【特別企画】

【レトロゲームの歩き方】あの「魔界村」のスピンオフ作品「レッドアリーマー MAKAIMURA GAIDEN」でエンディングを目指そう!

終盤戦攻略ガイド:さまよいの砂漠〜砂地獄〜洞窟〜暗闇の穴

 バイモンの村についたら、左上の部屋の入口を塞いでいる悪魔に話し掛け、動画11を参考にバトルに勝利してライフゲージが1個増える「欺きの鎧」を入手しよう。

【動画11:バイモン村のバトル】

 鎧を手に入れたら部屋に入り、中にいるバイモンに話し掛けると「ローソクを入手したらマジョリータの居場所を教える」と言われるので、今度は東のさまよいの砂漠に向かおう。マップを移動中に発生する主なバトルの攻略法は、以下の動画12を参考にしていただきたい。

【動画12:終盤の主なバトル攻略パターン】

 さまよいの砂漠では、レッドアリーマーが特定の位置に動くと足元が滑り、強制的に別の地点に移動させられてしまう。砂地獄ステージの入口に進むためには、以下の画像のように左上から回り込むようにして移動することが必要だ。

【砂地獄ステージの入り方】
まずは左側の外周(山)に沿って上に進み、右に移動しながら写真の位置へ
次に、強制的に滑る地点まで下に移動する
滑り終わったら右に1歩動いて……、
上に進めば中に入ることができる

 砂地獄で手強いのは、中盤に出てくる胴長でしつこく追い掛けてくる敵だ。耐久力が非常に高いので、出現場所をあらかじめ覚えておき(※動画13:1分53秒付近に出現)、根気よくバスターを連射して倒すこと。倒したらバスターで左側の壁を壊し、ハートを取ってダメージを回復させつつ先へ進もう。最終盤に地面から突如出現して弾を撃つ、2体のサンドデビルは耐久力が高く、しかも上下に動くので魔法を当てにくい厄介な存在だ。もしダメージを受けたら、無敵時間の間に無視して先に進んでしまうといい。

【動画13:砂地獄ステージ】

 ボスのザックリューガーは、一番上の足場を利用してボスの体当たりをジャンプでかわし、背後から攻撃してダメージを与える動きを繰り返して倒すといい。砂地獄ステージをクリアすると「暗闇のローソク」とクローの魔法が手に入る。クローは攻撃の高さに加え、縦に並んだトゲに当てると一時的にトゲを覆い、ヘルクライムができる小さな壁を作ることもできるので実に便利だ。

【動画14:ザックリューガー戦】

 砂地獄ステージをクリア後、再びバイモンに話し掛けると暗闇の穴までの抜け道を教えてくれる。抜け道を出たら、途中で通せんぼする敵を倒し南下すると、やがて暗闇の穴が見えてくる。暗闇の穴ステージをクリアしたら、祭壇で暗闇のロークを使用してマジョリータから話を聞いた後、またも道を塞ぐ敵とのバトルとなり、これに勝つといよいよクライマックスの舞台へと進む(※各ステージのバトルは以下の動画15を参照)。

【動画15:通せんぼする敵〜暗闇の穴ステージ〜暗闇の穴のバトル】

クライマックス攻略ガイド:ナーガの道〜ルシフェルの城〜キングブレーガー(ラスボス)戦

 動画16の橋ステージをクリアして先に進むと村があり、さらに東に進むとあちこちに門が見えるハズ。門に入るとナーガの道ステージに切り替わるが、次の大目標であるルシフェルの城につながる正解ルートは1か所だけで、それ以外の門に入った場合は何度クリアしても先に進めない。正解ルートの門は伏せておくが、村にいる悪魔に話し掛けると教えてくれるので、ぜひ自力で解明してみよう。

【動画16:ナーガの道手前の橋ステージ】

 正解ルートとなる門に入った場合は、以下の動画17のようなステージが出現する。もし動画と異なるシチュエーション、あるいはクリア後に別の門に出た場合は不正解の門に入った証拠だ。正解となる別の門を再び探そう。

【動画17:ナーガの道ステージ】

 城に入ったらルシフェルに話し掛け、先に進むとルシフェルステージがスタートする。ここで最も手強いのが、序盤の縦長の通路にある左右に動くヤリだ。ヤリは伸び切った状態から、壁側に引っ込む動きを始める直前のタイミングで飛び降りればかわせるが、タイミングが非常にシビアで、少しでも触れると一気に2ダメージを受けてしまう。

 どうしてもヤリを避けられない場合は、以下の動画18のように、ダメージを受けた直後の無敵時間を利用して、一気に一番下まで飛び降りて強引に抜けるといい。負ったダメージは、この後に3か所に出現するハートを取るか、または悪魔のエキスを使って回復しよう。

【動画18:ルシフェルステージ】

 ルシフェルにはクローが効かないので、直前の壁を壊す際に使用したバスターを装備したままで戦うこと。狭い足場を飛び移りながら誘導弾を避けつつ、左右いずれかの腕を下げたスキを突き、弱点の頭を目掛けてどんどん撃ち込んでいこう。ルシフェルを倒すと、Wゲージが無制限になるなどレッドアリーマーがパワーアップし、さらに「魔界のローソク」と「ダークファイヤー」の魔法が獲得できる。ダークファイヤーは攻撃力こそ高いが、連射ができない欠点があるので、ラスボス戦以外は特に使う必要はないだろう。

【動画19:ルシフェル戦】

 動画20の橋ステージを経てチャレンジする最終面、ブレーガーステージはマップが広大で、ルートを間違えると堂々巡りになってしまう。さらに、通れそうでギリギリ通れない空間や、ジャンプの高さを少しでも間違うと炎や天井のトゲに当たるなど、いやらしいトラップが目白押しで実に厄介だ。テトラスなどの敵キャラが出現する場所をたどっていくのが道に迷わないコツだ。

【動画20:ブレーガー城の橋ステージ】
【動画21:ブレーガーステージ】

 ラスボスの「破壊王」こと、キングブレーガー戦は以下の動画22のように、ルシフェル戦と同様に腕が下がるまで待ち、腕が下がったらダークファイヤーを頭部に当てていけばよい。少々時間は掛かるが安全かつ確実に倒せる。しつこい誘導弾も、出現するたびにダークファイヤーを当てて相殺すれば楽に戦える。

【動画22:キングブレーガー戦】

 以上「レッドアリーマー MAKAIMURA GAIDEN」のご紹介はこれにて終了。筆者は当初「白黒のゲームボーイだし、どうせ内容はチープだろうな」と正直ナメてかかっていたが、いざ遊んでみたら想像以上に手強いかつ面白かったので、さすがは「魔界村」シリーズだとうならされた過去を、本稿を執筆しながら改めて思い出した次第である。

 実は筆者、本作の存在を初めて知ったのはゲームソフトではなく、1990年にサイトロン・アンド・アートから発売されたゲーム音楽アルバム版の「レッドアリーマー」であった。まだ一度もプレイしたことがないのに、曲を聴いただけで、いかにも「魔界村」シリーズらしい薄気味悪さとノリの良さがビンビン伝わってきたので、大いに興味がわいたことは今なお鮮明に記憶している(※アルバムの収録曲はすべてアレンジ曲であったが)。今では入手が難しいと思われるが、もし機会があれば本アルバムの収録曲もぜひ聴いていただきたい。

 本稿を通じて、読者の皆さんが本作を楽しむための一助となれば幸いだ。では、健闘を祈る!