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ドラマティック探索アクションRPG「CODE VEIN」、吸血鬼たちの命綱「血涙の泉」などが明らかに

2018年 発売予定

価格:未定

プレイ人数:未定

CEROレーティング:審査予定

 バンダイナムコエンターテインメントは、2018年に発売予定のプレイステーション 4/Xbox One/Windows用ドラマティック探索アクションRPG「CODE VEIN(コードヴェイン)」の情報第6弾を公開した。今回は、主人公らレヴナントたちにとって重要な意味を持つ「血涙」を巡る設定と、主人公の協力者となる「ルイ」と「ヤクモ」という2人のレヴナントのイベントシーンを紹介したい。

 また、先日トレーラー第3弾も公開されている。アニメシーンとゲームプレイを組み合わせたPVで、バトルの様子もたっぷり見ることができる。

【「CODE VEIN」3rd Trailer】

レヴナントの渇きを癒す「血涙」

吸血鬼たちの重要な食糧である「血涙」

 「審判の棘」に貫かれて崩壊した世界で、人間としての記憶の大部分を失いながらも、血を吸うことでかろうじて人間性を保ち続けている「吸血鬼(レヴナント)」たち。彼らは常に血の渇きに苛まれている。

 そんな彼らにとって、人の血の代わりに中の液体を摂取することで血の渇きを満たすことができる「血涙」は生命線とも呼べる存在だ。血涙は、「血涙の泉」と呼ばれる植物に木の実のように実る。

 血涙の泉は、世界が赤い霧に覆われレヴナントたちが滅びの危機に直面した時、突如としてその姿を現わしたという。成分は謎に包まれているが、レヴナントたちにとっては、堕鬼(ロスト)化を防ぎ、自我を保つためになくてはならない。だが瘴気の蔓延により、血涙の泉が次々に枯れ、入手は日々困難になってきている。

 主人公はそんな血涙の泉を再生させることができる特異な能力を持っている。枯れ果てて実を結ぶことのない血涙の泉に、再び命を吹き込むことができる。

「血涙の泉」に実る「血涙」は、吸血鬼たちにとっては自我を保つための貴重な存在
主人公が血を垂らすと、枯れ果てていた木がまばゆい光とともに再生。再び血涙が実るようになる
主人公は各地に存在する「ヤドリギ」も活性化することができる。この特殊な力の正体とは……?

「ルイ」と「ヤクモ」のイベントシーンを紹介

 ルイは、力のない吸血鬼たちにも、あまねく血涙を分け与えるため、その源泉を探して仲間と共に調査を続けている。しかし、血の渇きを促進させる瘴気の拡大、次々に枯れる血涙の泉を前に、調査は行き詰まりを見せていた。そんな中、主人公が持つ血涙の泉を再生させる力を目の当たりにして、一縷の望みを抱き、協力を申し出る。

 ヤクモはかつてレヴナントとして目覚めた際、血の渇きに屈しロスト化してしまうところをルイたちに救われ、それ以来行動を共にしている。元傭兵で、警戒心は強いが、1度仲間になると頼りになる存在だ。

【「ルイ」イベントシーン】
力の弱いものを護るために身を挺して敵に立ちはだかるルイ。正義感の強い彼らしい一面を見せる。対ロスト戦の経験も豊富で非常に頼りになる存在
ピンチに陥った主人公を助けるルイ。困っている人を決して見捨てない、一貫した行動からは強い信念を感じさせる。この出会いを機に、彼自身の運命も大きく動くことになる
ルイは、力のない吸血鬼たちのために「血涙」の源泉を探している。その過程で主人公と知り合い、協力することになる
【「ヤクモ」イベントシーン】
武器を手に戦闘態勢をとるヤクモ。強大な敵を前にしても仲間のためにひるまず立ち向かう
主人公に対して鋭い眼で銃を突きつけるヤクモ。元傭兵らしく得体の知れない相手には強い警戒心を向けるが、それらも仲間を危険から護るための行動だ
1枚の写真を取り出すヤクモ。傭兵時代には家族とも呼べる親しい仲間がいたようだ。彼ら(彼女ら)の生死は不明のようだ。再会できる日はくるのだろうか……
主人公を仲間と認め、堅く握手を交わす。仲間となったからには身を挺して皆を護る、頼もしい存在だ
レヴナントにとって本来は必要のない食料を口にするヤクモ。人間らしく生きることへの彼なりのこだわりがあるようだ。喪われた過去とも関係があるだろうか

吸血鬼の記憶の残滓

 主人公が持つ特異な能力の1つに、「血英」と呼ばれる吸血鬼の記憶の結晶に触れることでその持ち主の記憶の断片を追体験することができる。

 探索の過程で、仲間たちの喪われた記憶が明かされていく。自らも忘れてしまった過去を知った、その先に待つ過酷な運命とは……。

【吸血鬼の記憶の残滓】
「血英」はレヴナントたちの記憶の断片が結晶化したもの。ヴェインの中に散見される
主人公が触れることで、血英に残された持ち主の記憶が流れ込んでくる。その際にはかなりの苦痛を伴うようだ
記憶の回復シーン。持ち主の視点からその時の記憶の断片が再生される
ルイの記憶の一端。彼がまだ学生だった頃の記憶のようだ。通っている先は何の施設だろうか
凄惨な事件を思わせるシーン。ルイも深くかかわっているようだが
記憶を取り戻し、自らの想いの源流を知ったルイ。辛い記憶と向き合い探索を続ける決意をする