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「メギド72」初のリアルイベントが大盛況! イベント最後には、プロデューサーからの大発表も

10月28日 開催

会場:ベルサール秋葉原

 DeNAは10月28日、ベルサール秋葉原にてスマートフォン用フォトンドリヴン世界救済RPG「メギド72」初の公式リアルイベントとなる、「メギド72 banquet ~ソロモン王たちの祝宴~」を開催した。当日は、抽選で選ばれた200組400人のユーザーが来場し、12時から18時まで約半日に渡るイベントを楽しんだ。ここでは、当日発表された新情報を中心に、大いに盛り上がったイベント内容も含めてお伝えする。

新機能や今後の展開など、関係者も知らなかった事実が次々と発表

 イベント最後となるエンディングステージ、そこでは本作のプロデューサーである宮前公彦氏からの情報発信コーナー“プロデューサーレター”の本イベント特別版として、“プロデューサーレター出張版@banquet”が設けられた。

 「2017年12月7日にサービスインした本作は、当初不具合が多発してユーザーの皆さんに大変な迷惑をかけてお詫びします」という謝罪の言葉から始まったが、その後アップデートを重ねてアクティブユーザー数が増えたことを報告。そして現在、1周年に向けた開発に注力しており、リクエストの多い機能から実装しているとアナウンスされた。その最初として、新・攻略チケットを公表。これは、イベントクエスト専用/討伐クエスト専用と2種類の実装を予定しているとのアナウンスがあり、1日の使用制限を設ける代わりに実装を2種類にしたという。

新・攻略チケットの情報が出されると、会場からは歓声が巻き起こった

 また、もっともリクエストの多かったメギド重複時の対応も充実させるべく、新たに奥義ショップ(仮)を用意。ここでは、各メギドの奥義Lvをポイント化し、合計の累積値に応じてさまざまなアイテムと交換できるようにしていくと発表。さらに、奥義Lvを「メギドの塔」討伐隊の総合値に加算することも考えているとのこと。ほかにも、1周年記念として指名チケット付きの魔宝石セットや1周年記念衣装付き魔宝石セットなどの企画も進んでいるとのコメントがあった。

メギド重複時の対応や、1周年を記念した魔宝石販売の話なども飛び出した
今後数週間のイベントとしては、初となる長めの前編後編イベントクエスト、7月2日に行なったようなワイワイとしたショートイベント、期間限定ミッションの実装などを考えていることが明かされた
追加機能として、このようなことも開発中だと明かされた
ゲーム外としては、BGM配布や弾いてみた動画、イラスト展、シシララTV、コメントリレーなどを計画中だが、これら以外にもまだまだ企画があるそうなので、ご期待くださいと宮前プロデューサー

 次に公表されたのは、これから登場する予定のメギド。既に発表されているインプ、リジェネレイト体のシトリーのほか、リジェネレイト体のアスタロト、新テルミナスメギドのベヒモスも公開。新テルミナスメギドのベヒモスは、激★魔宴召喚にて登場する予定だ。

いずれも、召喚できれば味方の戦力を大幅にアップできることは間違いなしだ

 気になる今後のストーリー展開についても、宮前プロデューサーからアナウンスが行なわれた。6章はメギドラル編のプロローグ、そして7章以降はメギドラルでの冒険に入るとのことで、7章は大罪同盟との邂逅編、8章が追放のクロニクル編、そして9章ではフライナイツ因縁編が予定されているそうだ。以後、アンチャーター防衛編、真宵の魔王との激闘編、ハルマとの対峙編と展開されていくようで、一部から言われていた“ストーリーが終わってしまうのでは?”という意見に対しては、「終わるどころか、むしろ全然時間が足りません」と明確に否定。これから先も、見逃せない話が続くと約束した。なお、6章2節は1周年イベント後となる年末年始付近でリリースできればと考えているそうで、シナリオが進んでいない人は追いつくチャンスとのありがたい(?)アドバイスも飛び出した。

6章、そして7章以降の展開が示された。ただし、これらのタイトルは宮前プロデューサーが仮につけたもので、実装される時はシナリオライターの方が考えたものに変わる可能性が高いとのこと

 ここからは“宮前の妄想編”と題した、宮前プロデューサーが今後チャレンジしたいことを発表するコーナーに。妄想なので実現するかどうかは別としつつも、定期的なファンミーティングやメギドカフェ、ガチのソロモン王決定戦、さらにはコミック化やアニメ化も視野に入れて進めていきたいと発言。会場からは、そのいずれもに割れんばかりの歓声と拍手が上がっていた。なかでも、設定資料集に関しては祖72柱版を企画中であり、今1番ギアを入れているところと報告。最後には宮前プロデューサーが「ゲームが面白ければ人は付いてくると思っていたんですが、それだけじゃないこともだいぶわかってきました」と告白し、ユーザーを増やすために広告にも力を入れていくことを宣言。これからも応援してくださいと締めくくった。

宮前プロデューサーの“やりたいこと”が数多く列挙された。すべてが実現するかどうかは現段階では不明だが、前向きに進んでいるものが多いものと思われる

来場者の熱量がもの凄かったイベント「メギド72 banquet ~ソロモン王たちの祝宴~」

 「メギド72」初の公式リアルイベント「メギド72 banquet ~ソロモン王たちの祝宴~」は12時に開場し、12時45分から開演となった。最初に来場者を楽しませたのは、公式バンドによるゲームBGMの生演奏。スマートフォンから聞こえてくるBGMとはまた違う、目の前で演奏される楽曲に、目を閉じてうっとりする人も。

目の前で生演奏が披露されると、観客はその迫力に圧倒されていた

 数曲が披露された後に登壇したのは、本日のMCを務めるお笑い芸人のダブルブッキング。自己紹介時に現在のレベルを発表していたのだが、2人とも30レベル弱ということで、「ザコですみません」とコメントし、会場の笑いを誘っていた。

 次に登場したのは、本作プロデューサー・宮前公彦氏。MCの2人から「人前に出るのは得意じゃないと言ってましたけれど、今日は何度も登壇しますよね? それ用のオーブでも装備してきたんですか?」と突っ込まれ、「人前耐性が上がるようにしてきました(笑)」と、「メギド72」のプレーヤーであれば反応してしまうトークで、会場の雰囲気を一気にものにしていた。

 この後、会場内の説明を終えると再び生演奏が披露され、オープニングステージは終了となった。

MCを務めたダブルブッキングのお2人と、今回のイベントで大活躍する宮前プロデューサー
「メギドの1人を召喚しました」として、ブネの格好をした人物も登場。宮前プロデューサーいわく「この手のイベントでは女子を呼ぶものと相場が決まっていますが、うちは男子です」と、力強くコメントしていた

シシララTV生ステージでは、ギリギリのところでチャレンジをクリア

 13時45分からは、“シシララTV生ステージ”と題したステージが開始。ここでの司会進行は、ゲームDJの安藤武博氏が担当。さらに、いつもの面々として宮前プロデューサー、ゲームライターのタダツグ氏、そしてゲーム中でデカラビア/カスピエル役を務める声優の朝霧友陽氏が登壇した。

こちらが、シシララTV生ステージに出演した4名

 ここでは、“本日の生タダツグチャレンジ”として、推奨Lv.70以上のステージを★5のLv.60でクリアに挑戦するというお題が出された。まず提示されたのは、“36-6 不死者ベレト(ベリーハード)を指定の編成でクリアせよ”という難問。この時点まで、編成を見せてもらっていないというタダツグ氏は、隣の朝霧氏と細かな相談を繰り返しながら作戦を立案し戦闘を開始。途中、かなり危うい場面もあったものの、何とか無事にクリアすることに成功する。

1度目は勝算なしとなり、リタイア。2度目はじっくり考えただけでなく、会場からの意見も取り入れて、勝利をもぎ取った

 続いてのお題は“チャレンジクイズ@banquet”として、「メギド72」に関するクイズが出題された。最初の3問は「小手調べですからイージーです」と宮前プロデューサーが言うように、非常に簡単な問題だったため、あっさりとクリアしていくタダツグ氏。しかし、4問目と5問目のあまりの難しさに悲鳴を上げ、頭を抱えて考え込む事態に。ここでも、会場からの助けなどもあり、最終的には全問正解することに成功! チャレンジクエストを2つともクリアしたということで、当初提示されていた報酬の約2倍となる、15,000ゴルドとSTドリンク100×2が全プレーヤーに配布されることとなった。

ちなみに、出題された問題がこちら。これら5問すべてに答えられるだろうか?
回答は、まとめてこちらに掲載した。すべて当てることができれば、あなたも「メギド72」マスターに!?

メギド好き声優によるトークショーで一番盛り上がったのは、おっぱいの話!?

 15時からは、“メギド好き声優によるトークショー”とした“メギトーク”イベントがステージで行なわれた。ここでの出演者は、デカラビア/カスピエル役の朝霧友陽氏、マルバス/アスモデウス役の生田善子さん、グラシャラポラス/サレオス役の中國卓郎氏、アイム/シトリー役の関根明良さん、シャミハザ役の財満健太氏、シャミハザ(ジルベール)/ガギゾン役の堀江瞬氏、ガープ/バラム役の津田拓也氏の7名。MC役を務めるのは、オープニングステージに引き続きダブルブッキングのお2人だ。

 トークショーはテーマを出して、それについて語ってもらう形式で進んだ。最初のテーマは“ここが面白い! メギド72”。最初に指名された関根さんは「言わずもがなキャラが良い! どのパーティを組んでもみんな好き、というのが良いところだと思っています」と回答。次に挙手をした財満氏は「ずばり、おっぱいです!」と力強く発言し、会場の笑いを総ざらい。「ただのおっぱいではなく、弾むんですよ!」とコメントすると、ステージ上の女性陣からも賛同意見が多数寄せられ、壇上は一時揺れるおっぱいの話題で大変な事態に! 混乱が収まり、3人目として指名された津田氏は「真面目な話なんですが、バトルシステムが大好きです。ドラフトフォトンシステムがボードゲームチックで、戦略を組み立てるのが楽しい」と、運営側が待ち望んでいた(?)返答で、最初のテーマをしっかりと締めた。

 次のテーマは“私の一押しメギドはこれだ!”。最初に答えた生田さんは「やっぱりマルバスちゃんかな。世界一可愛いじゃないですか! 自分が可愛いし大事だから、正直に言う。彼女は、心がすごい綺麗なんですよ」と力説した。次に回答した堀江氏は「ゼパルが一押しです。僕、普段ソーシャルゲームには課金しないんですけれど、ハロウィンの衣装を見たら課金するべきですよね? 3,000円出せば実質タダなんですよね!?」と、なぜか若干混乱気味になりながらイチオシポイントを解説すると、続いて関根さんが「私の一押しはベリアルさんです。ただ私、シトリーちゃん来ていないんですよ……」と告白し、MCから「課金ですね」と突っ込まれる場面も。財満氏は「自分の演じるシャミハザが、とある平成ライダーそっくりで大好きなんです。しかも単純なので使いやすくて良いです」と、その使いやすさをアピールしていた。

 トークテーマの3番目は“「メギド72」あるある!”。ゲームをプレイしていれば、誰もが“あるある”と思うこととして朝霧氏が挙げたのが羽根と触角。「羽根や触角、これだけあれば絶対に大丈夫だろうというくらい取るんですが、絶対に足りなくなる。これ、共感してもらえますよね」と言うと、会場からはうなずき声と共に大きな拍手が。さらに、生田さんは「銀素材を集めている時には金素材が、金素材を集めている時は銀素材が出まくりますよね!? システムでは無いらしいですから、体感の気のせいと、みんな引きが悪いってことですよね……」とコメントし、こちらも観客席から賛同の声が飛んでいた。

 続いて津田氏が「ホーム画面の上に赤い石(魔宝石)がありますよね? 最初はメギドが欲しいのでガチャに使いますよね。あれ、育成が進むとスタミナドリンク160ですから(笑)」と発言すると、こちらも会場から大きな笑いと共に“わかる!”との反応が返ってきていた。最後に指名された中國氏は「アスモデウスはカッコイイですが、スキル攻撃でのカメラワークが背後になるので、ちょっと冷めるんですよ」と言うと、生田さんが「それは、ギャップだと思ってください!」と説得。なぜか“あるある”からは外れてしまうオチで次のテーマへと移った。

 最後は“「メギド72」に物申す!”がテーマ。これに先陣を切ったのは、朝霧氏だった。「キャラクターごとの専用の贈り物があるんです。これを贈ると、★6になるときにみんなが着てくれるんですが、1度作り贈って進化させると、2度と作れないんです! 衣装をもう1度作れるようにして、2度贈ると親密度が上がるとか、ええ感じになるとか(笑)いう機能を、ぜひつけてもらいたいです」と述べると、すかさずMCの2人から「なぜ突然エロ親父っぽく言うんですか(笑)」との鋭いツッコミが入り、会場は大爆笑に。

 さらに中國氏が「塔の探索結果を1発でお願いしたいです。収録の合間にちょっとだけ、というのがやりづらいので、もうちょっとクイックにしてもらえれば」と続け、さらに「何はともあれ、心待ちにしているガギゾンさんを実装してほしいです。かなわないのであれば、「メギド72」はクズなキャラほど人気が出るので、ドクズな新キャラを出して欲しい!」と堀江氏も発言するなど、プロデューサーへのお願い事を連発して、大いに盛り上がった声優トークショーは終了となった。

宮前プロデューサーが選んだ精鋭を、ユーザー代表が打ち負かす!

 この後にはステージイベント“生コロシアムステージ”が開催された。予選を勝ち抜いたユーザー代表3名と、宮前プロデューサーが選んだ開発陣3名が、ステージ上にて生で対戦するというもの。ユーザー代表が2勝すれば召喚チケット3枚を配布すると約束したものの「そんな気はさらさらありません!」と宮前プロデューサー。スタッフには、ガチで勝ちに行けと指示したとのことで、戦いの行方が気になるところだ。

 1回戦は、奇しくも女性対女性の組み合わせとなった。ユーザー代表と運営チーム精鋭1号のヨネクラさんの対戦は、蘇生を活かしてユーザー代表側が勝利をゲット。続いて2試合目は、互いに“魅せる”編成で戦いに望むが、勝利を手にしたのはまたもユーザー代表だった。

 最後の3戦目は、運営側が底力を見せて勝利をもぎ取るものの、結果的にはユーザー代表2勝となり、見事に召喚チケット3枚配布の権利を勝ち取った。ユーザー代表として対戦した3人には、サプライズとして運営から名前入りの描き下ろしサイン色紙が配られ、そのプレゼントに感動し涙で頬を濡らすプレイヤーも出現するなど、「メギド72」に対する愛の深さが感じられた。

1回戦と2回戦はユーザー代表が、3回戦は運営チームが勝利を掴んだ
対戦終了後には、色紙が配られるサプライズも

 以下、会場の模様を撮影した写真を掲載するが、とにかくどこへ出向いてもユーザーの熱量がもの凄かったことをお伝えしたい。

物販ブースでは公式グッズが販売されていたが、長蛇の列ができていた
会場の一角を占めていた“フォトンスポット”では、等身大のメギド72体が描かれていた
“アジトへの帰還”では、VRコンテンツを体験することができた。約70秒ほどだが、メギドたちに近づくと話しかけてもらえる
“コロシアム@banquet”コーナーでは、PvPが楽しめた。初めてPvPをプレイした人もいたとのこと
“デカスマホで召喚体験!”と題したコーナーもあり、ここでは召喚したメギドのステッカーがもらえた
「メギド72」初心者のための、攻略コーナーも設けられていた。ステージイベントの合間には、大勢のユーザーが詰めかけていた。
“絵師たちの遊宴”と題したコーナーでは、ユーザーがその場でイラストを描き、貼り出すことができた。貼り出されたイラストは、最後には壁面を埋め尽くすほどに!