【特別企画】
「メギド72」リアルイベント!ユーザーと作り手が一体となって楽しんだ1日
今後の施策や新キャラクターの発表も
2019年6月3日 18:19
- 6月2日 開催
- 会場:ベルサール秋葉原
DeNAは6月2日、スマートフォン向けRPG「メギド72」の公式リアルイベント「メギド72 garden ~ソロモン王たちの休日~」を東京・秋葉原のベルサール秋葉原にて開催した。
「メギド72」は、DeNAと「ワイルドアームズ」、「ケイオスリングス」といった名作RPGを手がけたメディア・ビジョンの共同開発によるRPG。独自性の高い戦闘システムや個性的なメギド(キャラクター)達といった魅力が口コミにより徐々に広まっていった作品で、ユーザーの熱量が高いことでも知られている。昨年10月に開催された初の公式リアルイベントも大いに盛り上がった。
2回目となる今回も、前回と同じくベルサール秋葉原にて開催。抽選で選ばれた200組のユーザーが招待された。「メギド72」らしい企画の数々がいずれも大盛況となったイベントの内容を、ユーザー参加型の企画を中心にピックアップしてお届けする。
参加者によるバトルチャレンジ……からの「俺らイケメン」カラオケ熱唱のサプライズも!
「メギド72」の大きなウリのひとつが、場に出る「フォトン」を敵味方で1つずつ取り合い、取ったフォトンに応じてメギドごとに異なる特徴的なスキルや奥義など使って戦う戦略性の高いバトル。「メギド72」のインターネット生放送番組「メギラジオ」の前身となる番組では、「メギド72」運営が用意したお題で出演者が実際にバトルを行ない、その面白さを伝えるという企画が行なわれていた。
そのリアルイベント版となるステージイベントが「出張メギラジオ!~そこに勝算はあるか?~」だ。今回はイベント参加者の中から抽選で選ばれたユーザーがバトルに挑戦。メギラジオの出演者であり前述の企画で数々の激戦を潜り抜けてきた、声優の朝霧友陽さん(デカラビア・カスピエル役)とゲームライターのタダツグ氏がセコンドに付いてのバトルとなった。そのほかの登壇者は声優の生田善子さん(マルバス・アスモデウス役)と、出題側として宮前プロデューサーおよび運営でデータ分析を担当している早川真央氏(通称早川博士)。
ミッションは2つ。いずれも難易度はかなり高いもので、その代わり達成すれば全ユーザーに「召喚チケット」が配布される。制限時間が設けられているが、その範囲内で何度でもやり直し可能というレギュレーションだ。
1つ目のチャレンジはステージ20のボス「火のザウラク」の難易度ベリーハードをレベル60の指定編成で3ターン以内に撃破するというもの。ちなみにこの敵の推奨レベルは64である。ストラスの奥義で全体に突風をかけてからアミーの奥義をボスに当てる戦略で進めるが、最初のターンで盾役となるザガンの「かばう」発動前にアタッカーが戦闘不能になるなど、ザウラクの激しい攻撃に苦戦。だが戦術を練り直しつつ3回目のチャレンジで見事勝利した。
2つ目のチャレンジは大幻獣「変貌貝姫リリィ」の難易度エクストリームを「殻を開かずに」撃破するというもの。リリィは最初は防御が固く、一定ダメージを当てることで殻が開いて攻撃が激しくなる代わりに防御は薄くなるのでそこから一気に攻める、というのが倒し方のセオリーなのだが、これを敢えて殻を開かずに特大ダメージ一発で倒す、というやり込みにあたるプレイとなる。
指定された編成は、特定の条件で行動順を繰り上げて連続行動ができる戦術「チェイン」を使うメギドが中心で、ダンタリオンの奥義やオーブ(装備品)「レッドウィング」などで攻撃力を上げ、奥義でチェインを繋いでマルコシアスの「チェイン数により威力が上がる奥義」を叩き込む、というのが想定解。
サキュバスの技やオーブ「ボーパルバニー」を駆使して奥義を使うための「覚醒ゲージ」を満遍なく上げていくなど手堅く進めていくが、いざ一斉に奥義を放ってチェイン!というタイミングで、奥義発動に必要な「アタックフォトン」が必要な数だけ場に出ず残念ながら時間切れ。
「戦術は完璧だが、必要なフォトンが場に出なくてどうにもならない」というもどかしさもまた、「メギド72」のバトルならではの点ではある。さておきプレイング自体は完璧だったことが考慮され、宮前プロデューサーの「OKにします」の鶴の一声で召喚チケットは配布されることになった。
2人の挑戦者が称えられ、これにてステージ終了……かと思いきや、ここでサプライズ。カスピエル・インキュバス・メフィストという3人のメギドのキャラソン「俺らイケメン」が歌われることが発表された。
カスピエルのパートは朝霧さん本人が、インキュバスは生田さんが代役。そしてメフィストは、同じく声優の津田拓也さん(ガープ・バラム役)が壇上に呼ばれ担当。カラオケ風のイケイケなPVのもとノリノリで熱唱した。参加者は3人に黄色い歓声を浴びせる通称「ガルド(本作の舞台、ヴァイガルドの略)の女」役として一緒に盛り上がった。
カルタ取りにボール投げと、メギドにちなんだアトラクション
「メギカルタ」のコーナーでは、メギドの紹介文が書かれた読み札をもとにメギドの姿が描かれた絵札を取るというカルタ取りゲームが行なわれていた。
日本の伝統的な遊戯である「カルタ取り」と最新のスマートフォンアプリゲーム「メギド72」。これもまた「メギド72」らしいなかなか意表を突かれる組み合わせで、果たしてこのノリに参加者は付いてこれるのかと正直心配もしたのだが、蓋を開けてみれば列ができるほどの大盛況。バトルフィールドとして本格的な畳が用意され、多くの参加者が4人1組で対戦を楽しんでいた。
「アイム Challenging」は、フライパンと炎で戦うメギド「アイム」のスキル「強火クッキング」をイメージし、フライパンでボールを投げて大幻獣(のパネル)を倒すゲーム。こちらも行列ができており、多くの参加者が楽しんでいた。
イラストエリアに寄せ書きコーナー
会場の一番奥には、イラストエリア「絵師達の遊宴」が設置。その場で描いたイラストを掲示できるほか、事前に募集されたイラストがモニターで代わる代わる展示されていた。ときには本作のメインアーティストも訪れ、参加者と一緒にお絵かきを楽しんでいた。
また、出入り口付近には自由に寄せ書きができるコーナー「ソロモン王たちの記念碑 ~2019 garden~」が用意され、イラストやコメントなどが書き込まれていた。
“等身大”メギドとの写真撮影スポット
「フォトンスポット」は、等身大のキャラクターと写真撮影ができるエリア。前回もあったので似たようなものかと思いきや、今回はヴィータ体(普通の人間の姿)ではなく、なんとメギド体(本来の姿を取り戻した姿)での“等身大”である。天井まで届くような垂れ幕に複数のメギド体が描かれる壮観なものとなった。
運営とのガチバトルも!対面での対人戦が楽しめる「Enjoy! コロシアム」
フォトンを1つずつ取り合って戦う「メギド72」のバトルは、1vs1の対人戦も面白い。現在はいつでも自由に参加できるオンライン対戦「フリーバトル」がプレイ可能となっている。
このフリーバトルを対面で行なえるのが「Enjoy! コロシアム」。参加者同士で対戦できるコーナーに加えて、すべてのメギド・オーブを使える端末で本作スタッフとのバトルを行なえるコーナーも設けられ、整理券が配られるほどの人気ぶりとなっていた。ときには早川博士も登場。参加者とメギドの能力についての会話なども楽しみつつ、ガチバトルを繰り広げていた(※どの程度のガチ具合で戦うかは事前に聞いていた模様)。
出演声優と参加者が一緒になって取り組むクイズ企画
朝霧さんと生田さん、津田さん、そして今回が「メギド72」関連のイベント初出演となる守川武尊さん(パイモン・ラウム役)という声優陣がクイズに挑戦し、正解することで全プレーヤーにゲーム内アイテムが配られるステージイベント「メギクイズ!~ソロモン王たちの謎解き~」が行なわれた。出題担当は森下さん。会場に答えを聞くのはOKとされ、声優陣と参加者が一体となって、徐々に難易度が上がっていく問題に取り組んでいった。
エンディングステージでは新情報も発表!
エンディングステージの前には、またもやサプライズ。生田さんによる生歌が披露された。
その後は「プロデューサーレター出張版@garden」として、宮前プロデューサーより今後の施策や今後登場する新メギドの発表などが行なわれた。発表された情報のうち、文字情報はおおむね同日公式サイトで公開されたプロデューサーレター vol.17に掲載されているので、ここでは関連する画像を掲載する。プロデューサーレターと合わせてご覧いただきたい。