【特別企画】今こそ始めよう！　地球でもっともわかりやすい「チェンクロ3」講座

新規/復帰組は何から遊べばいいのか？

第1～2部か第3部か、どちらから始めるか選ぶことができる。思い切って第3部から始めていい

メインストーリー画面。好きな順番で遊ぶことができる

新たな主人公による新たな物語が展開される

新たに立ち塞がる「白き異形」

メインストーリーをプレイするだけでレアな武器が手に入る。これまでなかった展開だ

　結論から書くと、第3部のメインストーリーから遊ぶべきだ。チェンクロおじさん的には「ものの道理から言って第1部のメインストーリーからだろうふつう。初期の主人公の弱さ知らないだろ？」とやかましいことのひとつやふたつ言いたいところだが、探索・錬金機能は1～2部の進行度に応じても解放されるものの、1～2部から始めるメリットはあまりない。

　第3部は、「チェンクロ」のリローンチとして、新規ユーザーが第3部から初めても無理なく遊べるように設計されており、ランク1の完全新規の状態からでも、メインストーリーをサクサク進めることができる。第1部で舞台になったエリアが最初から開放されているため、「第1～2部」のように少しずつエリアを開放していく必要もない。非常にお手軽設計だ。

　また、「チェンクロ」第1部では、パーティーコスト0の主人公1人の状態から、コスト2の義勇軍のメンバーを増やして行く形で徐々に戦力を強化していったが、この点も大きく変わっている。今回の第3部では、最初はコスト0の固定メンバーのみでパーティが構成され、ストーリーが進む毎に主人公を含むキャラクターが増えていく構造になっているため、第1部と同様にランク1で持ちキャラが0でもストーリーを進められ、同時に戦力も強化できるのだ。

　そしてここが「セガ偉いな」と思うのだが、メインストーリーの難易度に初級と中級の2種類が用意されている。豊富な戦力を持つ既存ユーザーには多少歯ごたえのある「中級」、始めたばかりの初心者は誰でも簡単にクリアできる「初級」を遊べばよい。初級は簡単なだけでなく、AP（スタミナ）も半分に下げ、ランクが低くても無理なく遊べるようになっている。クリア報酬も中級はガチャをはじめ使い道が豊富な精霊石、初級は武器アルカナや武器強化アルカナなど即戦力の現物支給になっているところも好印象で、こうした工夫により、第3部ならメインストーリーをサックサクで進めることができるわけだ。どさくさに紛れて要望を入れると、コアユーザー向けの難易度「上級」と、それに見合うレア報酬も用意してくれるとさらにいいなと思う。

　話を戻そう。第3部のメインストーリーをクリアしていくことで、「チェンクロ3」の5人の主人公をはじめ、様々なキャラクターが入手できる。しかも、第3部は今のところキャラクターアルカナの下限がR（レア）グレードになっているため、N（ノーマル）から始まる第1部と比較すると断然強いパーティーが編成できる。パーティを組む際に重要となるコストもRとしては低めの5で、さらに第3部にあたりパーティーコストが一律10アップしているため、低ランクから無理せずRランクパーティーを組めるようになっている。

　ちなみに、メインストーリーは初級と中級で2度プレイすれば、その都度別々に報酬が貰えるため、最初は初級でプレイしておいて、ある程度ランクが上がってパーティーが強くなってきたら改めて中級をプレイして報酬の精霊石をガッツリ頂くのもいい。精霊石を集めればSSRキャラが期待できる有料ガチャが引けるので、中級をやらない手はない。

　クエストの難易度は初級で1とかなり易しい（中級で22）。しかし、簡単だからといって手を抜いていいわけではない。理由はメインストーリーのクエストには「クエストミッション」が個別に設定されており、それを満たすことでクリア報酬とは別の、クエストミッション全達成報酬というものが設定されているからだ。

　クエストミッションの内容は、制限時間以内、負傷者無し、ノーコンティニュー（中級は必殺技でとどめ）でのクリアで、報酬は最高グレードの武器「アサシンブレード」や、成長アルカナIVなど、かなり美味しい。しっかり丁寧にプレイしてしっかりお宝をゲットしておきたい。

【メインストーリーは2種類の難易度】

上段が初級、下段が中級。難易度もAPも報酬もすべて違うことがわかる

第1～2部で主人公が成長する「チェンクロ」。ぜひゲームに慣れてきたらこちらも遊んでみて欲しい

　ところで、第3部のメインストーリーについて、主人公が5人いるからこれまでの5倍のボリュームがあるのかというと、実装分だけ見ればさすがにそんなことはなく、今回は5人で各1章ずつ5章分という感じで、APの自然回復で遊んでいるだけでも1～2週間もあればクリアできるのではないだろうか。

　その後は、その間に増えていった第3部のキャラクタークエストを1人ずつこなしてもいいだろうし、そこから改めて第1部に乗り出してみてもいい。第3部からはじめると、おそらく第1部のメインストーリーはヌルすぎると感じてしまう人もいると思うが、第3部で英雄扱いされているキャラクターたちのデビュー当時のエピソードが次から次に登場して、ニヤニヤが止まらないはずだ。これはまさに第3部から始めた新規ユーザーだけの特権だ。

　そして第1部後半から第2部にかけて、国産RPGに勝るとも劣らない骨太の物語と血湧き肉躍る数々の演出が待ち構えている。そうこうしているうちに第3部のアップデートが行なわれ、メインストーリーの拡充や、魔神襲来イベントや踏破イベントに相当する大型のイベントが到来するはずだ。ここまでくればあなたは立派な「チェンクロ」ユーザーだ。

　というわけで、新規/復帰組は、第3部のメインストーリーから始めて、第1～2部と第3部の両方を満遍なくプレイする遊び方がオススメだ。なお、第3部のメインストーリーは月に2回ペースで追加される予定になっており、第1～2部以上に充実したストーリー展開が楽しめそうだ。

　続いて既に「チェンクロ」をプレイしているユーザーはどう遊ぶべきかをレクチャーしたい。第1部～2部について若干のネタバレを含むので、新規ユーザーの皆さんは3ページ目以降は開封厳禁である。