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【特別企画】まずは充実したソロプレイを楽しみつつルールを学習!今から始める「アルテイルNEO」
2018年11月20日 06:00
コアエッジが手掛けるAndroid/iOS用カードゲーム「アルテイル NEO(以下、アルネオ)」。本作はドローや先行/後攻といった既存のカードゲームにある運の要素を極力省いたことにより、実力がモロに反映されるデザインのカードゲームだ。
正直に言ってしまうと運の要素が少ない分、しっかりとルールやカードの効果を把握していないと序盤で躓きがちになる。筆者もリリース直後にはカードの効果を把握しきれず、オンライン対戦で負けが続き、少し難しいゲームだと感じた時期があった。
カードゲームの華といえばもちろん対人戦だが、「アルネオ」では「ストーリーモード」や「ツメテイル」などシングルプレイの要素もかなり充実しているので、まずはこちらをプレイしておくと楽しみながらしっかりとゲームのルールを学ぶことができる。そこで今回は、これから「アルネオ」を始める人のために序盤の遊び方を解説していきたい。ちなみに、「アルネオ」についてはプレイレポートでもご紹介しているので、是非こちらも参考にしてほしい。
プラクティスとストーリーでルールを把握しよう
ゲームをインストール後、チュートリアルを終えたらまずは基本的なルールをガイドにそってプレイしながら把握できる「プラクティスモード」をプレイしてみよう。ここではチュートリアルだけではわからなかった大事なルールを、プレイしながら教えてもらえる。特に本作において重要な要素となる「復活」と「射程」についてもここで学べるし、プラクティスをプレイすれば報酬ももらうことができるので必ずチェックしておきたい。
プラクティスが終わったら次はストーリーモードだ。異世界「ラヴァート」を舞台に展開される物語を楽しみながら、様々なカードや戦略に触ることができる。ストーリーでは固定されたデッキを使用することになるので、様々なカードを実際に使いながらカードのスキルを把握できるのはありがたい。本作で重要な要素となるSP(カードの使用・スキルの使用・プレーヤーへの攻撃など、様々な行動に必要となるポイント)の管理の仕方などもここで把握していこう。
ちなみに、本作のストーリーは太陽王国や月公国といった複数の陣営と、そこに属する様々なキャラクターが織りなすマルチストーリーとなっているので、キャラクター1人1人のストーリーが絡み合っていくような読み応えのあるファンタジーが味わえる。カードやシステムの理解だけではなく、単純にストーリーも面白いので、こちらのモードは世界観を楽しみながらゲームを学ぶのにうってつけといえる。
「アルネオ」ではストーリーの他にもソロコンテンツとして「ツメテイル」というモードも用意されている。こちらは名前の通り詰将棋のようなゲームで、ストーリーと同じく固定デッキを使ってNPCと対戦するのだが、ただ戦うだけではなく、設定された特殊な勝利条件を満たす必要なものもある。
なかには難易度が高いものもあるが、その分より特殊なカードの効果やプレイングを学ぶことができるし、カードのスキルをじっくり眺めて解法に気づいたときなどはまさにパズルを解いたときのような気持ちよさがある。ここではまず初心者向けのEasyでカードの使い方を知りながら、徐々に難しいものにチャレンジしていくといいだろう。
いざオンラインマッチへ!
「ストーリーモード」や「ツメテイル」などのソロモードは進めるごとに報酬をもらうことができるので、これらの報酬を使ってパックを購入、デッキを構築していく。ゲームに慣れてきたら次はカードゲームの真骨頂、オンライン対戦に挑戦したい。デッキ構築では25枚のデッキと5枚のシールドを設定できるが、最初はチュートリアル終了時点でもらえる初心者向けのデッキを使用するのがいいだろう。
カードには属性や種族が設定されており、同じ属性に設定されているカードにはシナジーがあることが多い。また、カードのプレイには各属性ごとに他のゲームで言うところの「土地」のような「属性値」が必要となるので、基本となる25枚のカードは4色の属性のいずれかを中心にして組んでいくといいだろう。
さらに本作では25枚のデッキとは別に、プレーヤーを守る5枚のシールドを設定できる。プレーヤーのライフは初期値の1とシールドのライフを合計したものとなるので、ライフも自由に決定できる。シールドごとにライフも異なっており、ライフが少ないシールドほど効果は強力だ。
しかし、実際にデッキを構築するとなると、1つの属性にもたくさんのカードがあり、どれを選べばいいかわからなくなることもあるだろう。また、本作は単体で強力なカードは少なめで、デッキ全体でシナジーを生む必要があるため、若干構築の難易度も高い。
そこで役立つのは他のプレーヤーのレビューだ。本作ではゲーム内にレビュー機能があり、他のプレ―ヤーがカードの評価をしてくれている。また、レビューではサンプルデッキも投稿できるので、他のプレーヤーの構築したデッキをコピーしてそのまま使うことも可能。コピーしたデッキを使って色々と試して、自分好みにアレンジしていくのもいいだろう。
本作はどのような種族を軸とするか、シールドでライフをどう設定するかなど、デッキ構築の自由度もかなり高い。レアリティの低いカードでも、構築次第ではシナジーを産み、エース級の活躍を見せてくれることもあるので、最終的にはレビューを参考にしながら自分だけの構築を探す楽しみがある。
デッキの構築が終わったら、ソロプレイの「NPC」バトルや、勝っても負けてもポイント等の増減のないフリーマッチでデッキの動きを確認しておこう。デッキの動きが把握できたら、いよいよランクマッチに挑んでみるといい。
ランクマッチは最も"ガチな"プレーヤー同士の対戦モードとなる。本作のランクにはRPとBPというポイントがあり、RPは勝ったら増え負けたら減る。一方のBPは勝てば増え、負けても減らない。RPは3カ月ごとのシーズン戦のランキングに用いられ、BPはマンスリーやウィークリーランキングに用いられる。全てのランキングは同時進行だが、期間が様々なのでモチベーションが途切れ辛い。
また、本作ではこれらのランキングだけではなく、魔法の発動回数や連勝回数、属性の使用回数などを競うマニアックランキングも存在する。こちらはメタではないデッキを使用してもランキングに入ることができるので、マイナーデッキで戦う面白さに気づくきっかけになるかもしれないし、ランク入りを目指してマイナーで強いデッキを練り上げるモチベーションにもなるだろう。どのランキングでも上位に入れば報酬がもらえるので、勝ち負けを気にせずどんどんランク戦に挑んでいくといい。
最後に、個人的なアドバイスとして、このゲームで勝つために最も重要なのは"SPの管理"だということをお伝えしておきたい。強力な大型カードを出すためのSPを溜めるために、時にはカードを使わずにパスをすることも大事になってくる。SPの使い方を知るためにもまず、シングルモードを触ってみて欲しい。そうすることで、SPの使い方=カードの使用するタイミングやスキルの使い方が見えてきて、だんだんと自分の好きな戦略が見つかっていく。そうなってくれば、他のカードゲームより敷居は少し高いかもしれないが、ゆくゆくは知恵を絞ったガチバトルならではの面白さが味わえるはずだ。
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