ちてしまう。これが結構難しいのだが、そのぶん上手く刺さったときはかなり気持ちがよかった。試遊する来場者の中には「本業は忍者なのでは?」と思うほど上手い人もいて、遊んでみれば日本人の心に残る忍者の魂を引き出すことができるかもしれない。

手裏剣を投げるコツは、手首のスナップを効かせて回転させること

 製品版は既にこの6月10日より発売中だ。おもちゃ流通で、玩具店やバラエティショップなどで販売され、価格はオープン価格で、実勢価格は3,500円~4,000円程度とのこと。さらには、ダーツバーなどに設置されるアーケードゲームとしても現在開発中で、こちらは2020年にリリース予定とのことだ。

アーケード版「ニンジャトレーナー」。こちらはルールに応じて画面のマトが変化する
【アーケード版「ニンジャトレーナー」プレイ動画】