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スマホ/Steam版「ファイティング・ファンタジー レジェンズ」配信開始

伝説のゲームブックが原作のRPG

7月28日 配信

価格:
Android/iOS版 600円(税込)
Steam版 980円(税込)

 Nomad Gamesは、Android/iOS/Windows(Steam)用RPG「ファイティング・ファンタジー レジェンズ」の配信を7月28日より開始した。価格は、Android/iOSが600円(税込)で、Steam版は980円(税込)。なお、Steam版は8月4日まで10%オフの882円で購入できる。本作は、日本語、英語、フランス語の3カ国語に対応している。

 「ファイティング・ファンタジー レジェンズ」は、ゲームブックの古典的名作「ファイティング・ファンタジー」シリーズより「火吹山の魔法使い」、「盗賊都市」、「バルサスの要塞」の3作をベースにしたRPG。プレーヤーは、様々な事件やモンスターとの戦いが待ち受けるアランシア大陸を冒険し、シルバートンの街に呪いをかけた闇の王者ザンバー・ボーンや、火吹山に住む悪の魔法使いザゴール、要塞と怪しく危険なモンスターに守られた妖術使いバルサス・ダイアと戦いを繰り広げていく。

 ゲームブック「ファイティング・ファンタジー」シリーズは、1980年代にテーブルトークRPG作家スティーブ・ジャクソン氏とイアン・リヴィングストン氏によって生み出された作品。シリーズ刊行35周年となる2017年夏には英国にて「ファイティング・ファンタジー・レジェンズ」に関連した3作品の再出版が予定されている。

【Fighting Fantasy Legends: Gameplay Trailer Japanese】

ゲームの特徴

 ゲームブックでは実現不可能であった何千もの選択肢が、プレーヤーだけの冒険を実現する。剣と魔法の技量に加えて、3つの要素「スキル」、「スタミナ」、「運」をきめるダイスの運が必要不可欠となっている。

 また、カードゲーム要素も盛り込まれており、プレーヤーの運命を決める様々なカードは冒険をさらに意外性と深みのあるものに仕上げてくれる。

 原作に登場した様々なキャラクターやモンスターも登場し、遭遇すれば戦うことになる。戦ったモンスターは図鑑に記録されるため、コンプリートを目指すのも遊び方の1つだ。

 初心者から上級者まであらゆるプレーヤーが楽しめるよう、3つの難易度が用意されている。

「ファイティング・ファンタジー」共同制作者たちのコメントを紹介

【イアン・リヴィングストン氏のコメント】

 Nomad Gamesが私たちのゲームブック「ファイティング・ファンタジー」を新しい試みをもってデジタルゲーム化することを喜んでいます。彼らは「火吹山の魔法使い」、「盗賊都市」、「バルサスの要塞」という3つの古典的なタイトルを1つの作品としてリンクさせ、多くのプレーヤーになじみのあるキャラクターが登場するスリリングなソロアドベンチャーをつくりあげました。この機会にぜひアランシアの世界を探索してみてください。

【スティーブ・ジャクソン氏のコメント】

 Nomad Gamesと「ファイティング・ファンタジー レジェンズ」の制作に協力できたことを誇りに思います。ゲーム制作を通じて彼らは「ファイティング・ファンタジー」の世界観をそのままデジタルゲームの世界に落とし込むことに尽力してきました。加えてカードゲーム要素という、ゲームブックではできなかったまったく新しいアプローチを導入することで、新生ファイティング・ファンタジーとして相応しい作品となりました。