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【特別企画】今こそ始めよう! 地球でもっともわかりやすい「チェンクロ3」講座

既に「チェンクロ」をプレイしているファンは何から手を付ければいい?

これまで集めた無敵(自称)の天魔/魔神コレクションももれなく第3部に持っていける
ネクストジェネレーションキャラクターとなる主人公ヘリオス(SSR)。
第3部キャラクターは必殺伝授が可能なのが大きな違いとなる

 さて、では既に「チェンクロ」をプレイしているユーザーはどこから遊ぶべきかというと、やっぱり3部のメインストーリーだと思う。それは報酬やアルカナ獲得などの実利的な面と言うよりは単純に、ストーリーがおもしろいからだ。

 本題に入る前に「チェンクロ3」の仕様を簡単にまとめておくと、第1~2部の世界と、第3部は、時空を超えた同じ世界という扱いになっている。プレーヤーはこの2つの世界を自由に行き来することができるが、プレーヤーランク、AP、アルカナレベル/経験値等は、第1~2部と第3部で共通となっている。第1~2部でAPを使い果たしてしまえば、第3部では回復するまで何もできなくなる。その一方で、「チェンクロ3」で新たに導入された「親愛度」は第1~2部の世界でプレイしても上げることができるし、その延長線上にある「伝授」も可能となっている。

 既存ユーザーにとって気になっているのは手持ちの第1~2部アルカナの扱いだろう。これについてはもちろん、そのまま使用することができる。全ての第1~2部のキャラクターは、制限無しに第3部世界においても使うことができ、そのままのパーティー編成で第3部をプレイする事ができる。逆に第3部のキャラクターも第1~2部で遊ぶことができる。この辺りの面倒くささはまったくない。

 ただ、キャラクターは第1~2部と、第3部で性質が異なっている。第3部のキャラクターは「ネクストジェネレーション」と呼ばれ、「伝授」が可能で、手持ちの必殺技と、第1~2部のキャラクターから「伝授」された必殺技の2つを任意で切り替えて使うことができる。第1~2部のキャラクターは「伝授」はされず、その代わり、第3部のキャラクターに必殺技を教えることができる。こうしたシステムにより、キャラクター育成を極めれば、第3部キャラクターの方が性能的、機能的に強くなる。

 では、第1~2部のキャラクターが5年経過した状態でアルカナ化されているのかというと、現時点では事前登録特典として提供されたベルナデット(SSR)やノーマルガチャで入手できるイオ(SSR)など、極々一部に留まるが、メインストーリーの登場キャラクターとしてはそれこそ何十人単位でどっさり登場する。義勇軍からはカインにミシディア、副都はアルドラにロレッタ、モアネット、王都は聖王女ユリアナ以下騎士団の面々、賢者の塔はお馴染みの三賢者に加え、生徒会長だったフィリアナは教授として登場する。

 また、湖都ではハサンにハキム、ムスタファ、精霊島ではビエンタが指導者として活躍するほか、バリエナやウィヴェアなどが登場。九領は未知の四領が舞台ということもあって現時点ではヨシカゲ、イブキなど少数に留まるが、すべてのメインストーリーで第1部のキャラクター達が登場し、しかも5年分成長した姿が見られるのはファンとしては嬉しいところだ。

 とりわけ第3部のカインはカッコ良すぎて、第1部の弱小時代から知っている古参の「チェンクロ」ファンとしては、第2部で成長した姿を遙かに上回る、英雄のような扱いに、それを照れながらも名声にふさわしい役目を果たそうとする姿に、チェンクロおじさん、どうにも涙腺が緩むところである。

【アルカナとして再登場した第1~2部キャラクター】
第1~2部から引き続きアルカナとして登場したベルナデットとイオ。共にSSRにパワーアップしているが、扱いとしては第1~2部キャラで、「伝授」は受けられない

【メインストーリーで登場する第1~2部キャラクター】
第3部のメインストーリーには、第1~2部キャラクターが大量に登場する。成長と共にグラフィックスが一新されているキャラクターも多く、第3部キャラクターとの掛け合いがまたおもしろい

【英雄扱いのカインと謎のキャラアポロ】
古参のメンバーからはカインとミシディアのみで、第1~2部の主人公やフィーナ、ピリカは姿を見せない。カインは英雄扱いでその活躍ぶりは見所のひとつ。ちなみにどうみてもピリカが成長した姿に見えるアポロという新キャラクターが登場するが、彼女(!?)が何者なのかは謎のままだ

12月8日まで開催されていた「3部主人公フェス」では、お祝いを兼ねて普段より多めの50回ほど回してみたが、アマツ出まくりの結果に
アマツはレベル80、ヘリオスとセレステは60、いずれも伝授あり。比較対象として第1~2部の主人公と並べて見たが、数字の時点でかなり性能差があることがわかる
ヘリオス(SSR)のパーティーアビリティは「僧侶がいると自身の攻撃力アップ」。比較的発動させやすい

 5人の主人公はどれも個性的だが、その物語については過去のレポートやニュースで繰り返し取り上げているし、何よりストーリーを楽しんで貰いたいのでここではあえて触れない。アルカナとして彼らと、第1~2部で活躍した主人公ら義勇軍との最大の違いは、最初から一線級の実力を備えているということだ。

 第1~2部の主人公は、第1部ではR(レア)止まりで、最初期以外はずっとベンチ入りの状態で、第2部でSSRまで強化されたものの、それでも有料ガチャで手に入る4凸SSRには歯が立たず、活躍の機会が与えられたのは第2部のクライマックスからだった。

 それに対して第3部の主人公は、最初からガンガン使える。性能的に優遇されているだけでなく「パーティーアビリティ」を備えており、習得しているアビリティが1つ多いのだ。主人公5人のアルカナは、メインストーリーを進めることで手に入るR(レア)と、有料ガチャで入手できるSSRの2通りがあり、既存ユーザーにとってはR版はコレクション要素が強く、狙うべきは有料ガチャで入手できるSSR版だ。

 SSR版の主人公は、コストも18と抑え目でありながらスキルやアビリティは優秀なものが多く、通常の第3部アルカナと同様に、限界突破で4段階強化できるだけでなく、親愛度と伝授で、さらに爆発的な強化が可能なので、レベル80まで上げることでATK/HP両方11,000超えの一線級キャラになる。

 このため、「師走は忙しいから、しばらく第3部のメインストーリーを楽しむゆとりないんだけどなあ」という、忙しい「チェンクロ」ファンに対しては、ひとまず第3部のガチャを回して欲しい主人公SSRを確保してから、デイリー系のミッション/クエストこなしに戻って、第3部キャラの親愛度上げと伝授を狙うというプレイスタイルがオススメだ。

 また、繰り返しになるがAPは第1~2部と第3部で共通なので、第1部や第2部のメインストーリーがまだ途中という人は、第3部のメインストーリーは無理に遊ばず、そのまま第1~2部を継続してもいいと思う。自由な遊び方ができるのがスマホRPGの良いところであり、年末年始の休暇や、たまの休日にスタミナの実をかじって第3部をガッツリ遊ぶという遊び方でもいいと思う。

 ただし、親愛度と伝授は、意識をしてから習得までにかなり時間が掛かる。このため「チェンクロ3」では経験値稼ぎに加えて、親愛度稼ぎと伝授チャレンジ、この3つを絶えず意識してプレイする必要があるわけだが、ではどうすればいいのか、次のページで具体的に説明したい。