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「ROG Phone 3」をASUSが正式発表。初の「Snapdragon 865 Plus」搭載スマホ

LPDDR5・UFS 3.1採用。液晶144Hz/1msのフラグシップ

7月23日 発表

 ASUSは、新型SoC「Snapdragon 865 Plus」を搭載する史上初のゲーミングスマートフォン「ROG Phone 3」を発表した。国内展開も決定しているものの、発表時点では発売日および価格は未定。

 「ROG Phone 3」は、ASUSのゲーミングブランドROG(Republic of Gamers)から登場するゲーミングスマートフォンの最新モデル。OSはAndroid 10で、デザインは従来モデル「ROG Phone 2」を踏襲しながら、クアルコムの新型SoC「Snapdragon 865 Plus」を搭載し、液晶は144Hz駆動の有機EL(AMOLED)にアップデート。引き続き、「GAME CHANGER」をうたうゲーミングモデルとして発表された。

 本機サンプルをお借りすることができたので、詳報に入る前に簡単に本機の外観を紹介しておく。なお、開発段階のサンプルであるため、発売時には仕様が異なる可能性がある点にはご留意いただきたい。

本体表面。外寸は171(H)x78(W)x9.85(D)mm。重量240g
本体右側面。電源と音量ボタン、L/Rボタンに当たるタッチセンサー「AIR TRIGGER 3」はこちら側に集約される
本体裏面。中央のROGロゴは起動時などに発光。LEDの発光をカスタマイズしデバイス間で同期する「AURA RGB」に対応している
ホーム画面
付属の専用冷却アクセサリ「AeroActive Cooler 3」。本体左側面のUSB Type-Cに接続する
USB Type-Cと3.5mmオーディオジャックを増設できる。LEDの発光色は設定可能
「AeroActive Cooler 3」は本体右側面のボタンアクセスを妨げない設計。表面のロゴも発光する
アームを展開するとスタンドとしても機能する
専用ケースの「Lightning Armor Case」
「AURA RGB」と連動して光るタイプもラインナップ

 「Snapdragon 865 Plus」の搭載により、現行のメインストリームである「Snapdragon 865」からCPUの性能は約10%向上し、3.1GHzの処理能力を有する。メモリはサムソンから2月に発表されたばかりのハイエンド、LPDDR5を16GB搭載。こちらも従来のLPDDR4xに対して51%の高速化が行なわれている。ストレージも2020年2月に発表された最新規格である「UFS 3.1」に対応した512GBを採用。「UFS 3.0」に対してデータ転送が15%高速だ。

 液晶は6.59型のAMOLEDを採用。解像度は縦長19.5:9の2,340x1,080(391ppi)となる。上部ベゼル内右上にインカメラ配置した方式で、パンチホールもノッチも採用していない。リフレッシュレートは最大144Hz、応答速度1msに対応。液晶の駆動周波数はアプリで切り替えられる。タッチ操作の秒間の読み取り回数を示すタッチサンプリングレートは270Hzで、タッチから画面に反映されるまでの遅延を示すレイテンシは25ms(タッチ)、18ms(スライド)となり、精密な操作が要求されるFPSやリズムゲームにも最適なモデルとなっている。

 「ROG Phone 2」では冷却機構として大型のヒートシンクが内蔵され、本体裏面のクリアパーツからその一部を確認することができた。「ROG Phone 3」でも同様にヒートシンクを搭載するが、その体積は6倍にも肥大。より効率的な冷却を実現している。また、専用の外部冷却ファン「AeroActive Cooler 3」が付属。従来シリーズに付属してきたもの同様、本体の冷却を助けスタンドとしての機能を持つ。今回はバージョン3として、ファンの回転数が40%向上、新たにオーディオ用の3.5mmジャックが増設されている。

 バッテリーは6000mAhと大容量化し、高リフレッシュレートでの稼働時間も改善されており、たとえば3D TPS「PUBGモバイル」では9.2時間の連続プレイが可能だという。また、バッテリー寿命を伸ばすためにパワーセービングや充電速度、充電のスケジュール化、充電量の上限などをカスタマイズできる専用アプリ「PowerMaster」がプリインストールされており、利用できる。

 ゲーミング向けの機能としては本体側面をコンローラーのL/Rボタンのように使える「AIR TRIGGER 3」を搭載。タッチセンサーとモーションセンサーにより、本体側面をいくつかの領域に分けてL1/L2、R1/R2ボタンのように使い分けたり、タッチやスワイプに別々の操作を割り当てたりといった使い方ができる。

 カメラは「SONY IMX686」を採用し、背面メインカメラは64MP(6,400万画素)、広角とワイド用のカメラを備えた3眼仕様となる。インカメラ24MP(2,400万画素)。