【特別企画】
【スト6】3人の絆で頂点を目指す若きファイター達の熱き戦い!! 第2回 NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権「スト6」部門全国決勝大会レポート
2024年12月16日 19:47
- 【第2回 NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権 決勝 ストリートファイター6部門】
- 12月15日 開催
第2回となる「NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権」の「ストリートファイター6」部門が12月15日、オンラインで開催された。「ストリートファイター6」部門は今回から追加された種目であり、3人1チームで参加する団体戦で行なわれた。
予選大会には全国から131チームが参加し、東日本・西日本エリア、全日制か通信制の学校であるかの区分で分けられ、これら4つのブロックからそれぞれ1チームが全国の頂点を決める決勝大会へコマを進めた。
プロシーンにおいても若きプレイヤーが頭角を現わしており、新陳代謝の活発な格闘ゲームとして挙げられる「スト6」だが、学生プレイヤーをメインに据えた大会は珍しい。我々が知らないプレイヤーが躍動するという意味でも、可能性に溢れた大会である。今回はその大会の様子をお届けする。
全国から選ばれた4チーム。高校生の競技らしくスポーツマンシップに則った選手宣誓からスタート!
まずは決勝大会にコマを進めた4チームが紹介され、トーナメント表が公開された。
【決勝参加チーム一覧】
・西日本全日制ブロック代表 鹿児島県立加治木工業高等学校
チーム名:Zaoh_e_Spiders
・西日本通信制ブロック代表 N高等学校
チーム名:チェローナ
・東日本全日制ブロック代表 旭川工業高等専門学校
チーム名:旭川高専 e-sports lab
・東日本通信制ブロック代表 eスポーツ高等学院シブヤeスタジアム
チーム名:あしゅまるの伝説
以上4チームにて全国の高校生たちの頂点が争われる。
ルールは以下の通りだ。
・3人チームで先鋒戦、中堅戦、大将戦を2試合先取制で行なう
・先鋒、中堅戦の勝利チームは10ptを獲得、大将戦は20ptを獲得する
・大将戦終了時点で両チームが同点の場合、大将同士での2試合先取の延長戦を行ない、勝利したチームを勝者とする
・使用キャラクターの制限はなし。また、試合間のキャラクターの変更は可能だが、1試合目は事前に申告したキャラクターを必ず使用しなければならない
そして準決勝の試合開始前には高校生のスポーツ大会らしく、まずは選手宣誓が行われた。
準決勝1試合目から大人顔負けの名勝負! 西日本代表となるのはどちらだ!?
準決勝第1試合は西日本全日制代表の鹿児島県立加治木工業高等学校、西日本通信制代表のN高等学校で行なわれた。先鋒戦は先程選手宣誓を行なったエドモンド頼輝選手のディージェイと、N高等学校のlop,選手のA.K.I.のマッチアップとなった。
1試合目から本作の最高段位帯であるマスター同士の組み合わせ。マッチングの時点で高いレベルの対戦が見られると筆者も胸を躍らせた。
そしてその期待を裏切らない高度なプレイングが繰り広げられた、まずは1試合目の1ラウンド目からエドモンド頼輝選手の巧みなコンボによってlop.選手のA.K.I.のドライブゲージが枯渇し、バーンアウト状態という不利な状態に持ち込まれてしまい、そのままの勢いでディージェイが1ラウンドを先取。2試合目もlop,選手のドライブラッシュでの奇襲を打撃で防ぎつつSA3を絡めた大ダメージコンボで返り討ちと、スタードダッシュを決めて1試合目を制した。
しかしここまで勝ち上がったN高も決してひけを取らない。立ち回りをやや守り気味に変えてディージェイの攻めをいなすlop,選手のA.K.I.。1ラウンド目を制し、2ラウンド目は再度ラウンドを取りイーブンに戻すため放ったディージェイのSA3コンボからの応酬で双方バーンアウト状態となる危険な状態になるが、冷静にCAコンボで返して2ラウンド連取、星を1-1に戻す。
先鋒戦から3試合目にもつれ込む熱いオープニングマッチ。1ラウンド目はA.K.I.の強力なセットプレーを活かして猛攻を仕掛けたlop,選手が制す。しかし続くラウンドはエドモンド頼輝選手が取り返し、勝負はフルセットへもつれ込んだ。いきなりディージェイがA.K.I.の体力を6割方奪い去り、ディージェイは体力は満タン。そこからA.K.I.の渾身のSA3が炸裂。双方3割弱の体力を奪い合うジリジリとした戦いは、ドライブラッシュからの下段攻撃を決めたエドモンド頼輝選手が制した。
オープニングマッチから「少年たちの戦い」ではなく、「いつもランクマッチで見る猛者たちの争い」の空気となり、この大会のレベルの高さを痛感させられた。
続けての試合は加治木工業からはふなたろう選手のキャミィ、N高等学校からは影屋うるな選手のケンの組み合わせ。
影屋選手は選手の紹介PVではベガを使って予選大会を勝ち抜いていた様子だったので、突然のキャラチェンジに筆者は驚いた。が、直近の「スト6」シーンの変化を考えれば充分有り得ることではあった。
というのも直近の出来事である12月2日、対戦バランス調整が行なわれ、キャラクターの性能が変化した。影屋選手が用いていたベガは弱体化調整を受けており、相対的に評価が上がりつつあるケンへのキャラチェンジも妥当だと考えられた。また、ふなたろう選手の操るキャミィも同様に弱体化調整を受けたキャラクターであるが、まだ高いキャラポテンシャルを秘めているキャラクターだ。筆者はキャラクターの練度か? それとも性能か? という構図で対戦を観戦していた。
ここではふなたろう選手が2試合を連取し加治木工業は先鋒戦に続き10ptを獲得。特に驚いたのは1試合目1ラウンド目の以下のシーンだ。
このように若くありつつも熟練のプレイヤーのような技術が見られたのは大変おもしろく、今大会の見どころでもあるだろう。そしてN高校の命運は大将Chelsea選手に委ねられた。加治木工業からはyutothebeast選手が登場。どちらもモダン操作という今作の「新しさ」を象徴するカードとなった。
どちらの選手も最高段位帯マスター到達かつ、マスター限定のリーグでの強さを表す数値であるマスターレートも1745、1951と高いハイレベルなマッチアップ。またどちらも高い攻撃力を誇るマリーザとザンギエフなので、一瞬で決着することも想定された。その予想通り、最初はyutothebeast選手のマリーザが打撃を続けざまにヒットさせて1ラウンド先取。
が、Chelsea選手は1ラウンド目の展開から修正を加え、マリーザの技の間合い内、外を巧みに歩き空振りを誘うスタイルへ。これが功を奏して2,3ラウンドを続けざまに獲得してチームの危機を救う。
1試合目の展開からマリーザは技の空振りを控える展開になるが、これがChelsea選手のゲームメイクに繋がり、動きが消極的になったマリーザに対してザンギエフのガード崩し手段かつダメージソースであるスクリューパイルドライバーが機能し始める。最後はパーフェクト勝ちでyutothebeast選手に2連勝。延長戦へ望みを繋いだ。
そしてここで両チームが20ptで並んだため、大将同士による延長戦が行なわれた。このルールに近いのはつい先日までプレーオフへの切符をかけ激闘を繰り広げていたSFリーグだと思われるが、それと違うのは延長戦も2試合先取であることと、大将同士が必ず対戦する点だ。1試合目の1ラウンド目で修正を加えたChelsea選手がそのまま勢いで勝つのか、先程の連敗をyutothebeast選手が払拭できるのかがポイントとなる。
延長戦1試合目ではyutothebeaet選手は今まで使っていなかったマリーザの構え行動、ODスクトゥムを軸に突破口を見出し、お互いに体力3割程度を残す大接戦。ここで渾身の飛び込み行動が炸裂し、Chelsea選手が先取するも、次のラウンドではその飛び込みにしっかりと対空を決めマリーザが踏ん張る! これは複雑なコマンド操作なしに必殺技を放つことが出来るモダン操作の強みを活かした勝ち方だ。
そして次のラウンドでも、モダン操作の強みが出ることとなる、それがこのシーンである。延長戦1試合目の最終ラウンドの決着シーンだ。
逆に追い詰められた形になった加治木工業側だが、この試合ではyutothebeast選手の根性が見えた。ドライブインパクトやコマンド投げで1ラウンド目を先取、このような強気の選択肢を混ぜつつも、バーンアウトさせたザンギエフに攻め込むとモダン操作の簡易コマンドによる返り討ちを受けるため大胆な攻めを展開しないというクレバーさも見せていた。高レベル帯ならではの手をかえ品をかえといった攻防が行なわれていた。
敗退の危機であるにもかかわらず、冷静に試合運びを行なうyutothebeast選手の奮闘も虚しく、最後に勝利したのはChelseaザンギエフ! これにより決勝へ一足先に辿り着いたのはN高等学校だ。
後半戦はChelsea選手の豪快な攻めの中にも冷静さを含めたテクニックが光ったが、大会の選手宣誓を務め、最初の試合でアグレッシブな攻防を見せたエドモンド頼輝選手、キャミィのスピードを活かしつつ、地上戦で巧みな差し返しを見せていたふなたろう選手、そしてチームの期待を一身に背負って格上のマスターレートを持つ選手へ果敢に踏み込んでいったyutothebeast選手と、敗れたチームにも無数の輝きがあった。是非彼らの今後にも期待したいところだ。
準決勝2試合目は世界119位のプレイヤーが登場! 成るかジャイアントキリング!!
準決勝2試合目は東日本全日制ブロック代表の旭川工業高等専門学校と、東日本通信制ブロック代表のeスポーツ高等学院シブヤeスタジアムの組み合わせとなった。この組み合わせの注目点は今決勝大会に残ったプレイヤーの中で、唯一ランク「レジェンド」を持つプレイヤーを有するシブヤeスタジアムだろう。
「ストリートファイター6」のオンライン対戦において強さの仕様である段位の最高ランクは「マスター」である。そして、マスター同士が対戦する「マスターリーグ」において、強さの指標として「マスターレート」という数値がやり取りされる。このマスターレートの世界上位500名のみに付与される段位、それが「レジェンド」である。全世界で500名にしか付与されない特別な段位であり、今作のやりこみの目標として掲げているプレイヤーも少なくない。
その500人中119位という圧倒的な実力を持つ「あしゅまる」選手が目立ちがちだが、両脇を固めるokenochi選手、mituema選手もMR1900オーバーと強力な布陣であり、今大会の優勝候補筆頭と言われているチームが「あしゅまるの伝説」だ。
それに対するはHachi選手率いる旭川工業高等専門学校のチーム「旭川高専 e-sports lab」。マスターに到達しているのはディージェイを操るqots選手のみだが、多数のチームの中からここまで勝ち上がっていることから実力は疑いようはない。
間違いなく優勝候補のチームに、ランクでは測れない「強さ」を持ったチームが挑む。プロシーンの大規模オンライン大会であればレジェンドやマスターランクを目にするのが当たり前だが、ランクで勝敗は決まらない。
1試合目先鋒戦、torara選手対okenochi選手の戦いは、予選と同じくマノンを使用するtorara選手に対し、okenochi選手は予選大会の時点では使用していたケンではなく、豪鬼を投入。豪鬼は前述の対戦バランス調整により、強力すぎた戦法や移動速度に対して弱体化を受けたキャラクターである。また、以前使用していたケンに比べ、総体力が少なめであることが特徴だ。
一方torara選手のマノンはキャラスペックは決して飛び抜けてはいないが、特定の必殺技をヒットさせることでメダルを獲得し、その所持数で技のダメージを上げることが出来るキャラクターである。豪鬼の体力の少なさを考えれば、勝利を掴むことも充分可能なスペックだ。
立ち回りでは豪鬼に分があるが、マノンの強みはワンチャンスでの爆発力である。その構図をなぞるように、普段は豪鬼が試合を優位に進めるが、僅かなチャンスを活かすマノンという戦いに。豪波動拳1点読みのジャンプからのコンボでダメージとメダルを蓄積していく。次第に追い詰められていくマノンだが、渾身のSA2ぶっ放しで1試合目は最終ラウンドまでもつれ込む。
2ラウンド目で豪鬼の主力技である豪波動拳をジャンプでかわされてしまったことに修正を加え、ほとんど豪波動拳を打たなくなったokenochi選手が最終ラウンドをパーフェクト勝利で制したが、決してtorara選手も負けていたとは感じない内容だった。
2試合目はtorara選手のマノンが長い時間画面端に拘束されてしまい、思うように反撃の糸口を掴めず、okenochi選手が先にマッチポイントを獲得。しかしtorara選手も立ち回りに修正をかけたのか、地上戦で豪鬼に果敢に挑んでいき、逆に豪鬼を長時間画面端に追い込んで攻め込み、バーンアウトまで誘発させたところを必殺技で削りKO。最終ラウンドへ。
メダル4枚、SAゲージは満タンとほぼ理想的な状況のマノン、大番狂わせは充分起こり得るシチュエーションだ。試合は豪鬼ペースで進むが、コマンド投げを決めてとうとう最高ランクの強化状態であるメダル5を獲得するマノン。
画面端で投げ抜けを誘って打撃を叩き込むokenochi選手の勝利か? と思われたところに本番の魔物か痛恨のコンボミス。そこを逃さずtorara選手がSAゲージを使い切り体力を逆転、その後豪波動拳にジャンプ攻撃を合わせて大金星を挙げた!
最終戦ではtorara選手が遠距離を主体とした「ストリートファイター」の古くからの王道戦術「波動昇竜スタイル」に戻し、torara選手を2-0で撃破したが、決して一方的な試合展開ではなく、想像以上に実力伯仲の内容だった。
続いては旭川高専中堅qots選手のディージェイと、渋谷eスタジアムのmituema選手のエドの試合となった。
今年のプロシーンでも多く見受けられ、オンリーワンの最強キャラと名高かったエドだが、先日のバランス調整により決して1強のキャラクターとは言えなくなった。だが高いキャラ性能は未だ健在。一方今年初頭のバランス調整から使用人口が大幅に減少したイメージの有るディージェイがどこまで食らいつけるかが気になるポイントだ。
1試合目ではいきなりmituema選手の実力の片鱗が伺えた。それがこのシーンだ。
猶予2フレーム程度のシビアな目押しを決めなければいけない高難易度コンボで一気に戦況を優勢に持ち込むmituema選手。ドリームコンボは続けざまの起き攻めも強力で万事休すか!? と思ったところqots選手は冷静にエドの置き攻めをドライブインパクトを当ててカウンター、大逆転劇を巻き起こす!!
最終ラウンドにSAゲージを満タンにして望んだqots選手のディージェイだが、要所要所でmituema選手の飛び込みが機能し、惜しくも初戦は敗れてしまう。
2試合目1ラウンド目は地上戦の立ち回り勝負でmituema選手に軍配が上がり、先にマッチポイントを獲得。しかし2ランド目開幕直後、エドのODサイコアッパーを冷静にガードしてからの反撃で大きなダメージを与えたディージェイが優位に試合を運ぶ。画面端に追い詰めたエドが前ジャンプで脱出を図るが、そこをしっかりと振り向きジャックナイフマキシマムでダメージを与え、タダでは通さない。なんとこのラウンドはパーフェクト勝利でお返しする!!
そして第3ラウンド、お互いにSAゲージがMAXの危険な殴り合いへ。qots選手はバーンアウトになるリスクを意にも介さず画面端からエドを逃さない猛ラッシュを仕掛ける。そこに乾坤一擲のエドのドライブインパクトが炸裂! ドリームコンボを再度仕掛け画面端からも脱出に成功する。再び起き攻め択にドライブインパクトが襲いかかる! バーンアウト状態のため、今回はインパクト返しによる反撃が行なえないディージェイは窮地に陥る。ここからの追撃コンボでディージェイの体力は残り僅かに。続けざまにエドが残り体力を削り切る小技連打に戦術を移行し、mituema選手が中堅戦を制した!
そして運命の大将戦、もう後がない旭川高専はHachi選手へ望みを託す。それに相対するは今大会唯一無二の猛者、あしゅまる選手。ルーク対JPという、昨年YEAR1では最上位争いを繰り広げた、嘗ての最強候補キャラクター2名による対決となった。
世界119位の実力は伊達ではない。1試合目はJPが得意とする超遠距離戦を展開し、ルークを封殺。
Hachi選手もめげずに2ラウンド目ではJPのワープ行動にしゃがみ強パンチでの対空を見せ反撃を行なうが、JPの得意間合い、例えるならば要塞からの一斉砲撃を凌ぎ切るまでには至らず、2ラウンドを連取されてしまう。まるでJPのお手本の勝ちパターンを実演させられているかのようだった1試合目であった。
もう後がない旭川高専だが、決して闘志の炎は消えてはいなかった。ラウンド開始から奇襲を仕掛けてきたJPの攻撃に合わせてジャストパリィを発動し、反撃を叩き込みJPの苦手な近距離戦かつ画面端の攻防へ持ち込んでいくHachi選手のルーク。だが、苦手なはずの近距離戦にてJPがジワジワとルークにダメージを与えていき、ほぼ下がらないベタ足のインファイトでJPが勝利した。
筆者はマスターリーグで高いMRを持つプレイヤーの共通点として、「手札の多さ」が挙げられると考える。1つの選択肢で読み勝ったとしても素早く別の選択肢を織り交ぜるよう修正を行ない、同じ駆け引きが通じないようにすることが上手いのだ。このラウンドはその「猛者が猛者たる所以」を見せつけるような展開だった。
そして2ラウンド目はまたJPの得意な遠距離戦が始まると思いきや、Hachi選手が遠距離から一気にドライブラッシュで距離を詰めてからの膝攻撃をパニッシュカウンターで決めて再びインファイトへ持ち込む!
だが、ここでも明暗を分けたのは「手札の多さと切り方」だった。立ち回りをルークのドライブラッシュを確認してから止める動きや、当身技であるODアムネジアを用いてディフェンシブに立ち回ることに重きをおいたあしゅまる選手に苦しめられるHachi選手。
お互いバーンアウトの危険な状態でルークはSA1バルカンブラストで突破口を開こうとするが、JPの飛び道具で無敵を無効化され(飛び道具には無敵時間が適応されないため)、KO。惜しくもジャイアントキリングは成らずとなってしまった。
勝者インタビューでは決勝で戦うN高等学校のChelsea選手対策に他の強豪ザンギエフプレイヤーとスパーリングをしてきたという殊勝なところを見せつつも、チームメンバー全員、土付かずで優勝するというビッグマウス発言も飛び出したあしゅまる選手。このまま優勝まで一直線となるか?