【特別企画】
【ジブリパーク】“子供限定”の遊び場から大展示まで! 魅力様々な「ジブリの大倉庫」全貌をレポート
子供から大人まで、ジブリ世界でたっぷり遊べる充実エリア
2022年10月12日 19:10
- 【ジブリパーク】
- 11月1日 開園予定
11月1日に開園予定の「ジブリパーク」において、メインのエリアとなるのが「ジブリの大倉庫」だ。
11月1日に公開される「ジブリの大倉庫」、「青春の丘」、「どんどこ森」の3つのエリアはどの場所も見どころ満載だが、規模の大きさや展示物の多さで言えば「ジブリの大倉庫」はまず外せないエリアと言えるだろう。本稿では、内覧会で判明した「ジブリの大倉庫」の全貌をお届けしたい。
まさに渾然一体! 魅力満載の「ジブリの大倉庫」
「ジブリの大倉庫」は、もともとプールだった場所を改装して作られているそう。縦にも横にも広い空間を活かして建物内にいくつもの建物が並んでいるようなイメージで、少し歩くだけでどんどん違うテーマのエリアに出くわしていく。展示、ショップ、遊び場、映画館とまさに渾然一体の街並みで、しかも階層が分かれているのでなかなか簡単にはすべてを回らせてくれない。ここはなんだ、ここはなんだと歩いているうちにあっという間に時間が過ぎ去っていく。
エリア内部は大きく分けて、展示、遊び場、ショップがある。展示は「ジブリのなりきり名場面展」や「食べるを描く。」増補改訂版を始めとした企画展のほか、保管された造形物を見られる「大倉庫見学路」や「天空の城ラピュタ」の庭園を再現した「天空の庭」などがある。
「ジブリのなりきり名場面展」などは記念撮影が前提にもなっていて、ジブリ作品のファンであれば納得かつ楽しめる展示の数々だ。特に巨大造形物は「ジブリの大倉庫」ならではの迫力なので、ぜひ見ておきたいものとなっている。
続いて遊び場は、どちらかというと子供の方が楽しめる場所になるだろう。面白いのは、「大人禁制」のエリア「子どもの街」や「ネコバスルーム」が存在していること。取材でも大人は立ち入れないという徹底ぶりで、ゆえに魅力的な場所になっている。
大人が立ち入れないということは、つまり子供が思いっきり遊べるということ。ここではスタッフの補佐が入るようなので、その意味では安心して遊びに行かせられる場所になるだろう。
また「借りぐらしのアリエッティ」がテーマの「床下の家と小人の庭」エリアでは、アリエッティの小人サイズになったかのような気分を味わえる。かまぼこ板の扉や巨大な草花など造形にも目が行くが、空き瓶の中に入って楽しんだり、巨大化したどんぐりの感触を確かめたりと、積極的に体験することでより楽しめるようにもなっている。何より「小人サイズになれる」という体験が面白く、子供の人気が出そうなエリアと言える。
そしてショップは、大きくはお土産ショップの意味合いが強い。出口付近にある「冒険飛行団」はジブリパークオリジナルグッズも含めて数多くのアイテムが販売されており、「ジブリの大倉庫」を訪れたなら必ず立ち寄りたいところ。湯婆婆の帽子兼クッション(7,150円(税込))や、緑頭のカシラのぬいぐるみ(Mサイズ 6,050円(税込))など、インパクト抜群のアイテムが揃う。できる限り多くの時間をかけてショッピングを楽しみたいところだ。
エリア内には他にもショップがある。それが書店「熱風書店」、模型店「大空模型」、駄菓子屋「猫かぶり姫」の3つの店舗だ。店舗は3つ横並びになっていて、中に入って実際に商品を購入できる。書店ではジブリ作品の絵コンテ全集などジブリ書籍のラインナップがすごいことになっているし、模型店ではジブリのプラモデル以外にも、戦車や戦闘機のプラモデルも並んでいる。駄菓子屋も店内にみっちりと駄菓子が置かれている。
子供はそのまま楽しめるショップになっているし、作りは懐かしい感じに仕上がっているので、大人が童心に帰って楽しむこともできると思う。ショップ向かいのベンチも昭和を感じる懐かしさ満点なので、休憩しつつ、その演出も楽しみたい。
というような感じで、「ジブリの大倉庫」はまさに魅力満載。ここに紹介しきれない場所も含めて、細かいところまで演出や気配りが効いているエリアになっている。子供も大人もジブリ作品の世界にどっぷり浸かりながら、充実の時間を過ごせる場所になっているので、ぜひ実際に訪れて楽しんでいただきたい。
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