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「CODE VEIN」、吸血鬼となった人々が戦う過酷な世界の成り立ちを解説
第2弾メインビジュアルも公開
2018年2月1日 11:00
バンダイナムコエンターテインメントは、2018年に発売予定のプレイステーション 4/Xbox One/Windows用ドラマティック探索アクションRPG「CODE VEIN(コードヴェイン)」の最新情報を公開した。今回は第2弾のメインビジュアルと、吸血鬼たちが支え合って暮らす拠点とそこにいるキャラクター、ゲーム世界を楽しむための用語解説などを紹介する。
また、「CODE VEIN」の拠点紹介動画が公開された。
吸血鬼たちが支え合って暮らす古びた教会「拠点」
ルイたちは古びた教会を改修し活動の拠点にしている。「拠点」は、常に死と隣り合わせのこの世界で、唯一安らぎを得られる場所だ。記憶と共に拠りどころを失くした吸血鬼たちが集い、お互いに支え合っている。
拠点には、ルイやヤクモなどバディとなるキャラクターはもちろん、彼らの探索を支える者たちも暮らしている。プレーヤーはこの場所で、様々な支援を受けることができる。また、拠点内部にある施設では、武器の購入・強化やアイテム購入のほか、主人公の衣装や髪型を整えることもできる。
拠点キャラクター「リン・ムラサメ」
-Rin Murasame-
CV:高田憂希
武器の調達・強化を主な任務とする吸血鬼。かつては「夜叉」と呼ばれ、部隊を率いるほどの高い戦闘能力を持つ優れた戦士であったが、過去の出来事がトラウマとなり、戦うことができなくなってしまった。主人公の持つ、記憶を垣間見る能力に触れ、自らの過去に向き合うことを望むようになる。
彼女に頼めば、武器や吸血牙装の購入。強化のほか、「転成」により、属性を付与したり重量を軽くするなど武器の性質を変化させることができる。
拠点キャラクター「ココ」
-Coco-
CV:森なな子
物資の取引を生業とするギルドから赴いている吸血鬼。対価さえ払えば、この世界で貴重とされるものでも売ってくれる。商売人でありながら情に厚く、困っている人を放っておけない性格。吸血鬼としては珍しく記憶の欠落が少ない。しかし、彼女にはどうしても取り戻したい過去があるようだ。
ココからは、探索に使用するアイテムのほか、「嗜好品」と呼ばれる貴重なアイテムを入手することができる。
拠点キャラクター「イオ」
主人公と同じく記憶の大部分を喪っている。拠点に身を寄せ、主人公の帰りを待つ。血英に関する知識と修復能力を活かして主人公をサポートする。バディやサポートキャラクターたちの血英を取り戻し、修復することで、彼らの喪われた記憶を蘇らせることができる。
ヴェインの探索で手に入れた「血英」を彼女のもとで修復することで記憶を蘇らせ、新たな錬血を得ることができる。
拠点キャラクター「デイビス」
-Davis-
CV:高橋伸也
治安維持部隊サーベラスの1人で、ルイたちの拠点に出向いている吸血鬼。幾多の戦いを乗り越えているせいか、生前の記憶をほとんど喪っている。サーベラスとしての任務の傍らで、1枚の写真に写る、すでに名前すら忘れられてしまった女性を探し続けている。
本業は血涙の徴税官だが、赤い霧の発生以降、血涙や資源の新たな入手先を求めて「深層」と呼ばれる区域について調査しているようだ。
拠点のキャラクターたちとの「親交度」を上げていく
拠点にいる各キャラクターと主人公の間には、「親密度」が存在する。親交を深めることで、親密度を高めることができる。親密度が高まった相手からは、貴重なアイテムを譲り受けることができるようだ。
ムラサメやココといったサポートキャラクターとも交流できる。キャラクターによって譲ってくれるアイテムは異なるので、積極的に話をしてみよう。
「親密度」は3つの方法で高めることができる。1つめは、そのキャラクターが好む「嗜好品」を渡す方法。「嗜好品」はココが扱っているほか、探索でも入手可能。相手が求める嗜好品を届けると、意外なリアクションを見せることもある。
2つめの方法は、バディを組んで探索へ行くことだ。ルイやヤクモといった戦うことができるキャラクターは、バディを組んで探索に出ることで親密度を高めることができる。
3つめの方法は、血英を修復して記憶を取り戻すことだ。拠点に集う吸血鬼たちは、皆どこかで記憶を失っている。探索の中で彼らの記憶を見つけることができたなら、イオの力で記憶を取り戻し、より深く親交を深められるはずだ。
「CODE VEIN」世界の成り立ちと用語を紹介
緻密に作られた世界設定は「CODE VEIN」の魅力だが、設定が細かい分専門用語も多い。「CODE VEIN」の世界の歴史を知るとともに、専門用語を把握することで、本作をさらに深く味わうことができる。
【コードヴェイン世界の歴史】
●大崩壊
・吸血鬼の誕生
・Q.U.E.E.N.(クイーン)計画開始
・クイーンの暴走
↓
●クイーン討伐戦
・赤い霧の発生、血涙の泉の出現
・シルヴァによる統治
~臨時総督府・サーベラスの組織
~人間の保護管理、血税制度の導入
↓
現在
吸血鬼(レヴナント)の誕生
世界の崩壊と共に姿を現わした、「バケモノ」と呼ばれる異形の存在に対抗するため、人為的に作りあげられた不死の戦士。通常の人間と比較して非常に高い身体能力を持ち、心臓を破壊されない限り霧散して何度でも蘇る。
BOR寄生体
生体器官再生式(Biological Organ Regenerative)寄生体の略称。生体機能を失った屍骸の心臓部に寄生し、自身の血液を全身に流し込むことによって脳を含むあらゆる器官を支配し操ることができる。
侵蝕レベルを一定の状態に留めるように改良されたBOR寄生体を死亡した人間の心臓に埋め込むことで、本来の意志を維持しつつ不死の存在となるレヴナントが生まれた。
灰化
心臓に寄生するBOR寄生体を破壊した場合は体細胞が結合崩壊を引き起こし宿主もろとも灰と化す。この場合、2度と再生することはできなくなり、吸血鬼は「死」を迎えることとなる。
完全な戦士を創り出すための計画が惨劇へと変わる
Q.U.E.E.N.計画
吸血鬼の欠陥である「同種への血の渇き」を抑制し完全なる戦士を作り出すという目的で進められた計画。あらゆる生命体の血液をBOR寄生体に取り込ませることで同種への血の渇望を分散・抑制し渇きの症状を抑えることに成功するが、激しい苦痛を伴う何度もの実験に被検体の少女が耐えきれず暴走、クイーン討伐戦に至ることになる。
クイーン討伐戦から新体制の成立へ
クイーン討伐戦
暴走したクイーンを討つべく、シルヴァの指揮のもと吸血鬼部隊が人類の存亡を賭けて戦った戦い。兵士として投入されたのは大崩壊時やクイーン暴走により死亡した人間から造られた吸血鬼たち。多くの吸血鬼を生み出す要因となった事件ともいえる。また、その後多くの堕鬼が生み出される原因にもなった。
グレゴリオ・シルヴァ
-Gregorio Silva-
CV:大塚明夫
元軍人の吸血鬼。大崩壊後、吸血鬼の誕生からクイーン計画まで、人類を救うべく指揮を執ってきた。暴走したクイーンが人類の脅威となると判断したシルヴァは、クイーン討伐のための戦いを起こし、自らも吸血鬼として蘇りその指揮を執る。
クイーン討伐後の統治
クイーン討伐戦後、シルヴァは限られた人間の血と血涙を管理するため臨時総督府を立ち上げ、吸血鬼達を統治した。その厳しい圧政の前に反発を抱く吸血鬼も少なくない。