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「CODE VEIN」スペシャルステージレポート!

高難易度アクションとアニメーションのような世界観が融合した本作の魅力が明らかに

9月21日~24日 開催

会場:幕張メッセ

 高難易度アクションと独特の近未来的な世界観で、多くのファンが完成を待つ「CODE VEIN」。スタイリッシュハンティングアクション「GOD EATER」で高い実績を誇る開発チームが制作を手掛けていることもあって、アクションゲーム層や、ファンタジックな美男美女を好むキャラクターファン層まで、幅広い層が注目している。

 東京ゲームショウ2017 最終日となった24日、バンダイナムコエンターテインメントのブースにて「CODE VEIN」のスペシャルステージが行われた。ここでは、そのステージの模様を紹介する。

【「CODE VEIN」2ndトレーラー】

制作陣によって語られる「CODE VEIN」の世界

 ステージには総合プロデューサーの富澤佑介氏、プロデューサーの飯塚啓太氏、ディレクターの吉村広氏が登壇。東京ゲームショウ2017で遂にベールを脱いだ本作の世界観やシステムをたっぷりと紹介してくれた。

 まずは、東京ゲームショウ2017にて公開されたムービーから紹介。ステージに詰めかけたファンの期待通り、カッコイイキャラクターたちが人外の能力や特異な武器で激しい戦いを演じる姿が映し出された。また主人公とその仲間は“レヴナント”と呼ばれる吸血鬼であること、血を求めて戦っていること、世界が“赤い霧”に覆われていること、そして謎めく新キャラクターの姿が映っている。

 続いてゲーム概要の解説。本作は吸血鬼(レヴナント)が滅びゆく運命に抗う「ダンジョン探索型アクションゲーム」であること、そして、敵である怪物たちは、血に飢えて自我を失ったレヴナントのなれの果て堕鬼(ロスト)と呼ばれる存在であることが明らかになった。血の力を失ってしまえば、レヴナントは堕鬼と化してしまう。主人公たちが血を求める理由はそこにある。

 本作のタイトルにもある「VEIN(ヴェイン)」とは、レヴナントたちが集う地の名称である。“赤い霧”により隔絶された地域であり、本能のままに血を求める堕鬼どもが群がる危険な場所でもある。そんな危険なヴェインの探索は、バディ(相棒)を連れて行なうことができる。仲間とふたりで探索すれば、困難な状況や強敵に遭遇してしまっても互いに助け合うことが可能で、勝機を見出せるということだ。

 主人公の仲間になるキャラクターは多数。ストーリーにあわせて彼らと巡り合い、ともに困難な状況に立ち向かおう。また、今回のムービーで初登場となった謎の男は、冒頭で主人公に味方したかとおもえば、ラストでは主人公を攻撃している。この男が何者なのかは今後の情報で明かされていくそうだ。

ゲストは出演声優陣

 ここで、ルイ役の石川界人さん、ヤクモ役の鳥海浩輔さん、イオ役のLynnさんが登場し、会場を訪れたファンから大きな声援が上がる。3人とも主人公の味方となる役どころだが、どのキャラも非常に個性的。そこで、先日収録を終えたばかりの御三方に、それぞれのキャラクターのイメージボイスを生披露していただく流れとなった。

石川さんが演じた、血を求めて戦うルイのセリフ。強い決意を秘めた言葉の裏に、どこか悲壮感が漂う
鳥海さん演じるヤクモは、主人公の兄貴分のようなポジション。戦闘においては冷酷な一面を見せることもあるという
全身包帯だらけの謎めく少女、イオ。主人公に寄り添うようについてくるという妖艶な少女をLynnさんが大胆に演じた

実機プレイに、石川さんが挑戦!

 東京ゲームショウ試遊台で何人ものレヴナント(プレーヤー)を死に追いやったほど、本作は高い難易度を誇る。道中に現われるザコ敵でも、少し油断すればすぐに敗北してしまう。実機プレイでスタッフが基本操作を紹介した後、石川界人さんが「CODE VEIN」に挑戦することとなった。

 スタッフでさえ失敗してしまった難しいダンジョンを、様々な攻撃を駆使して切り抜ける石川さん。そのゲームテクニックに、会場のファンから何度も拍手や歓声が起こる。特に、石川さんは本作の特徴的なシステムである“血の力”を早くも使いこなし、会場にいる人たちを驚かせていた。

 何度かピンチになるが、タイミングよく仲間が回復してくれる。バディシステムの魅力も実体験できた石川さん。残念ながら、もうすぐダンジョンの最奥というところで力尽きてしまったが、初回プレイとは思えない見事な攻撃を魅せてくれた石川さんには、最後まで大きな拍手が送られた。

 なお、スタッフの手により、本作ボス戦の模様も紹介された。素早い攻撃だけを行なっていたボスキャラが、体力を減らすにつれて、上空からの奇襲や広範囲攻撃を繰り出すように。少しの攻撃を見極めた程度では勝たせてもらえないほどの高い難易度だ。攻撃力や防御力を上げる技を駆使して、なんとか仕留められるほどの強さである。

初公開! 自由なキャラメイク!

 主人公の造形は自由に調整することが可能。体験プレイの後は、このステージで初公開となる本作のキャラメイク画面について解説された。

 性別、体格、目の大きさや形、肌や瞳の色、髪型、髪色、髪のメッシュカラー、メイク等……調整可能な箇所はキャラ造形全体に及ぶ。キャラメイク中でありながら、どんなデザインに変更しようとも美麗な姿のままの女性主人公に、石川さんもおもわず見惚れてしまったほどだ。なお、キャラメイク画面は「まだ開発中」とのことで、現状以外にも細部の調整が入るという。

「CODE VEIN」の発売までの展開を確認せよ!

 発売に向け着々と準備が進む「CODE VEIN」。イベント出展や体験会の実施など、今後の展開も目白押しだ。

 まずは、10月7日~9日の間に開催される「徳島マチ☆アソビ」に「CODE VEIN」の出展が決定した。この東京ゲームショウで「CODE VEIN」を体験できなかったファンは、ここで再び本作に触れるチャンス! 体験参加者には特製ステッカーが配布される他、様々な当日企画を予定している。

 続いてこちらも「CODE VEIN」を遊べるチャンス、10月14日~15日に「体験会&開発ミーティング」の開催が決定! 公式サイトで本イベントに参加するための抽選応募を実施中だ。本作に関する意見を積極的に寄せて、全員で「CODE VEIN」を盛り上げよう。

 そして、先日発表された本作主題歌と挿入歌を担当するアーティスト「VAMPS」から、記念のスペシャルメッセージも届いた。この動画は会場でも放映され、ステージに登壇した開発スタッフ、出演声優陣、そしてステージを囲むファンから喜びの声が挙がった。

【CODE VEIN×VAMPS タイアップコメント】

「CODE VEIN」を待つファンへのメッセージ

 舞台のクライマックスでは、「CODE VEIN」の完成を待つファンに向け、ステージ参加者からそれぞれメッセージが送られた。

【石川界人さん】
「今日、実際にCODE VEINをプレイして、とてもやりこみ甲斐のあるゲームだと実感しました。ぼくもスタッフの方々の動きを参考にして上手く動かすことができました。やればやるほど強くなる、やればやるほど上手くなることができるゲームですので、楽しんでください。また、作中のドラマにも期待していてください!」

【鳥海浩輔さん】
「非常にやりこみ甲斐のある作品に仕上がっていると思います。我々もかなりの数のボイスを収録しておりますので、是非いろいろなキャラとバディになって、CODE VEINの世界を楽しんでいただければと思います。ありがとうございました!」

【Lynnさん】
「難易度が高いゲームではありますが、だからこそ、先に進みたい、勝ちたいと思える作品だと感じています。ボイスもたっぷりと収録しましたので、壮大なスケールの世界を楽しんでいただければ嬉しいです。発売まで今しばらくお待ちください!」

【吉村ディレクター】
「ファンの皆様にやっとプレイしていただけて、非常に嬉しく思います。プレイしていただく前までは、いろいろ本作の内容を想像してくれたと思いますが、今回のゲームショウで実機プレイしていただいた方から早くも様々なご意見をいただいております。今後のイベントでもプレイしていただく機会を増やしていきますので、サイトやSNS上に是非皆様のご意見をお寄せください。みんなでCODE VEINをもっと良い作品にしていきましょう!」

【飯塚プロデューサー】
「まだプレイできていない方も多くいらっしゃると思います。今後のイベントに足を運んでくれた際には、ご意見、ご感想、なんでも是非お聞かせください。また、今回発表したPV等では本作のドラマは少しだけしかお見せできていません。これからどんどん公開していきますので、引き続きご期待いただければと思います。ありがとうございました」

【富澤総合プロデューサー】
「我々は去年まで『ゴッドイーター』を制作しておりました。そのスタッフが何故別の作品を? と、疑問に思う方も多くいらっしゃると思いますが、これからの展開で我々が何を目指していくのか是非見届けていただければと思います。どちらの作品も盛り上げる、そんな未来に向かって進んでいくために、まずは『CODE VEIN』の続報をお待ちください。東京ゲームショウにお越しいただき、本当にありがとうございました!」