【特別企画】
【ジブリパーク】造形物として楽しい! 「ジブリのなりきり名場面展」レポート
シータにポニョにシシ神様。キャラクターを間近で感じる貴重な展示会
2022年10月12日 17:05
- 【ジブリパーク】
- 11月1日 開園予定
11月1日に開園を予定しているテーマパーク「ジブリパーク」。メディア向けの内覧会では、企画展示「ジブリのなりきり名場面展」を見ることができた。
「ジブリのなりきり名場面展」は、「千と千尋の神隠し」や「天空の城ラピュタ」といったスタジオジブリの映画からワンシーンを切り取り、立体造形などで再現した展示会で、自ら展示物の中に入ってキャラクターになりきり、記念撮影できるスポットにもなっている。
展示内容の一部は速報でもお伝えしているが、展示は2階に分かれており、思った以上の数がある。「崖の上のポニョ」はクライマックスの大迫力シーンが再現されていたり、「コクリコ坂から」では考古学研究会&新聞部の本棚や荷物が雑多に置かれている様子などが細かく再現されている。
もちろん記念撮影目的で訪れてもいいが、ポルコ・ロッソやポニョが等身大で目の前に“いる”迫力や感覚を思い切り楽しんでもいいだろう。
個人的なお気に入りは「天空の城ラピュタ」。ひとつは映画序盤でシータが空から降りてくるシーン、もうひとつは囚われたシータを助け出すシーンが再現されている。いずれもパズーとなって撮影できる展示だ。
特にシータを助けるシーンは、フラップターに乗るような格好ができる。展示にはドーラも登場しており、足場の位置的に顔をはっきりと見ることはできないが、その頼りになる背中を間近に感じることができる。こちらを見据えるシータの表情も表現力豊かで、シーンに入り込めること間違いなしだ。
ほかにも、「もののけ姫」からはシシ神様に「首をお返しする」シーンが登場している。この展示には音と光の演出があって動画の撮影向きになっているなど、様々な切り口の展示になっているのも楽しい。ジブリの大倉庫を訪れた際は、ぜひ「ジブリのなりきり名場面展」に注目していただきたい。
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