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ASUS、新型ゲーミングスマホ「ROG Phone 5」3モデルを3月から投入開始
SD888搭載。「原神」で平均55fpsをマークする高性能機
2021年3月10日 20:15
- 【ROG Phone 5】
- 3月 発売予定
- 価格:799~999ユーロ
- 【ROG Phone 5 Pro】
- 4月 発売予定
- 価格:1,199ユーロ
- 【ROG Phone 5 Ultimate】
- 5月 発売予定
- 価格:1,299ユーロ
ASUSは、ゲーミングスマートフォン「ROG Phone 5」シリーズを発表した。3モデルを展開予定で、「ROG Phone 5」(想定価格:799~999ユーロ)を3月に容量別3機種を発売、上位モデルの「ROG Phone 5 Pro」(想定価格:1,199ユーロ)を4月、最上位モデルの「ROG Phone 5 Ultimate」(想定価格:1,299ユーロ)を5月にグローバルで発売する。国内展開は未定。
「ROG Phone 5」シリーズは、クアルコムの新型SoC「Snapdragon 888」を搭載するゲーミングスマートフォン。ASUSの「ROG Phone」シリーズ第4弾だが、ナンバリングは5となる。CPU性能は25%、レンダリング性能は35%向上したとされ、MiHoYoのスマホ向け3DRPG「原神」を用いた20分間のベンチマークで平均55fpsを記録している。
画面はSamsung製のAMOLEDディスプレイを採用。HDR10+に対応し、最大リフレッシュレート144Hz、応答時間は1ミリ秒、タッチレイテンシは24.3ミリ秒となる。本体はゲーム向けに横画面に最適化されており、給電・データ転送用のUSB Type-Cポートは本体側面に備える。12x16mmの大型フロントスピーカーを本体上下に搭載。DAC「ES9280AC Pro」を採用した3.5mmヘッドフォンジャックも備え、サウンド面でも前世代より充実した。
バッテリーは容量3000mAhの2基となりCPUを中央に配したレイアウトで排熱の効率化を図っている。「原神」での連続稼働時間は5.15時間とされる。専用の外付けクーラー「Aeroactive Cooler 5」は、冷却機能に加えて2つのボタンが追加され、背面ボタンとしてスマートフォン内の操作を割り当てることが可能になった。なお、標準モデルである「ROG Phone 5」では別売りとなる。
拡張ボタンやモーションコントロールの操作をタッチやマクロなどに割り当てる「AirTrigger 5」を搭載。ナンバリングは本機に合わせて改められた。一般的なコントローラーでいうL/Rボタンにあたるタッチボタン「Ultrasonic button」では、ボタンを分割したりタップやスワイプで異なる操作を別々の動作に割り当てたりと複雑なカスタマイズが可能になっている。
標準モデルの「ROG Phone 5」では、本体色はストームホワイトとファントムブラックの2色を展開する。メモリ(RAM)8GB/記憶容量128GBモデルが799ユーロ(約103,000円)、12/256モデルが899ユーロ(約116,000円)、16/256モデルが999ユーロ(約129,000円)で3月に発売予定。「ROG Phone 3」からの外観上の変更点として背面にLEDを搭載し、「Aura RGB Lighting」でイルミネーションできる。
上位モデルの「ROG Phone 5 Pro」は背面に小型ディスプレイ「ROG Vision」を搭載。呼び出しやゲームモードなど本体の状況に合わせてアニメーションを設定できる。標準モデルでは別売りの専用外付けクーラー「Aeroactive cooler 5」が付属する。本体カラーは黒で、標準モデルから記憶容量を拡張した16/512モデルを1,199ユーロ(約155,000円)で4月に展開する予定。
最上位モデルの「ROG Phone 5 Ultimate」は、上位モデル同様に背面ディスプレイを備え、本体デザインは白と黒のモノクロカラーとなる。メモリは18GB LPDDR5 RAMを搭載、この容量は世界初となる。また、背面にもタッチパッドを備えており、「Aeroactive cooler 5」の拡張ボタンを合わせると、本体のみで合計18個のボタン拡張が可能になっている。1,299ユーロ(約168,000円)で5月に発売予定。
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