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【東京おもちゃショー2019】愛犬家大注目! リアルなお犬様フィギュア「MR.Z」

6月13日~16日 開催

会場:東京ビッグサイト 西1~4ホール

 海外のホビーメーカー、SOOTANG HOBBYブースでは、人型メカやミリタリー系、DCコミックスのヒーローフィギュアなど目を引く商品がズラリと並んでいた。その“カッコいいの塊”の中に一角だけ浮いている空間があった。そこにあるのは、リアルな造形の愛くるしい犬のフィギュア「MR.Z」という商品だ。1/6スケールで、価格は4,500円~6,000円と犬種によってさまざま。

 本製品は店舗には流通しておらず、ネット通販の形態で販売しているのだそうだ。今年の2月に開催されたワンフェスで、新商品である柴犬を販売したところかなりの盛況だったと担当者は語った。

 写真からも伝わると思うが、顔の造形から毛並みに至るまで、どこを取ってもとにかくリアルでクオリティが高い。それもそのはず、原型師のZHU氏は大の愛犬家で元はプロのアジリティーの指導手だったが、犬好きが高じて動物専門の原型師に転身したのだという。ZHU氏の作るフィギュアは、中国では動物フィギュアブランドの中でもっとも注目されているのだそうだ。

ミリタリーとDCコミックスのヒーローに囲まれていた「MR.Z」エリア
近くに飾っておきたくなるこの可愛さ

 シュナウザーやポメラニアン、ブルドックなど、豊富なラインナップで展開している本製品だが、大量生産は行なっておらず、生産したものが売り切れてしまったら販売終了とのこと。展示品の6割は「展示のみ」のパネルが下がっていたが、それらの商品は現在購入できないアイテムなのだという。

 同じ犬種でも毛色の違うバージョンが複数用意されており、こだわりのある愛犬家も納得だ。「MR.Z」シリーズの中で人気の商品をうかがったところ、柴犬とゴールデンレトリバーがもっとも勢いがあるのだそうだ。動物好きにはたまらないこの一品。気になったら人はチェックしてみてはいかがだろうか。

柴犬は3種類のカラーバリエーションが展示されていた
人気の高いゴールデンレトリバー。ほかと比べてかなりのビッグサイズ
商品によっては服や首輪、付け替え用の顔パーツなども付属している