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モンスタースマホ、日本上陸!ASUS JAPAN、「ROG Phone II」製品発表会を実施

【ROG Phone II】

価格:105,500円(税別~)

 ASUS JAPANは11月20日、「ROG Phone II」製品発表会を開催した。

 「ROG Phone II」のキャッチフレーズは「GAME CHANGER この世界を、支配する。」という強気なもの。製品発表会ではその自負にふさわしい充実のスペックが明かされたほか、専用のゲームパッドや外部出力用のドックなど、多彩なアクセサリーを含む製品ラインナップが紹介された。

 「ROG Phone II」のラインナップはストレージが512GBと1TBの2モデルが用意されるほか、本体と2画面表示に対応する「TwinView Dock II」、専用コントローラー「ROG Kunai Core Gamepad」が同梱された「GAME CHANGER SET」も発売される。製品のラインナップと価格は下記の通り。各製品は本日11月20日より予約受付が開始され、発売は11月22日を予定している。価格は105,500円(税別)より。

【ROG Phone II】
製品名価格(税別)
ROG Phone II(512GBモデル)105,500円
ROG Phone II(1TBモデル)125,500円
GAME CHANGER SET(512GBモデル)127,280円
GAME CHANGER SET(1TBモデル)147,280円
【アクセサリー】
製品名価格(税別)
Lighting Armor Case4,980円
ROG Kunai Core Gamepad8,980円
TwinView Dock II26,800円
ASUS Professional Dock11,980円
Mobile Desktop Dock22,800円
WiGig Display Dock34,800円

"GAME CHANGER"たりうるハイスペックスマートフォン「ROG Phone II」

 発表会ではじめに登壇したASUS JAPANマーケティング部 部長代理 兼モバイルプロダクトマーケティングの塩野拓也氏は、昨今のモバイルタイトルのリッチ化により、快適にプレイするための要求スペックが年々上昇していることについて触れ、2018年発売の「ROG Phone」は日本が世界トップ3に入る売上規模だったことを明かした。昨今のモバイルeスポーツの盛り上がりもこれを後押ししていることにも言及しつつ、「ROG Phone II」は「ROG Phone」と同じく、スペックと拡張性に優れたデバイスであることをアピールした。

ASUS JAPANマーケティング部 部長代理 兼モバイルプロダクトマーケティングの塩野拓也氏
2018年に発売された先代「ROG Phone」
【ROG Phone II -GAME CHANGER この世界を、支配する。|ASUS JAPAN】

 続いてはASUS JAPAN システムビジネス事業部テクニカルプロダクトマネージャーの阿部直人氏が登壇。阿部氏によれば「ROG Phone II」のポイントは6つ、「Performance」、「Cooling System」、「Display」、「Battery」、「Usability」、そして「Accessories」だ。

ASUS JAPAN システムビジネス事業部テクニカルプロダクトマネージャーの阿部直人氏
6つの「ROG Phone II」のポイント

 「ROG Phone II」の心臓部となるSoCには最大2,96GHzを誇るQualcommのSnapdragon 855 Plusを搭載しつつ、ゲームプレイで負荷をかけた際の排熱にも最大限の工夫が凝らされている。さらに本体パッケージには外付けのクーリングファン「AeroActive Cooler II」が付属するという力の入れようだ。

【Performance】
【Cooling System】

 また、ディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応するほか、タッチサンプリングレートは240Hzを誇り、激しい操作や連打の際の"タッチ抜け"を抑える。さらにHDR10に対応することで、ゲームプレイのみならず映画や動画視聴などのHDRコンテンツも楽しめる。

【Display】

 これらのスペックと駆動を支えるバッテリーは6,000mAhもの大容量で、単体駆動でも長時間のゲームプレイが可能。そのほかにも高品位のスピーカーや、802.11adに対応する無線接続、対応ソフトでは立体的な振動が楽しめるデュアルサラウンドバイブレーション機能、本体の性能をどのタイトルでどのくらい発揮し、ゲームプレイとバッテリー持ちのバランスをかなりの自由度で設定できる統合インターフェイス「Armoury Crate」の搭載……などなど、本機の備える性能がこれでもか!と数多のスライドを用いて矢継ぎ早に紹介された。

【Battery】
【Usability】

 また、「ROG Phone II」は本体パッケージに専用ケース「AeroCase」と、「AeroCase」の上からでも装着できる冷蔵ファン内蔵の外付けクーラーユニット「AeroActive Cooler II」が付属する。加えて、「ROG Phone II」の画面をPCで言うマルチモニターよろしく拡張し、しかも5,000mAhのバッテリーを内蔵する「TwinView Dock II」や、「ROG Phone II」に装着することでさながら携帯ゲーム機のような物理コントローラーでの操作を可能とする「ROG Kunai Core Gamepad」など、本体性能をさらに引き出し、ゲームプレイをより豊かにするアクセサリーが同時に発売される。

【Accessories】
【発表会場では実機の展示も!】

 「ROG Phone II」は塩野氏の言及通り、現行最高クラスの"スペック"と、豊富な専用アクセサリーによる"拡張性"を備えたゲーミングスマートフォンだ。年々スマートフォン向けタイトルはグラフィックス的な意味でも容量的な意味でもリッチ化が進んでいるが、「ROG Phone II」は向こう数年最前線で活躍できるだけの機能を備えていると言えるだろう。なお、弊誌では実機でのゲームプレイを行なったレビューを掲載しているので、合わせてお読みいただければ幸いだ。