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ゲームブック「ファイティング・ファンタジー・コレクション~レジェンドの復活~」発売決定!

「死のワナの地下迷宮」、「地獄の館」など5作品が復活

【ファイティング・ファンタジー・コレクション~レジェンドの復活~】

2022年7月15日発売予定

価格:8,250円(税込)

【ファイティング・ファンタジー・コレクション~火吹き山の魔法使いふたたび~(再販)】

2022年3月15日発売予定

価格:8,250円(税込)

 SBクリエイティブは、ゲームブック「ファイティング・ファンタジー・コレクション~レジェンドの復活~」を2022年7月15日に発売する。価格は8,250円(税込)。完全受注生産となっており、受注締切は5月12日。また、現在入手困難となっているシリーズ第1弾「ファイティング・ファンタジー・コレクション~火吹き山の魔法使いふたたび~」の再生産も決定。こちらの発売は2022年3月15日を予定。

 「ファイティング・ファンタジー・コレクション~レジェンドの復活~」は、2021年7月に発売されゲームファンの間で話題を集めたゲームブック復刻プロジェクト「ファイティング・ファンタジー・コレクション」の第2弾。

 第1弾「ファイティング・ファンタジー・コレクション~火吹き山の魔法使いふたたび~」に続いて、「ファイティングファンタジー」シリーズより5作品を収録するほか、安田均氏による解説書がアドベンチャーシートと共に豪華化粧箱に同梱される。

【豪華化粧箱】
これは第1弾の豪華化粧箱

 気になる収録作品は、FFシリーズの代名詞的存在で、何度かゲーム化もされている人気作「死のワナの地下迷宮」(イアン・リビングストン著)をはじめ、スティーブ・ジャクソン氏の代表作「地獄の館」、「サイボーグを倒せ」、2017年に復活した新FFシリーズ第1弾「危難の港」(イアン・リビングストン著)、未邦訳の第34作目「魂を盗むもの」(イアン・リビングストン著)となっている。

 今回は、発表に合わせて「危難の港」を除く表紙イラスト4点と、挿絵3点が公開され、同時に予約受付が開始された。前作に続いて完全受注生産となっており、確実に欲しい方は早めの予約を心がけたい。

【収録作品】
【死の罠の地下迷宮】
いまだかつて誰も生還したことがない「死の罠の地下迷宮」――サカムビット公が統治する都市「ファング」を舞台に、未踏の迷宮へと挑む勇敢なる者たちの試練を描く。タイトルが示すように迷宮内は「死の罠」に満ちており、凶悪なトラップがいたるところに張り巡らされ、多くの難敵が待ち構えている。シリーズ序盤に発表された作品であり、きわめて高い知名度を誇る名作。
【地獄の館】
これもまたスティーブ・ジャクソン氏による作品で、「現代」「ホラー」という題材に挑んだ意欲作。豪雨の中、事故で車を失ってしまった主人公は、奇妙な洋館へと迷い込む……。本作では独自の数値として、主人公が許容できる「恐怖」の限界を表した「恐怖点」を導入。体力点の管理などと並行してこの数値の上昇を極力抑えながら、館に隠された真相を解き明かさねばならない。
【サイボーグを倒せ】
つねに新しい分野を切り開いてきたスティーブ・ジャクソン氏の筆による「スーパーヒーロー」という、シリーズ中では他に類を見ないテーマの作品。タイタン・シティを舞台に、犯罪や災害から人々を守るヒーロー「シルバー・クルセイダー」の活躍を描く。シリーズ中でも異色の題材を再現すべく、「手がかり」「超能力」「英雄点」など独自のルールが多く盛り込まれている。
【危難の港】
2017年に発表された最新シリーズの第一作で、巨匠イアン・リビングストンが20数年ぶりにアランシアを描いたことで注目を集めた話題作。物語はシルバー川に面した河港「チャリス」から始まるが、やがて冒険の舞台は‘盗賊都市’ポートブラックサンドなど広大な地域へと広がっていく。巨匠みずからが作り出したアランシア世界の魅力を余すところなく披露し、ファンサービスにあふれた一篇。
【魂を盗むもの】
シリーズ第34作目であり、過去に日本で展開されていたファイティング・ファンタジー全33作品の「次の1本」にあたる作品。日本におけるファイティング・ファンタジーの系譜、その再開という思いを込めての選定となる。タイタン世界全土を脅かす暗黒の魔術師モルドラネス。その脅威を排除するべく、嵐の海に浮かぶ孤島「絶望の島」での冒険が繰り広げられる。
【挿絵】